【ダイの大冒険】スクエニ新作『インフィニティストラッシュ』先行レビュー。アクションの手ごたえは? TVアニメの再現度は?【電撃夏アニメ×ゲーム】

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 2020年の発表から約3年、ついに『インフィニティストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』がSwitch/PS4/PS5/Xbox Series X|S/Microsoft Store/Steam(PC)で9月28日に発売されます(Steam版は9月29日発売)。本作は2022年まで放映されたTVアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」をベースにしたアクションRPGとなっています。

 今回はゲームの柱となる“ストーリーモード”と、オリジナルダンジョン“記憶の神殿”を先行プレイできたので、アクションとしての手応えやRPGとしてのおもしろさをレポートしたいと思います。

  • ▲販路限定オリジナルスリーブケースも解禁! 紺色の枠のほうがスクウェア・エニックスe-STOREの購入特典、黒枠のほうがAmazonの購入特典のものとなります。

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相手の攻撃を見て避ける、ガードするといった防御系アクションが大事!

 まず語っておきたいポイントは、どこまでガチガチなアクション寄りになっているかという点。本作は通常攻撃、回避、ガード、特技を軸に戦うのですが、予想していたよりもしっかりボタン配置を覚えて、相手の攻撃を見ながらアクションすることが求められます。

  • ▲こちらは今回確認できたコントローラの操作一覧。ほぼすべてのボタンを使うので、けっこう忙しいです。
  • ▲回避は素早く移動できるので、避ける手段より移動手段として使うのがよさそう。魔法使いのポップでも、想像以上にスタイリッシュに動けて気持ちいいです(笑)。
  • ▲ボス戦では相手の攻撃をガード(or 回避)して、そこから反撃を加えるというのがセオリー。ただし、ある程度HPが削られるのでガードを多用するのは禁物です。

 とくに後述する“ストーリーモード”は要所でクロコダインやヒュンケルなど、いわゆるボスとの戦いが発生しますが、想定されているレベルより低いレベルで挑むと一撃でひん死になることも。しっかり動きを見る必要があります。

  • ▲相手が大技を繰り出す際は緊張感もMAX。攻撃の範囲が示されるのでうまく回避を!
  • ▲ステージには回復アイテムも配置されており、どのタイミングで利用するのかという判断も勝敗を分けます!

 多少レベルが低くても腕さえあれば攻略できるバランスは、個人的には原作と同じハラハラ感が味わえて達成感もありよかったです。もちろん、本作は“アクションRPG”でもあるのでしっかりレベルを上げて挑めば、ある程度はゴリ押しできるようになります。アクションが苦手な人でもクリアできるのでご安心を。

 攻撃に関しては、通常攻撃と特技・呪文、そしてキャラクター個別の特殊技を組み合わせて行うのですが、戦う前の準備でどんな特技を使うのかプレイヤーが決められるため、戦いの自由度は高いという印象を受けました。

  • ▲こちらが編成画面。物理攻撃が得意なダイ、回復が可能なマァム、呪文攻撃が得意なポップとパーティのバランスはバッチリ!

 操作自体もボタンとアクション発動のレスポンスもよく、かなりキビキビと動かすことができて、単純に戦うことが楽しいです。特技・呪文については使用するとチャージタイムがあるのですが、ポップやマァムはチャージ時間を短くする手段が用意されています。なので、彼らを操作して、特技・呪文を軸に戦うこともできるのでご安心を!

  • ▲操作を担当しないキャラクターは、それぞれが状況を判断して戦ってくれます。
  • ▲個人的にマァムを操作して魔弾銃を撃てたのがうれしい。原作を読んでいたときから一度撃ってみたかったので(笑)。
  • ▲ダイは竜闘気(ドラゴニックオーラ)を発動させると、あらゆるステータスが上昇。演出もド派手で、ここから畳みかけるラッシュ感が気持ちよかったです!

遊び方が異なる2つのモードはそれぞれ遊びごたえバツグン!

 本作にはTVアニメ全100話のなかから41話の「鬼岩城の戦い」までを描く“ストーリーモード”と、オリジナルダンジョン“記憶の神殿”が用意されています。“ストーリーモード”は章立て形式となっており、第1章ならばデルムリン島でのエピソードをカバーし、印象的なイベントシーンをプレイヤーの手で追体験できます。


 プレイして感じたのが、とにかく会話シーンのTVアニメ再現度が高いこと。プロデューサーの葛西匠氏によると、アニメCGの制作を得意としているグラフィニカにゲーム版でも制作を依頼しているとか。たしかに表情や間といった演出はアニメのシーンそのままといった感じなので、引き込まれることは間違いないですね。

  • ▲イベントシーンはアニメの映像を使ったものと、3Dモデルでシーンを再現したものが存在。もちろん、すべてフルボイス対応で、TVアニメを見ていたファンならば思い出がフラッシュバックするはず!

 なお、使用できるキャラクターは主人公のダイ、そしてアバンの使徒たるポップ、マァム、ヒュンケルの4人となっています。

 「ダイの大冒険」の魅力と言えばアバンの使徒以外にも頼れる仲間が多数登場するところなので、アニメを最後まで見たファンならば少し物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、マァムとヒュンケルは途中で職業や使用武器が変わるなどのバリエーションがあるので、そこでの使用感の差にも期待したいですね。


 そしてもうひとつのモード“記憶の神殿”ですが、こちらはざっくり説明すると、プレイするたびに敵や仕掛けが変化するローグライトなランダム生成のダンジョンです。このモードに挑む目標は、キャラクターに装備させてステータスアップの効果を得られる“絆の記憶”を手に入れることです。

  • ▲“記憶の神殿”では“絆の記憶”の強化、特技・呪文の強化が行えます。強化に必要なアイテムを手に入れることも、このモードでの目的になります。

 “記憶の神殿”の内部はステージクリア型となっており、モンスターを全滅させると2つの扉が出現。扉ごとに上昇するステータスが異なるので、上げたい能力の扉を選んで奥を目指すことになります。

  • ▲強力なモンスターが待ち構えているフロアに続く扉も登場。

 そして、5フロアごとに地上に戻るか、それとも先に進むのか選択することになり、戻ることでそこまでに手に入れた“絆の記憶”を持ち帰ることができ、“ストーリーモード”でも使うことができます。先に進むほどレアな“絆の記憶”が手に入りますが、そのぶんモンスターも強くなるので、引き際の見極めが重要になりそうです。

 なお、“絆の記憶”はシルバー、ゴールド、プラチナのランクがあり、高ランクのものほど効果が高くなっています。そして、入手時に原作コミックの名場面を見ることができる演出が挿入されるのもポイントですね。


  • ▲ゴールドのランクに選ばれるシーンは、原作ファンならば「だよね」と納得のチョイスばかり。これはコレクションしたい!

 というわけで、わずかな時間ではありましたが先行プレイで確認できた本作の手ごたえをお伝えしましたが、全体的な印象は「発売を信じて待ったかいがあった!」と感じる内容とボリュームでした。最初のプレイはダイをメインに操作して遊ぶ人が多くなりそうですが、クリアしたステージをポップやマァムで挑むと、また違う楽しさが味わえると思います。発売が本当に待ち遠しくなった先行プレイでした!

  • ▲早期購入特典やデジタルデラックス版の衣装は、『ドラクエIII』がなによりも好きな自分のハートをわし掴み。これはもう絶対に手に入れるしかない!

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