『地球防衛軍6』レビュー。かつてない絶望から這い上がるための新アクションなどをチェック!

うま
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 ディースリー・パブリッシャーから8月25日に発売予定のPS5/PS4用ソフト『地球防衛軍6』に向けた企画記事をお届けします。

 『地球防衛軍』はEDFの一隊員となって、侵略者が送り込んでくる巨大な生物や兵器と戦うアクションシューティングシリーズ。シリーズ最新作となる『地球防衛軍6』は、前作『地球防衛軍5』で未知の侵略者“プライマー”にからくも勝利した数年後の世界を描いた続編となります。

 いよいよ発売を目前に控え、本作のプレイレポートをお届け。序盤の展開やプレイフィールなどをお伝えします。

 なお、プレイはPS5版のもの。

チュートリアルやイベントシーンでプレイしやすい!

 『地球防衛軍』シリーズといえば、いきなり大量の巨大生物の群れに襲われて戦い始めるのがお約束。しかし本作では、そのお約束が変わっていました。

 ミッション1が始まるとキャラ同士の会話が展開されるイベントパートが挿入されているのです。さらにそのまま、本格的なチュートリアルが始まります。

 これまでのシリーズでの苛烈な戦いを潜り抜けてきた歴戦の隊員はもちろん、本作からプレイする新規隊員でもすんなりと世界観に没入できる仕組みはうれしいところでしょう。


 なお、キャラクターの会話は字幕表示可能。オフにすれば、これまでのシリーズと近いプレイ感覚でも遊べます。

 本作の物語ですが、『地球防衛軍5』での戦いから数年後の崩壊した世界で戦うEDF基地の1つ、第251駐屯基地からスタート。

 この基地のテリトリーに侵入するコロニストや侵略生物を“不法侵入者”として駆除する“大尉”のもとに新たに配属された1隊員が、本作の主人公となります。

 チュートリアルを終えたところで、“不法侵入者”の退治に出発。そこに出現したのは、なんとコロニスト!

 これまで序盤のミッションといえばアリを思わせる巨大生物の群れとの戦いがお約束だったので、これには驚きました。しかもコロニストといえば、手足を破壊しても再生して再び襲ってくる強敵。こんな強敵がミッション1から襲ってくるなんて!


 他にも大きな違いを感じたのは、ステージとなる都市の崩壊っぷり。地上はプライマーに置き去りにされたコロニストが街を占拠して住みつき、侵略生物が繁殖し続けているため、文明の復興が遅れているとのこと。マップ上の建物の大半が最初から破壊されている光景は新鮮です。

 ビルなどの大きな建物がすでに半壊しているステージでコロニストの群れと戦っていると、物語序盤なのにかなりの絶望感を感じました。ほかにも機械生命体のアンドロイドが早めのステージから登場するなど、この空気はこれまでのシリーズだと、ミッション70ぐらいの雰囲気といったところです。

 序盤から激しめのミッションに挑むことになったので、今後はどんなドラマが待ちうけているのか、気になるところです。

 ハードな展開でかなりドラマチックな演出が加わっていますが、これまでのシリーズ同様、隊員同士の会話は健在。交戦中は今までどおりの『地球防衛軍』の空気を感じられるのは、長く続いているシリーズ作品だけのことはあります。

より遊びやすく、パワーアップしたアクションを解説!

 最新作の雰囲気を楽しんだところで、今度はアクション面について書いていこうと思います。

 今回『地球防衛軍6』では、全兵科共通のアクションとして、障害物を飛び越えたりよじ登ったりするアクションが追加されました。


 これまで公園の柵のような小さめな障害物があると、ジャンプして飛び越えるか、迂回しなければいけなかったようなところを、気にせずまっすぐ走れるのは非常に便利です。

 ただ、障害物に対してやや斜めにぶつかると登れない場合があります。とはいえ、プレイするうちにすぐに慣れて気にならなくなるので問題ありません。

 また、フェンサーはブーストを使ってよじ登るために他の兵科よりもワンテンポ遅いように感じました。

 アクションとは少し違いますが、他にもマップ中に落ちているボックスを回収した時に、そのアイコンが頭上へ表示されるように。そのため、ちゃんと拾えたのかや何を拾ったのかが一目でわかるようになったことはありがたいです。

 次に4つの兵科のプレイ感覚について掲載していきます。なお筆者はこれまでのシリーズでエアレイダーをメインに使用していたので、ややエアレイダーのボリュームが厚めとなっています。

レンジャー:“バックパックツール”で間断ない攻撃が可能に!

 レンジャーの大きな違いといえば、やはり新設された“バックパック”で装備できるようになった、3番目の装備(バックパックツール)でしょう。2つのメイン武器がリロード中でも攻撃手段があるというのは、かなり心強いです。

 しかもこの“バックパックツール”は、武器持ち替えのボタンを押さずにいつでも使えるので、非常に扱いやすいのです。

 2つのメイン武器がリロード中に使うだけではなく、アサルトライフルで引き撃ちしながら、敵がまとまっているところにハンドグレネードを投げ込むといった戦い方もできました。


ウイングダイバー:“独立作動装備”で立て直しやすく!

 ウイングダイバーの新要素“独立作動装備”は、2つ装備できるメイン武器以外に、飛行用のエネルギーを消費しないで使える武器を1種類持ち込めるというもの。こちらの武器もレンジャーの“バックパックツール”と同様に、残弾のない時やエネルギーがない時のスキを埋めるのに適していました。

 ウイングダイバーはエネルギーがなくなるとリチャージが終わるまでは空を飛べないうえに、武器のリロードができません。慣れないうちは敵の近くでエネルギー切れを起こして着地して、集中攻撃を受けてアーマーが減らされるなんてことも。

 そんなピンチも、この“独立作動装備”を使うことで脱出できるようになりました。攻撃するものだけでなく、相手の攻撃を防ぐものもあり、初心者でも扱いやすい兵科になったと言えるでしょう。


フェンサー:これまでの経験を生かせる強力な兵科!

 フェンサーは、前述のとおり小さな障害物を登れるようになったことを除けば、基本的には前作の性能がほぼそのままとなっているようです。そのため、前作までの戦いを勝ち抜いてきた隊員ならば、これまでの経験をそのまま生かして戦えるでしょう。

 両手に武器を1つずつ、最大4つまで装備可能なこの兵科。しかもその武器が、なみの人間なら持ち上げることができない重装備ばかりなので、他の兵科以上に圧倒的な火力で攻撃できます。

 また、歩行速度こそ遅いもののブースターを使った高速移動が可能なので、強化パーツでブースターを強化すれば他の兵科を寄せ付けないほどの機動力を発揮できます。


エアレイダー:“ドローン”を使った攻撃で戦闘力が大幅アップ!

 前作と比べてもっとも変わったのが、このエアレイダーです。持ち込める武器が3つとビークルに加えて、“バックパック”が追加され、合計で5つまで持ち込めるようになりました。

 この“バックパック”にはライフベンダーや電磁トーチカといった、補助的な武器を装備できます。そのため、マルチプレイなどで味方を支援する武器を1つ持ち込める枠ができるのはうれしいところです。

 そしてもっとも大きな変化は、空爆や支援要請に変わる新たな武器種として、“ドローン”が追加されたことでしょう! このドローンを狙ったところに飛ばすことで、空爆や機銃掃射といった支援要請同様の攻撃を行えます。

 支援要請との大きな違いは、戦闘による功績をためなくてもすぐに発射できること。そのため、連発可能となっています。ただし完全な連射はできず、攻撃が終わったドローンは一度自分の近くに帰還するまでは攻撃指示はできません。

 また、一部のドローンは敵味方の識別をして攻撃してくれるのも大きな違い。これによりマルチプレイ時に味方を気にせず攻撃できるのです。

 実際にドローンを使ってみたところ、想像していた以上に使いやすくて驚きました。複数のドローンを持ち込むことで、攻撃のスキをほぼなくして攻撃し続けることができました。

 持ち込める武器3つをすべてドローンにして戦うといった戦法もかなり強かったです。


 細かい部分で便利だと思ったのが、マーカーを打ち込んだところに向かって機銃を発射するタイプのドローンがあることです。これにより、侵略生物α赤色種に噛みつかれても自爆ダメージをあまり受けずに脱出できるようになったのは本当に助かります!

 さまざまなアップデートが行われた『地球防衛軍6』はこれまで以上に遊びやすくなっているので、今まで『地球防衛軍』シリーズにふれてこなかった人にもオススメできるタイトルとなっています。

 前作『地球防衛軍5』のプレイ感覚はそのままにアップデートされているので、過去の戦いを勝ち抜いてきた歴戦の隊員にももちろんオススメです。

 8月25日に始まる新たな戦いをともに勝ち抜きましょう! 叫べEDF!

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