【青ブタ】翔子と麻衣の謎が明かされる傑作映画が本日夜テレビ放送。原作を読んでいると保健室で3倍泣ける…(ネタバレあり)【青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない】

電撃オンライン
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 最新劇場アニメ『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』が公開中の『青ブタ』ですが、本日7月9日よりTOKYO MXで劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』が地上波放送されます。

 2019年6月に公開され、その衝撃的な展開で大きな話題と考察を集めた『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は、本当に何度見ても魂が震える傑作です。この記事の後半ではややネタバレもありますので、初見の方はご注意ください!

『青ブタ』シリーズって?

 『青春ブタ野郎(青ブタ)』シリーズとは、シリーズ累計発行部数250万部を突破する電撃文庫の大人気ライトノベル。作者は鴨志田一先生、イラストは溝口ケージ先生が担当しており、2023年7月7日には最新第13巻『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』が発売されました。

 2018年に第1巻から第6巻序盤までがアニメ化、2019年には第6巻から第7巻までが劇場アニメとして公開されました。そして、劇場アニメとして公開となるのは第8巻『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』です。

 さらに、第9巻『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』も劇場でのアニメ公開が決定しています。

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』あらすじ

 空と海が輝く街“藤沢”に暮らす梓川咲太は高校二年生。

 先輩で恋人の桜島麻衣と過ごす心躍る日常は、初恋の相手、牧ノ原翔子の出現により一変する。何故か翔子は「中学生」と「大人」がふたり存在しているのだ。

 やむなく翔子と一緒に住むことになった咲太は「大人翔子」に翻弄され、麻衣との関係がぎくしゃくしてしまう。

 そんな中、「中学生翔子」が重い病気を患っていることが判明し、咲太の傷跡が疼き始める――。

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』感想(ネタバレあり)

 原作小説6巻『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』と7巻『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』を1本の映画にまとめた劇場アニメ『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』。

 本作ではTVシリーズで謎めいた存在だった翔子さんこと牧之原翔子に関する大きな謎が明かされるとともに、咲太と麻衣の関係についても決定的な変化が訪れます。

 翔子さんと麻衣の関係性はなんとなく想像がついていたTVアニメファンもいたかと思いますが、『ゆめみる少女』の物語の重さは、そこからさらに踏み込んだもの。

 翔子さんの××と麻衣先輩の××を天秤にかけざるをえない二択は、結末を知っていてもハラハラし、胸が苦しむものとなっています。ぶっちゃけ、過去作品を知らずに『ゆめみる少女』だけ見ても泣けるのですが、どうせならテレビシリーズを全話見ておくことをおすすめします。

 余談ですが、原作小説では映画版『ゆめみる少女』では描かれていない翔子さんと咲太の未来に関する非常に重要なシーンを楽しむことができます(ヒントは保健室)。その背景を知ったうえで映画を見ると……個人的には3倍くらい泣けるので、まだ原作小説を読んでいない方はぜひ!

©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project
©2022 鴨志田 一/KADOKAWA/青ブタ Project

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