インティ・クリエイツの新作情報がまるっと分かる! 電撃インディー配信まとめ

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 5月25日(木)に配信された“電撃ゲームライブ #102 電撃インディー2周年SP”にて、2D横スクロールアクションに定評があるインティ・クリエイツの新作が3本紹介されました。

 そこで、本記事では紹介された情報をまとめていきます! 気になるタイトルがあったら、ぜひ動画でもチェックしてみてくださいね。

●電撃ゲームライブ #102 電撃インディー2周年SP【MC:豊田萌絵、東城咲耶子】

■Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles(ブラッドステインド カース・オブ・ザ・ムーンクロニクルズ)

 まず最初に紹介されたのは、2023年7月13日に発売する『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles(ブラッドステインド カース・オブ・ザ・ムーンクロニクルズ)』。

 こちらは、『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサーを担当していたゲームクリエイター・IGA(五十嵐孝司)氏とインティ・クリエイツが贈る、耽美的で厳かな世界観を8bit風に表現した、懐かしくも新しいグラフィックの2D横スクロールアクションゲーム『Bloodstained: Curse of the Moon(以下、『Curse of the Moon』)』シリーズの2作を1パッケージ化した作品になります。『Curse of the Moon』シリーズは、元々ダウンロード専売の作品だったので、今回のパッケージ版の発売はファンやコレクターにはたまらない逸品になりそうです!

●宮澤ディレクターからのメッセージを抜粋

 本作は、自称宇宙一面白いゲームだと思っているので、ぜひ購入してできれば二人でわちゃわちゃと遊んでいただけたらなと思っています。

●動画:『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles』PV

※「わちゃわちゃ」の理由は後ほど!

『Curse of the Moon』プレイアブルキャラクター紹介

 『Curse of the Moon』シリーズは、複数のプレイアブルキャラクターを切り替えながら攻略していくのが特徴の作品。ここで改めて、1と2のプレイアブルキャラクターが紹介されました。

・斬月
 本作の主人公“斬月”。悪魔と錬金術師を憎む退魔士であり、剣術を使いこなすキャラクターです。全キャラクター中最高のHPと基礎攻撃力をもっており、剣による攻撃は隙が少なく、戦いやすい万能型キャラクター。

・ミリアム
 錬金術師によりシャードを体に埋め込まれた少女“ミリアム”。

 メインウェポンは全キャラクター中最長のリーチを誇るムチを使いこなすキャラクター。他のキャラクターよりも身軽なためハイジャンプやスライディングといった機動力に優れています。

 その他にダガー、突剣、オノ、鎌という4種ものサブウェポンを使いこなす移動面、攻撃面においても高い能力を示すオールラウンダーです。

・アルフレッド
 ロガエスの書を探し続ける錬金術師“アルフレッド”。

 メインウェポンである“杖”は、リーチが短く、隙も大きくて弱い……と思いきや、ボスを瞬殺できるぐらい強力なサブウェポンを使用できる、かなりテクニカルなキャラクター。HPが極端に低く、初心者には使いこなすのが難しく玄人向けです。

・ジーベル
 人間と錬金術師を憎む、悪魔のミリアムと同様の結晶を埋め込まれた青年“ジーベル”。

 上方向への攻撃に特化した、ちょっと変わった能力の持ち主です。ウェポンポイントを消費しますが、コウモリに変化し、自由自在に空を飛び回ることができる能力を持っているキャラクター。

『Curse of the Moon 2』プレイアブルキャラクター紹介

・斬月
 前作から引き続き主人公である“斬月”。

 前作では新しい技を取得するのにちょっと特殊なプレイが必要でしたが、2では戦いの中で新たな技を習得できるようになっており、前作以上に使いやすく強くなっているのが特徴です。

・ドミニク
 教会に所属する謎多きエクソシスト“ドミニク”。

 メインウェポンである“槍”は、数少ない上方向や下方向へといった全方向の攻撃が可能。攻撃だけではなく、仲間への回復や蘇生といったヒーラーの能力も兼ね備えているので最重要と言ってもいいキャラクターです。

・ロバート
 悪魔を憎み、教会の人間すら恨む凄腕の元軍人“ロバート”。

 メインウェポンである “マスケット銃”は、古い銃ゆえに攻撃力が低かったり、リロードが遅かったりしますが、その弱点を凌駕する圧倒的な高射程の遠距離攻撃を得意とするキャラクター。

 退魔の力を持たない一般人のためHPが低めなものの、メインウェポンの高射程や状況に応じて様々なサブウェポンを使い分けできるので、技巧派ファイターと呼べます。

・ハチ
 どう観ても見た目が機械であるハチ。ロボット系のキャラクターと思いきや、この中にはとてもかわいいコーギー犬が入っており、彼(?)がガチャガチャと操作しているという変わったキャラクターです。

 時折、中のコーギーが飛び出してくることがあるのでプレイヤーを見た目で癒やしてくれるのが特徴。また、登場キャラクターの中で最大のHP&最高の攻撃力を併せ持つため、超パワーファイターです。

わちゃわちゃと遊べる! 『Curse of the Moon 2』の実機プレイも

 放送では実際プレイをしながら基本的な操作感や遊び方、各キャラクターやウェポンなどのより詳しい解説が行われました。『Curse of the Moon 2』の実機プレイでは、2から導入された2人同時プレイシステムを紹介。

 2人同時プレイはゲーム中いつでも参加可能で、仲間の上に乗って高いところへの移動や、自身をマスコット化して仲間のプレイについていくことが可能といったの特徴が多々あります。2人同時プレイをすることで敵が強くなったりすることはなく、デメリットなしで遊べるので、1人プレイとはまるで違った感覚で遊びたい時にもオススメです。

 Switch版ではローカルプレイ、PS版ではリモートプレイによるオンラインでの2人同時プレイが可能とのこと。Switch版は持ち歩いて、友人と協力プレイ、という形で遊ぶこともできそうですね。

●パッケージ版には豪華特典付きの限定版も!

 今回放送でプレイした『Curse of the Moon』と、その続編『Curse of the Moon 2』を1つにパッケージ化した『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles』。

 パッケージ限定版は、公式デザイナー夏目裕司氏が描き下ろした豪華デザインのBOXに、3つのオリジナルアイテムが同梱されています!

  • ▲アクリルキーホルダーには、ハチの機械姿はもちろんコーギー犬姿もデザインされておりめちゃくちゃ可愛いです!

 他にも限定版に同梱されているサウンドトラックは現状発売予定がなく、激レアなものになっています。

 また、通常版、限定版問わず『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles』を予約すると、パッケージ版のジャケット絵を題材にしたA4クリアファイルがもれなくもらえます。

 さらにオリジナルの店舗特典もありますので、詳細は『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles』の公式サイトや、各店舗の販売サイトを確認してみてください。

イベント情報発表!

 今週の土曜日、2023年6月3日(土)に秋葉原ラジオ会館10Fにて開催される『横スク2Dアクションフェス2023』についても発表されました。本イベントは合同体験会になっており、そこへ『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles』が出展されます。

 本イベントにて『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles』をプレイした試遊者には、上記缶バッジ3種の中から1種をプレゼントされるとのことです。

 また、体験会の後には、BloodstainedシリーズプロデューサーのIGA(五十嵐孝司)氏、シリーズディレクターのSHUTARO氏、他をゲストに迎えた座談会が開催予定。座談会の後には観覧者を対象にサイン会も行われる予定ですよ!

 座談会を観覧するには、『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles』の予約証明ができるもの(予約表・レシート等)を体験会の開催時間中に持参してください。ただ、観覧希望者が多数の場合は抽選になる恐れがあるので、詳しい情報などはインティ・クリエイツの公式Twitterを御覧ください!

