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神ゲーの予感。マップクラフト×パズル×バトル×RPGが融合した意欲作『神箱(KAMiBAKO)』を高評価!【TGS2022】

たく坊
公開日時

 グラビティゲームアライズがPS5/Switch/iOS/Android/PC(Steam)で配信予定のワールドクラフトRPG『神箱(KAMiBAKO -Mythology of Cube-)』のプレイレポートをお届けします。

 本作は東京ゲームショウ2022(TGS2022)に出展。インディーゲームコーナー【ブースNo.1-S01】のグラビティゲームアライズブースで、本作を先行プレイすることが可能です。

そもそも『神箱』とは?

 パズルで土地を修復し、バトルでモンスターを退治。修復した土地から素材を集めて世界をクラフト!

 誰でも遊べるゲーム要素を組み合わせた新しい RPGです。やりこみ要素もりだくさん!

 圧倒的ボリュームと壮大な世界があなたを待っています。世界を修復し平和な世界を取り戻そう。

あらすじ

 神話の時代、神々は長い戦いの後、この世界をつくった。

 世界は3つに分類され、天界では神が、地上では人が、深淵では魔物たちが、領土と役務を守っていた。

 その中でも、地上は人々で繁栄し、女神を信仰し国を作り、文化や種族を超えて平和に暮らしていた。

 しかし、地上では「大分断」が発生し、国々が分断されてしまう。困り果てた人々は神に祈り、救済を待った。

 天界にいた女神は、人々の願いをかなえるべく地上から「修復者」を選別し、この事態を収拾するように命じた。

 女神の力を授かった「あなた」が世界を修復する旅にでる。

【プレイレポート】広大な世界で土地を豊かに! さまざまなジャンルのいいとこどり!

 『神箱』は、資材を使用して物を作るマップクラフト、ピースを動かして解いていくパズル、マナを使って属性を変えていくバトルの要素がちりばめられているRPGです。

 さまざまなゲームジャンルが詰め込まれながら、それらが破綻せずに絶妙なバランスでかみ合っており、自由度が高いゲームを楽しめる……。これって、神ゲーでは?

 さて、プレイヤーは、世界の問題となっている“大分断”と“断片化”を解決に導き、世界を救う“修復者”として冒険をすることになります。

 “大分断”とは、もとはつながっていた国が、5つに分断されてしまった現象。“断片化”とは、それによって大きな立方体の穴が開いてしまった土地のことを指します。断片化した土地をふさがなければ、モンスターが出現してしまうことでも、問題視されている現象となっています。

 これらの問題を修復できるのは、プレイヤーである“修復者”。以上が、本作のあらすじとなっています。

マップクラフト

 まず紹介するのは、マップクラフトの要素。マス目状になったマップを歩いて開示していき、断片化された土地を探すところからはじまります。

 断片化した土地を修復すると、作物や素材などを獲得できます。手に入れた素材を使って、例えば街を建設する、例えば新たなクラフトを可能にする道具を作成する、例えば川に橋をかけて国との流通を可能にするなど、さまざまなことができます。

 街の建設は、基本的にどの土地でもできるうえに、隣接した街が複数あれば、お互いに物品を流通させ、獲得できるアイテムが豊富になります。街を建設したあとは、ツリー状になった項目を解放していきます。これにも素材を使用するため、基本的に素材を獲得してから街を復興させる、という流れになっています。

 なお、空腹ゲージがあるため、食料の確保には注意が必要です。

パズル

 次に、パズルの要素。土地を修復する際、パズルとなった土地を解いていきます。2マッチパズルというジャンルで、すでに敷き詰められたパズルから、1つのピースを動かし、2つ以上隣接したら、隣接しているピースを消すことができるものです。

 多くのピースを同時に消すと、召喚獣のピースが発生。プレイヤーが装備している召喚獣によって、効果が異なります。例えば初期装備の召喚獣は、周囲のピースを消すことができます。

 見事パズルを消すことができれば、消したピースの数に応じて資材を獲得できます。手に入れた資材を、先述した街の復興につなげましょう。

バトル

 次にバトル。実は、修復者はあくまで一般人であるため、戦闘には参加しません。実際に戦うのは、仲間の冒険者たちです。

 敵は、シンボルエンカウント方式となっており、敵と戦うかどうかはプレイヤー次第。とはいえ、敵を避け続けていると、思うように探索ができなくなってしまいます。

 修復者が土地からキューブ(神匣)にマナをため、それを砕いてマナを取り出して仲間に付与できます。例えば火のマナを仲間に与えれば、火の属性による攻撃が強化されます。

 属性による攻撃をすると、土地にも影響がおよびます。筆者がプレイした場合は、敵の火属性による攻撃で、草原が燃え盛りました。草原が燃えると、火のマナを多く獲得できるようになっていました。

 有利な属性で攻撃するため、一度土地による影響を考えるのも、おもしろいかもしれません。

RPG

 最後に、RPGの要素。プレイヤー(修復者)をはじめ、冒険者たちが戦闘に勝利すると、経験値を獲得。経験値を一定以上獲得すれば、レベルアップとなります。

 キャラクターたちは、どこかの土地でキャンプを構え、休憩することで、会話を展開します。

 成長させて気楽に対戦できるようにするのか。クラフトメインで遊ぶために戦闘を避けるなど、いろいろな遊び方が可能です。

 テストプレイをした人のなかには、最初のスタートマスからほとんど動かずに、物語を進めずに粛々と村を育て続ける猛者もいたそうな(笑)。そういう話を聞くと、自分も負けずに“自分だけのこだわりプレイ”をしたくなっちゃいます!

 筆者は、1つのゲームでさまざまな遊び方が可能な、やることがたくさんある楽しい良ゲーだと感じました。特に、パズルを大量に消せた時は、修復者としての喜びを噛み締めていました。

 これだけ自由なゲームだと、ゲームオーバーやタイムオーバー、“詰むこと”が怖くなりますが、そこについての敷居は低く、ゲームオーバーがない流れで延々と遊べるとのことで、安心できますね。

 TGSでも体験が可能となっているので、ぜひ遊んでみて、広大な世界を修復してみてください。

 なお、TGSでプレイできるのは、今回だけの特別版。ちょっと仲間などが増えた状態で遊べるので、短時間で『神箱』ならではのユニークなゲーム性を楽しめます!

  • ▲図鑑を埋める&読む楽しむも。とにかくいろいろな楽しさが詰まった神ゲーの予感がします!

 TGSに向けて、YouTubeでは最新のゲーム紹介ムービーを公開中。こちらもあわせてご覧ください!!

●動画:神箱(KAMiBAKO - Mythology of Cube -)ゲーム紹介ムービー Vol.2

グラビティゲームアライズTGS2022出展ゲームレビュー


※後日更新予定

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