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『信長の野望 出陣』半周年インタビュー:記念武将は日の本一のつわもの真田幸村。新たなイベントや育成要素が追加されて1周年の展望も

あんまさ
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 2023年8月31日にサービスを開始した戦国ウォークゲーム『信長の野望 出陣』が、2024年2月22日から半周年記念キャンペーンを開始します。

 今回は、本作の開発プロデューサーを務める菊地啓介氏にインタビューを実施。半周年記念キャンペーンで実施される新イベント、システム、武将についてお話を聞いてきました。

  • ▲『信長出陣』のプロデューサーを務める菊地啓介氏。主な代表作は『零』や『影牢』シリーズなど。

『信長の野望 出陣』半周年までの軌跡【信長出陣:インタビュー】

――『信長出陣』がサービス開始から半年を迎えます。まずは率直な感想をお聞かせください。

菊地啓介氏(以下、敬称略):半分はあっという間という感覚で、もう半分は1日1日がとても長く、ようやくここまでたどり着くことができたという気持ちです。『信長出陣』を取り巻く環境は非常に恵まれていて、半周年を迎えられたのはお客様、開発スタッフ、カスタマーサポートチーム、協賛していただいている自治体や企業の方々、メディアの方々のおかげです。

――サービス開始の頃から比べると『信長出陣』はすごい遊びやすくなりましたね。

菊地(以下、敬称略):リリース当初はトラブルも多くて開発チームとしては反省の限りです。それでも、今も遊び続けていただいているユーザーのみなさんには大変感謝しています。

――『信長出陣』はどのぐらい年齢層の方が多くプレイされているのでしょうか?

菊地:アンケートを回答していただいた方では、30代中盤から50代の方が多いですね。なかには親子で遊んでいる声もありました。そういった報告を聴くことができるのは嬉しい限りです。

――アンケートで印象に残っている回答を教えてください。

菊地:「『信長出陣』を口実に、いろいろな場所に出かけるようになった」という回答が多かったです。「ここの城に行きたかったけど、行く機会がない」といった方にとって、お出かけする最後のひと押しとして『信長出陣』がきっかけになったというケースもありました。

――『信長の野望』のファンが多く遊ばれていると思いますが、位置情報ゲームの目新しさに飛び込んだ方も多いのでしょうか?

菊地:『信長の野望』シリーズや歴史に関心がある方はもちろんですが、想像している以上に位置情報ゲームというジャンルに関心のあるユーザーさんが遊んでくれています。

――ユーザーさんはどのような点を楽しんでいますか?

菊地:歩いて領地を広げていく楽しさは、多くのユーザーさんに受け入れられています。ただ、プレイしていくと歩いて制圧できる領地の範囲がどんどん狭まっていき、遠征だけで全国の領地を広げていくようになってしまっており、その部分を面白くしていくことは今後の課題になっています。

 ほかには特定のお城に行くと名城武将がもらえるといった部分や、フィールドに登場するご当地武将との交流、茶室で武将を迎えるという部分が楽しんでもらえています。

  • ▲名城や名所リストを埋めていくのも本作のやり込みのひとつ。

――リリースから半年が経ち、コアユーザーとライトユーザーの間で、遊び方に差が出てきたように感じます。

菊地:ゲームバランスや課金要素、あとは地域の格差によって各イベントに対するご意見をいただいています。また、武将の入手の難度や登用のシステム、排出率や課金要素を含めて、このあたりも多くのご要望が寄せられています。

 ご意見をいただいている部分に関しては、まだまだ改善していかなければいけません。あとは、サービス開始時からだいぶ改修しましたが、機能面に関しても課題が残っているので、より使い勝手を向上させていく予定です。

  • ▲ロード時間の短縮、画面のさらなる軽量化、部隊編成の登録、装備の一括鍛錬をはじめ、サービス開始から改善された部分は多岐にわたる。

――現在はプレイヤーレベルの上限が70ですが、そこまで到達しているユーザーさんはどのぐらいいるのでしょうか?

