ニワトリを追ったり序盤で全滅したり…『アルテリウムシフト』には90年代JRPGの面白さが濃縮されていた!【電撃インディー/TGS2022】

Go
公開日時

 グラビティゲームアライズがSwitch/XBOX/PC(Steam)で2023年配信予定のRPG『ALTERIUM SHIFT(アルテリウムシフト)』のプレイレポートをお届けします。

 『ALTERIUM SHIFT』(開発:Drattzy Games)は、Drattzy Games社が開発したオールドスタイルのRPGです。2D画面で展開する懐かしい雰囲気を持ったこの作品は、90年代のRPGに対するリスペクトにあふれる作品となっています。

 本作は東京ゲームショウ2022(TGS2022)に出展。インディーゲームコーナー【ブースNo.1-S01】のグラビティゲームアライズブースで、本作を先行プレイすることが可能です。
※TGS試遊版は英語版ですが、製品時には日本語が用意される予定です。

 電撃オンラインでは尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

そもそも『アルテリウムシフト』とは?

 Alterium Shiftは、Drattzy Games社が開発したオールドスクールなJRPGです。

 3人の主人公からひとりを選び、2つの世界の間で起こる戦争を阻止するべく冒険の旅に出ましょう。

 世界を救うために戦い続ける主人公たちの絆と、そしてその果てにある結末に、きっとあなたもどこか懐かしくどこか温かい気持ちになることでしょう。

JRPGを意識した2D画面のオールドスタイルのRPG!

 本作は、3人の主人公から1人を選び、2つの世界の間で起こる戦争を阻止するべく冒険の旅に出るという物語の2DRPGです。

 画面を見れば分かるように、2Dの見下ろし画面で、さまざまなエリアを旅しながらストーリーを進めていくというオールドスタイルとなっています。

 いわゆる90年代のJRPGをかなり意識した作品になっており、当時のRPGにハマっていた人には、とても懐かしく、まさに当時にタイムスリップしたようなゲーム体験を味わえます。

 もちろん、ただ懐かしいだけでなく、RPGとしての面白さをしっかり抑えているので、今遊んでも十分楽しめる内容となっていました。それはやはり、JRPGに対する強いこだわりや、リスペクトがあるからだと思います。

 RPGとしてしっかり作られているだけでなく、例えば街中でニワトリを追いかけまわしたりできるなど、いろんなゲームのオマージュも取り入れられています。もしゲーム慣れした人なら、そうした細かいネタを探していくのもまた楽しそう。

とにかく分かりやすく、プレイしやすい

 主人公を移動させ、街で装備を整え、フィールドを旅し、敵と戦い、物語を進めていく。基本のシステムは従来のJRPGそのままなので、ゲーム好きならまったく迷わず遊ぶことができるはず。

 バトルはフィールドでエンカウントして、画面が切り替わり、キャラクターごとにコマンドを入力していくという、これまたシンプルなオールドスタイル。

 このときのキャラクターの動きもかなりこだわりがあり、昔懐かしいRPGのバトルを堪能できます。

 ただし、ゲームのバランス的にも90年代のRPGを彷彿とさせ、序盤はあまり無理するとあっさり全滅してしまうこともありました。しっかりレベルを上げ、装備を整え、アイテムを用意してと、じっくり取り組むことを推奨します!

 自分は当時のJRPGにハマった口ですので、もちろん懐かしさもあったのですが、やはりこのスタイルのゲームは、今遊んでも面白いということを改めて実感できました。

 そんな懐かしいJRPGの面白さを知っている人に向けたゲームではあるのですが、こうした2Dゲームをプレイしたことのない若い人にも、ぜひ遊んで欲しいと思いました。もしかしたら、かえって新鮮に感じるかもしれません!

 ちなみに水場では釣りのミニゲームも楽しめます。ミニゲームに釣りがあるというのも、JRPGのあるあるですね。こちらもシンプルで分かりやすく、ついついプレイしてしまう魅力を持っています。

 なお、本来は3人の主人公から選択できますが、TGS試遊版は固定の主人公でプレイすることになります。


グラビティゲームアライズTGS2022出展ゲームレビュー


※後日更新予定

©GRAVITY GAME ARISE Co., Ltd.
© Drattzy Games LLC

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら