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むずい! でも、もう1回! ネクロマンサーの少年が死者の魂で謎を解く『ネクロボーイ』レビュー【電撃インディー/TGS2022】

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 グラビティゲームアライズがPC(Steam)で今秋配信予定のパズルアクション『NecroBoy:Path to Evilship(ネクロボーイ)』(開発:Chillin' Wolf)のプレイレポートをお届けします。

 本作は東京ゲームショウ2022(TGS2022)に出展。インディーゲームコーナー【ブースNo.1-S01】のグラビティゲームアライズブースで、本作を先行プレイすることが可能です。

 電撃オンラインでは尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

そもそも『ネクロボーイ』とは?

 NecroBoyは、フランスのインディー開発会社Chillin' Wolf 社が開発したパズルアクションゲームです。

 主人公のネクロボーイを操作して、死せる魂をネクロミニオンとして蘇らせて操作します。ミニオンに指示を出してパズルを解き、100年前に王国を支配した悪名高きネクロマンサーの地下迷宮を探検しよう!

 簡単なゲームプレイと思いきや、ダンジョンの旅は、段々と難易度が上がっていきます。果たしてあなたはクリアできるか!?

死者の魂を使役する謎解きアクション

 本作の主人公は、ネクロマンサーの少年“ネクロボーイ”。彼は死者の魂をよみがえらせて“ネクロ軍団”として使役し、召使いの“ラッキー”とともに、愛するヒーロー“ネクロマン”の墓所の奥へと進むことになります。

 本作で実際に仕掛けを動かすのは、ネクロボーイではなく、ネクロ軍団。ネクロボーイは王として、仕掛けを動かすことはしません。そこが、彼なりの美学のようです。

 序盤の謎解きの流れは、ネクロ軍団を使って閉ざされた扉を開けていくというもの。扉のレバーにターゲットして、ネクロ軍団を向かわせ、その間に自分は扉の先に移動。先に進んだらネクロ軍団を回収して、ふたたびギミックを処理していく、という流れになります。

 ネクロ軍団には、指示出しの他にも、眠れる魂をよみがえらせたり、命令を無視させるために一度フリーズさせたり、大量のネクロ軍団を使用しての回転ギミックなどが存在します。

 個人的に好きだったのは、どのギミックがどこにつながっているのかがわかる“ソウルリンクモード”。レバーの位置を覚える都合上、どのレバーを動かせばいいか忘れる時がありました。

 ですが、“ソウルリンクモード”を使用すれば、謎解きにかかる労力が減ります。……ちょっとズルいですが、こういうヒントがあるのはうれしいですよね。

 壁や障害物に阻まれて命令できない、フリーズさせる位置を考えなければ、扉の向こうで蘇生できないなど、頭を使う要素はさまざまです。

 ちなみに、ネクロ軍団としてさまざまな能力や個性を持つ魂を使役でき、レバーのギミックだけで謎解きが終わることはないので、悪しからず。

 序盤はともあれ、ゲームが進むとかなり頭を使います。前述の“ソウルリンクモード”でヒントを得ることはできるものの、思わず「むずい……」と、うならされる難問も。ヒントなしでクリアしたときの達成感も素晴らしいので、頭脳派の方はぜひ!

 ダークな世界観ですが、生き死にが描かれることはない、ポップな謎解きができる作品です。気になった人は、TGSで遊んでみてはいかがでしょうか。

グラビティゲームアライズTGS2022出展ゲームレビュー


※後日更新予定

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