菊地:プレイヤーレベル70に到達しているユーザーさんは、全体の3%ほどになります。数人は、2023年12月7日に上限を開放した時点でレベル70に到達していました。すごく歩かれている方や多くの領地を制圧している方に関しては、相当先に進まれています。

――ビジネス的なところとしては、ガッツリやり込んでいる人ほど、お金を使ってくれそうですね。ただ、あまり課金しない方も楽しめるように、各イベントではプレイヤーが難易度を選べるようになっているのがありがたいです。

菊地:自分が考える位置情報ゲームは、ユーザーさんごとに多様な遊び方があるものだと思っています。人によって生活圏や生活サイクル、外出する距離や頻度も違うので、自分に合った遊び方を見つけていただけるように試行錯誤しています。

 イベント自体もすべて遊んでもらうのが難しい場合もあるので、そのときはユーザーさん自身に目指すところを決めていただき、それに沿って楽しんでいただけるようになるといいなと思っています。

――現在は列伝、攻城、敵襲、共闘、群雄リーグが定期開催されています。人気があるイベントはどれですか?

菊地:ユーザーさんによって違いますが、参加人数では列伝イベントが多く、攻城戦や群雄リーグも多くの方が参加しています。

――個人的に列伝イベントが終わるとフィールドから強者が消えてしまうと寂しく感じてしまいます(笑)。

菊地:サービスイン当初は、列伝イベントはもっと短い期間で開催する予定でした。しかし、列伝金貨を集めて欲しいアイテムと交換できるようになるまで遊んでいただきたいと考え、列伝イベントは前編、後編、エピローグで各1週間の期間を設けて開催するように調整しました。

  • ▲サービス開始時に開催された“桶狭間の戦い”。列伝イベントは報酬以外に合戦の物語も楽しめるのが魅力だ。

――ちなみに敵襲イベントでは地域による格差が大きいように感じます。地域によっては隣の領地に行くだけでも大変なので……。

菊地:地域の格差に関してかなりご指摘をいただいてるので、何かしらのシステムを実装してフォローしなくてはと思います。ただ、課題としては認識をしていますが、まだ解決には至っておらずに申し訳ありません。

――イベントが多く、それに合わせて新たな商品パックや武将が登場するので課金への圧力が強いという意見も見かけますよね。ただ、登用札や無償小判が配布されることも多いので、個人的には課金をせずにガチャをここまで回せるゲームはあまりないと感じています。

菊地:そういっていただけるとありがたいです。商品パックに関しても、イベントごとにあったらいいなというものを検討していますが、課金をしていただける方にはそれ以上の楽しみを提供していければと思います。

  • ▲イベントやアップデートタイミングなどで商店に新たな商品が追加。新武将のピックアップ登用も開催される。

群雄リーグの合戦処理と今後の展開について【信長出陣:インタビュー】

――群雄リーグの第2期が開催中ですが、第1期のときの対戦結果はどのような判定で決められていたのでしょうか? 自分で配置が設定できないので、どうやって勝敗が決まるのかが気になります。

菊地:群雄リーグの合戦の仕組みは公開していませんが、イメージしていただけるものとしては、強者や野戦の合戦省略の仕組みに近いものになっています。

 初期部隊の設置などは課題を感じていて、よりユーザーさんに納得してもらえるように、通常の合戦と近しい結果になるように精度を上げていきく予定です。

――具体的にはどういった点が改善される予定でしょうか?

菊地:もともと群雄リーグは、自分が全国でどのぐらいの強さなのかを、プレイヤー間の自動戦闘で確認できるようにするのが狙いでした。

 ただ私たちからのインフォメーションが少なく、第1期では対戦内容が想像しにくい仕様になっていました。今回の群雄リーグ第2期からは 前日の結果をNPCのはつほが説明してくれるようにしました。

 群雄リーグの第3期からは、さらに戦った相手の編成を、大将だけでなく副将と与力も見られるようにします。戦力で勝っているのに負けることがある場合、なぜ負けたのかを納得してもらえるように、お互いの編成の内部まで公開して戦いを想像できるようにしていく形です。

  • ▲プレイヤーが登録した部隊が自動で戦闘を行う群雄リーグ。

半周年1週目は2月22日から。新イベントや真田幸村が登用で登場【信長出陣:インタビュー】

――半周年キャンペーンは、どのぐらいの開催期間を予定していますか?

