神ゲー『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』が35%オフ。シリーズ最弱の能力が逆にヤバい【電撃衝動GUY】

そみん
公開日時
最終更新

 どうも。半額とか3割引きとかにめっぽう弱い、電撃の衝動買い男……電撃衝動GUY(ガイ)こと、そみんです。

 さて、『Life is Strange: True Colors(ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ)』が8月3日までセール中。7,480円(税込)のところ、35%オフの4,862円で購入できます。

 言わずと知れた世界的な神ゲーである『ライフ イズ ストレンジ』シリーズの最新作となる本作。「没入感がすごい!」「感情移入がやばい!」「感情が揺さぶられる!」「まさにもう1つの人生!」などなど、絶賛されるに値する神ゲーなので、未プレイの方はこの機会にぜひ。

 え? 過去シリーズを遊んだことがないから最新作から遊ぶのが不安? それぞれ独立しているので、『トゥルー カラーズ』から遊び始めてもまったく問題ありません!
(『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』にも登場しているステフが『トゥルー カラーズ』では非常に重要な人物として再登場していますが……その事実を知らなくても物語は十分楽しめます)

『ライフ イズ ストレンジ』関連記事

神ゲー『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』が35%オフ。シリーズ最弱の能力が逆にヤバい

 『ライフ イズ ストレンジ』シリーズはですね、本当はクリア後にネタバレありで語り合うのが熱いんです。ので、それはまた別の機会で書きたいなと。

 チャプター終了後に、“その章で行えた可能性”が表示されますし、そこでの決断について、自分以外のプレイヤーを含めた選択比率が見られるので、「え? 自分の選択が少数派だったの?」とか「まあ、あの場面だとこっちと選ぶのが普通だよね」みたいな、正解のない答え合わせを楽しめるのも『ライフ イズ ストレンジ』シリーズならではなので。

 ネタバレを減らすため、この記事ではストレートに、「世界中で神ゲーと呼ばれているだけのことはあるので、ヘビーなゲーマーを自称する方は絶対に遊んでおくべき作品です! 必修科目です!!」とハードルを上げてプッシュさせていただきます。

 “自分で選ぶから 少し人生を好きになれる”というキャッチコピーが示すように、あなたの選択が人生を作り上げていくという神ゲーなので、未プレイの方はぜひ!

一般人とは異なる特殊能力を持つ主人公のちょっと奇妙な人生を体験しよう

 さて、『ライフ イズ ストレンジ』がどんなゲームなのかをあえて圧縮して語ると「一般人とは異なる特殊能力を持つ主人公のちょっと奇妙な人生を体験できるゲーム」となります。
※Strange(ストレンジ)のニュアンスをどう考えるかだけでも一晩語り合える作品ですが(笑)。

 特殊能力が存在する時点で一定のSF要素はあるのですが、とにかくリアルで等身大な人間模様が描かれるのがポイント。「感情が揺さぶられる!」なんて高評価が多いのは、いい意味でのリアリティがあるがゆえですな。

 ちなみに過去シリーズの主人公は、いわゆる地味っ子だったり迫害を受けていたりと、ちょっと重めのコンプレックスを抱えており、物語テーマ的に考えさせられる部分も。

 『トゥルー カラーズ』の主人公であるアレックスも、その特殊能力に関連したシビアな過去を持つのですが……基本的には、明るく社交的なお兄ちゃん大好きっ子です。ちょっと語弊がある部分はありますが、兄ゲイブをリスペクトしているというところはウソじゃないかと。

 ちなみにアレックスと聞くと男性のように感じる人もいるかもしれませんが、女性です。妹キャラです。そこそこ陽キャの素質もあるので、個人的には過去作品よりもカラッとした感じで遊べました。

 で、話を戻して特殊能力のお話です。過去作品では時間を巻き戻せたり、念動力でド派手な力を使ったり(でも代償が……)と、いわゆる“主人公らしい”能力でしたが、アレックスの能力は……他人の感情をオーラとして見て、体験できる能力。む、むむ。

 正直、自分は最初、わりとがっかりしました。感情を読み取るなんて、地味すぎる……。

 サポート役としては役立ちそうな能力ですし、謎解きには便利そうですが……うーん。

 なんて心配はご無用でございました。

感情を読み取る能力なんて地味? いえ、ストーリーと能力がホントにマッチしています

 とある人物の死の真相を追うという物語において、このリーディング能力は非常に役立ちます。役立つだけでなく、死んだ人物が街に残した足跡……人々との記憶と混ざった“生きた証”をひも解くうえて、この能力はとても大事になってくるわけです。

 人は死んでも思い出は残る……そんなエモいことを体験できるのも、アレックスの感情読み取り能力があってこそ。

 人間はもちろん、残されたモノにも感情や思い出は残留しています。死んだ人間の追体験がメインの物語ではありませんが、大小さまざま、その人が生きた証を見つけていくのは感情が揺さぶられる体験となることでしょう。
(ちょいネガティブな考え方かもしれませんが、もし自分が命を落としたら、自分の生きた証はどんなところに残るのだろうか。そして、アレックスのような能力を持つ人がいない現実のなかで、どれだけその証を見つけてもらえるのだろうか……と考えさせられる部分も)

 ちょっとだけネタバレ気味ですが、“とある人物が死んだ原因(もしかして殺された?)”を探ったり、その復讐を考えたりといった“過去”にとらわれることよりも、“自分の過去を知らない新しい場所で、どんな居場所を作るのか”という“未来”をつかみ取ることのほうが大事かも……という問題提起も、本作から考えさせられることの1つ。

 まあ、二択のようにどちらが大事というちょっと固い考え方も、『トゥルー カラーズ』を何度か遊ぶとほぐれたりしますけど。

史上最弱が……最も最も最も恐ろしいィィ……かも?

 そして、もうひとつ。この感情読み取り能力は、攻撃にも使えるのがポイント。非常に危険な力の使い方なので、アレックス自身が望んで使うことはほとんどなく、どちらかというと相手の強い感情にあてられての暴走的なことが多いのですが……それでも、精神攻撃に使えるわけですね。

 史上最弱が……最も最も最も恐ろしいィィなんて言葉もありますが、メンタル攻撃系って、実はけっこう強いですよね。

 『トゥルー カラーズ』はバトルものではありませんが、自分みたいに“本来は戦闘向きの能力じゃないのに、使い方次第で強力な武器となる”みたいな展開が好きな人にはたまらないんじゃないかと。

 あと、アレックスの能力とは無関係なのですが、ゲーム内のとあるチャプターでは、LARPイベント(ライブアクションRPG)=街ぐるみのなりきりRPG的な催しごともありまして。そこでは、いい意味でチープというか、リアルなオリエンテーションとしての冒険を堪能できます。

 アレックスの知り合いの少年が勇者になりきり、街の人々が時には照れながら、時にはノリノリでショップ店員やモンスターになりきって進むことに。異色なチャプターではありますが、ここだけでもなかなかユニークな体験をできるので、お楽しみに!

『Life is Strange: True Colors』とは?(商品紹介ページより)

 自分で選ぶから 少し人生を好きになれる

 Life is Strange: True Colorsには以下のコンテンツが含まれます。

・Life is Strange: True Colors本編
・ボーナスエピソード:Wavelengths(うつろい)
・Life is Strangeアパレルパック

■Life is Strange: True Colors本編

 『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』はプレイヤーの選択によって物語の内容が変化するアドベンチャーゲームです。

 コロラド州の山奥にある町『ヘイブン・スプリングス』を舞台に、主人公アレックスは兄の死の真相を探るため、自身の不思議な能力と向き合い、田舎町に隠された秘密を暴いていくこととなります。

 アレックスは、他人の強い感情を取り込んでしまう特殊な能力を長い間隠していました。他人の感情をオーラとして見て、体験できる能力は、住人たちとの関係に影響を与え、時には彼らの人生そのものを変えてしまいます。

 感情に寄り添うのか、それとも正すのか、どう行動するかは慎重に選ぶ必要があります。ただし、今は良さそうに思える選択が、後々良い結果をもたらすとは限りません……。


そみん:どんなゲームでも美味しくいただく雑食ゲーマー。もし感情を読み取る能力を得たら、人の本音と建て前の違いに人間不信になって動けなくなるネガティブな未来が見えます。げふ。


LIFE IS STRANGE: TRUE COLORS © 2021, 2022 Square Enix Ltd. All rights reserved. Developed by Deck Nine Games. LIFE IS STRANGE, LIFE IS STRANGE: TRUE COLORS, SQUARE ENIX and the SQUARE ENIX logo are registered trademarks or trademarks of the Square Enix group of companies. DECK NINE and the DECK NINE GAMES are registered trademarks of Idol Minds, LLC. All other trademarks are the property of their respective owners.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら