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猫と魚の愉快な協力型3Dアクションゲーム『リバーテイルズ』プレイレポ【電撃インディー/TGS2022】

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 グラビティゲームアライズがSwitch/XBOX/PC(Steam)で2023年配信予定の協力アクション『River Tails:Stronger Together(リバーテイルズ:ストロンガートゥギャザー)』(開発:Kid Onion Studio)のプレイレポートをお届けします。

 本作は東京ゲームショウ2022(TGS2022)に出展。インディーゲームコーナー【ブースNo.1-S01】のグラビティゲームアライズブースで、本作を先行プレイすることが可能です。

 電撃オンラインでは尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

そもそも『River Tails:Stronger Together』とは?

 River Tails Stronger Togetherは、カラフルなアニメ調の3Dの2人用協力型アドベンチャープラットフォーマーです。

 好奇心旺盛で興奮しやすい紫の子猫「ファープル」と、ちょっとイジワルな魚の「フィン」。プレイヤーは、どちらかを選んでプレイできます。

 プレイヤーは、ファープルの家族を救うため、川を遡って氷の山を目指します。友達と協力して仕掛けを解き、最後に待ちうけるボスを倒しましょう。

 果たして、彼は家族を救うことができるでしょうか?

 このゲームは、イギリスとイタリアに拠点を置くインディーゲーム開発会社、Kid Onion Studio 社が開発しており、マルチプラットフォームでの展開を予定しております。

猫と魚が協力するアクションゲーム

 『River Tails:Stronger Together』は、猫と魚が同時にステージを攻略していく協力型のアクションゲーム。ステージにはいくつもの仕掛けが用意されており、猫は陸、魚は川の道を進んでいくことになります。

 木でできた細い道を猫がわたり、川の障害物をどかし、魚を通らせる。魚が床の仕掛けを動かして猫の足場を用意するなど、お互いが支え合い、助け合う2人プレイが魅力の作品となっています。

 難易度的には、操作面はそこまで難しくありませんが、ステージに待ち受けているピラニアやクラゲ(当たるとミスになる)からよけることをはじめ、展開が早く、ミスを誘発させるような場面もあります。

 しかし、本作は協力プレイです。ゲームに慣れている人はもちろん、そうでない人で遊んでみても、おもしろいのではないでしょうか。友人だけでなく、歳の離れた家族や子どもと一緒に遊べるゲームであることが魅力です。

 基本的にゲームオーバーはなく、ミスした場合は、瞬時にチェックポイントからのスタート。トライアンドエラーをすることになりますが、テンポが早く、何度ミスしても、もう一度、とついやりたくなってしまいます。

 ちなみに、猫が足を踏み外すとミス、魚が誤って陸に上がってしまってもミスになります。

 ステージの中には隠し通路があり、収集可能な特殊なアイテムを集められます。隠し通路に入ると、謎解き要素として、通常の道より複雑な仕掛けが用意されていることも。隠し通路を見つけ、見事アイテムを入手できた時は、気持ちのいい達成感を味わえるでしょう。

 ちなみに、試遊会で話を聞いてみたところ、開発者は海外のアニメーターで、昔馴染みの2人で開発しているとのこと。2人がとめどなく協力しあえるゲームシステムは、開発者の仲のよさからきているのかもしれません。

1人プレイも可能

 本作は協力プレイ前提で作られていますが、“ローンウルフモード”という1人用のモードも存在します。

 1人用だからといって、AIが片方を操作してくれたり、ギミックが簡単になることはありません。単純に猫と魚を同時に操作するという、非常に難易度が高いモードということです。

 猫がジャンプしている間に魚を操作する必要があったり、魚がピラニアを避けている間に猫が仕掛けを動かしたり、1人でボスに立ち向かったり、とにかく忙しい! 本来2人で協力する前提で作られているのだから、当然といえば当然です。

 余談ですが、1人用モードはもともと開発用に作られたモードとのこと。醍醐味は協力プレイであることは間違いありませんが、難しい同時操作のゲームを楽しみたい人にはオススメとなっています。

グラビティゲームアライズTGS2022出展ゲームレビュー


※後日更新予定

©GRAVITY GAME ARISE Co., Ltd.
©Kid Onion Studio

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