 『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles』は7月13日発売予定ですが、1と2のダウンロード版はすでに発売済。本作を待ちきれない! もう遊びたい! という方は先にダウンロード版を購入して遊んでしまうのもアリかも(パッケージ版をコレクションアイテムor布教用に……)?

『Bloodstained: Curse of the Moon』関連記事リンク

©ArtPlay, Inc. / ©INTI CREATES CO., LTD.

Grim Guardians: Demon Purge(グリム・ガーディアンズ デーモンパージ)

 続いて紹介されたのは、2023年2月23日にダウンロード版、2023年3月15日にパッケージ版が発売された『Grim Guardians: Demon Purge(以下、グリム・ガーディアンズ)』。本作は、悪魔の城となった学校を元に戻すため、“悪魔ハンター”を生業とする2人の女子高生が戦う2D横スクロールアクションゲームになります。

●小林ディレクターからのメッセージ

 『Grim Guardians: Demon Purge』好評発売中です。最後までプレイすると、あっ!と驚くような仕組みのある作品になっているので、よかったらぜひ、皆様の遊ぶゲームリストに加えていただけると嬉しいです。

●動画:『Grim Guardians: Demon Purge(グリム・ガーディアンズ デーモンパージ)』PV

●メインキャラクター紹介

・神園しのぶ(CV:上間江望)

 本作の主人公の一人、上間江望さんが演じる神園姉妹の姉“しのぶ”。常に自信満々で委員長タイプに見えるけれど、その実そそっかしいところもあるギャップ萌えを感じられるキャラクターとも言えます。

 長い射程と高連射の退魔サブマシンガンをメインウェポンに、安全な位置から悪魔を掃討する遠距離アタッカーです。妹の“真夜”に比べて体力が高く、上空や対地にも攻撃が可能なサブウェポンが多く使えるのが特徴。作中後半では回復も自身でこなせるため、粘り強く戦えるキャラクターとなっています。

・神園真夜(CV:橋本ちなみ)

 もう一人の主人公、橋本ちなみさんが演じる、神園姉妹の妹”真夜”。人と話すことが苦手で、少々たどたどしい口調で話します。それもあっておっとり+ぼーっとした印象を受けますが、実はツメの甘い姉を、陰に日向に支えるシッカリ者です。

 戦闘面では、折り紙をつかって様々な武器を作り出す、テクニカルな近接アタッカーです。ボス悪魔を倒すことで、新たな退魔道具(サブウェポン)を獲得できるのですが、“真夜”のサブウェポンはアクションが追加されるものが多め。悪魔への攻略バリエーションが増えると共に、新たなルートが開拓できる、ファイター兼探索キャラクターとなっています。

・くろな(CV:藤田彩)

 本作は「なぜ学校は悪魔の城となったのか?」、「通っていた生徒たちはどうなってしまったのか?」の謎に迫るストーリーになっているのですが、そのストーリーのキーを握っているのが藤田彩さん演じる“くろな”。

 自信家でお調子者ですが、その反面打たれ弱く流されやすい、トラブルメイカーとも言える彼女が何かしでかした……らしい?詳しくはぜひ本編をプレイして確かめてみてほしいです!

●豪華声優陣によるフルボイス!

 本作の登場人物も多く、悪魔の城を隅々まで探索すれば、取り残された生徒たちを発見できるかもしれないとのことです。そんな出会った生徒たちを豪華な声優陣が熱演してくれるのも、本作のウリの一つになっています!

実機プレイで姉妹の特徴を解説!『グリム・ガーディアンズ』でも二人同時プレイが可能!

 本作も『Curse of the Moon』同様、実機でのプレイをしながら解説が行われました。ムービーシーンはもちろん、ちょっとした会話もすべてフルボイスで進行していきます。たくさんの役者さんが出演している作品なので、そこも楽しめるポイントの1つです。姉妹のそれぞれ特徴についても、プレイしながらの解説がありました。

 『グリム・ガーディアンズ』でも2人同時プレイが可能で、実機プレイにてその面白さや楽しさが解説。2人同時プレイは先程紹介された『Curse of the Moon 2』に手触りが似ており、2人プレイではないと行けない場所もあるようです! 2人同時プレイでしか使えない、超必殺のような奥義が使えるのも特徴になります。

 本作の2人同時プレイは、どちらかのキャラクターが倒れてしまった場合、倒れたキャラクターの上でボタン連打すれば心肺組成で復活させられる姉妹レスキューというシステムが特徴的です。どちらが倒れてしまった場合は慌てず、敵の攻撃に注意しつつ姉妹を蘇生してあげることが大事。魔法などではなく、心肺蘇生をしているモーションも良いですね。

パッケージ・DL版共に好評発売中!


 『グリム・ガーディアンズ』はNintendo Switch、PS4、PS5、XBOX ONE、XBOX Series X及び、Series S、Steamにて発売中です。

 パッケージ限定版は、公式イラストレーター・伊東大典氏が描き下ろした限定版BOXデザインが目を惹きます。『ぎゃる☆がん』のヒロインたちが描かれていて壮観なデザインになっていますよ! 『ぎゃる☆がん』好きならコレクションとしても持っておきたい逸品です。限定版には3つのアイテムが同梱されています。

 実質『ぎゃる☆がん』の新作といっても過言ではない本作品、マルチエンドシステムやクリア後の某集めの特典によって、クリア後も飽きずに周回プレイが楽しめる作品になっているので、ぜひプレイしてどっぷり『グリム・ガーディアンズ』の世界観にハマっていただいきたいです!

『グリム・ガーディアンズ』関連記事リンク

九魂の久遠

 最後に紹介されたのは、5月19日に発表されたばかりの完全新作『九魂の久遠』。冥界で目覚めたネコ“クオン”が旅する2D横スクロールアクションゲームです。プレイヤーは“クオン”を操作して、冥界を踏破し現世で待つ飼い主の元に帰る事が目的の作品になります。

 『ブラスターマスター ゼロ』シリーズを手掛けた西沢智ディレクターが贈る最新作であることも覚えておいてください! ネコ=かわいいだけじゃない、カッコいいネコの姿を幻想的な“きりえ”タッチのグラフィックで艶やかに描き出す、これまでにないビジュアルのアクションが期待できます。

 主人公“クオン”は特殊なスキルアニマリヴァイヴにより、様々な動物の能力が使えるのが特徴です。冥界では様々な謎や困難が襲いかかりますが、アニマリヴァイヴを駆使する事でそれに立ち向かうことが可能!

 果たしてクオンは、冥界の門を開き、無事に現世に戻る事ができるのでしょうか。

●動画:『九魂の久遠』PV

 西沢智ディレクターが手掛けるとのことなので、アクション面はもちろん、ストーリー面でも期待ができる新作になりそうです。そして、2D横スクロールアクションでは珍しいタイプのグラフィックなのも印象的。今後開示される情報が待ち遠しい作品ですね!

■會津プロデューサーからのメッセージ

 『Bloodstained: Curse of the Moon Chronicles』は、予約受付中ですので、予約特典はもちろん、店舗特典もありますので気になった方は是非ご予約ください! 『Grim Guardians: Demon Purge』は、もうすでに発売中です。残り少ない限定版が気になった方は急いでお買い求めいただけると嬉しいです!

 最後に『九魂の久遠』ですが、これからも色々と情報を出していきたいと思います。次は多分……BitSummit(ビットサミット)かな? 体験版展示しちゃおうかな? みたいな感じですので、ぜひお楽しみにお待ち下さい!

『九魂の久遠』関連記事リンク

 今年も個性的な作品を送り出しているインティ・クリエイツ。思わず時間を溶かしてしまうような(しかし悔いはありません)2Dアクションの世界に旅立ってみてはいかがでしょうか?

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