菊地:『信長出陣』は2023年8月31日にサービス開始させていただいたので、 半周年は2024年2月29日に当たります。

 その1週前からお祝いと皆様への感謝の意味を含め、まずは半周年を記念したログインボーナスやパネルミッションを開始させていただきます。そこから3週にわたり、いろいろな施策やアップデートを重ねていく予定です。また、3月30日には『信長の野望』の日もありますので、そのあたりまで含めてキャンペーンを展開していきます。

――3週間にわたって開催されるんですね。まず2月22日のアップデートでは何があるのでしょうか? 

菊地:2月22日から開催されるログインボーナスとパネルミッションでは、『信長の野望』シリーズ40周年を記念とした、40周年版の織田信長と帰蝶を配布します。

 そして、半周年を記念した特別な武将として、真田幸村が登用に登場します。能力はめちゃくちゃ強いです。

――年末年始に実装された豊臣秀吉とねねも強かったですが、それよりも強いのでしょうか?

菊地:あちらは戦法ゲージに干渉するタイプで強い武将ですが、真田幸村は王道で強い武将になっています。

  • ▲名城武将でのみ登場していた真田幸村。半周年で新武将として登用に登場する。

――真田幸村の兵種はどれですか?

菊地:足軽になります。ちなみに真田幸村の実装に合わせて、真田昌幸や真田信幸など、真田家の武将をピックアップした特別な登用も予定しています。

――ほかにも2月22日から開催されるイベントはありますか?

菊地:攻城戦の第5期が始まります。新しい施策として攻城に挑戦すると、推し武将への投票券が入手可能です。その券の枚数分を好きな武将に投票でき、投票数に応じて毎日推し武将のランキングが変動します。

 ちなみに、推し武将のランキングだけでなく、その武将に多く投票した人のランキングも表示されます。1位になった武将の投票ランキングに応じて報酬がもらえるほか、最終的に1位になった武将は特別な絵柄で実装するなどを予定しています。

半周年2週目は2月29日から開催。新たな育成要素“技術”が実装【信長出陣:インタビュー】

――翌週の2月29日には、いよいよ正式に半周年を迎えます。このタイミングで実装される要素を教えてください。

菊地:29日のアップデートでは、新たな育成要素として“技術”という、いわゆるスキルツリーが実装されます。

 最初は目安箱というマス(技術)を開放して、そのあとは隣接しているマス(技術)に移動して条件を達成していくといったものです。各マスの条件を達成すると、さまざまな機能が開放されていきます。

 目安箱の技術を開放すると、毎日のミッションが増えたりします。ほかにも開放される技術の一例としては、特定の勢力の勢力一致ボーナスが強化、足軽の会心率が上昇、部隊1の副将1の戦法が強化などです。

――技術のマスを開放するための条件は、具体的にどういったものがあるのでしょうか?

菊地:内政施設の所持数といった基本的なものから、特定の県の制圧率を一定以上の%に達成するなど、地方特有のミッションを用意しています。各マス(技術)にはレベルもあって、制圧率系のミッションであれば、制圧率が上がるとどんどん上の条件に挑めるようになります。

 全国の領地を広げていくほど、技術のスキルツリーが進んでいくので、『信長出陣』における中~長期にかけて領地を広げる要素を楽しみにつなげていきたいのが狙いです。

――技術で開放されるもので注目してほしいものを教えてください。

菊地:とあるマスを開放すると、内政施設に“湯治場 ”というものが追加されます。こちらに武将をセットすると、少しずつではありますが、その武将の友好度が入手できます。

 ほかには“関所撤廃”を開放すると商家で販売する品目が追加され、“黄金茶室”を開放すると茶室訪問時により多くの武将が現れるようになります。

――技術の開放条件はミッションの達成だけですか?

菊地:ミッションのほかに、技術を開放するための素材と、そのマス(技術)を開放するために時間がかかります。

 時間に関しては、7時間で達成するマスがあるとしたら、そのマスに最大3体の武将を配置すれば、武将のステータスに応じて時間を短縮することができます。こちらは武将の“政治”のステータスが重要で、システムとしては遠征に近いですね。

――素材はどのようにして入手できるのでしょうか?

菊地:当面はミッションで手に入りますが、今後3月の後半に追加予定の“来訪イベント”で入手できるようにします。

――来訪イベントとは、どのようなイベントでしょうか?

菊地:フィールドを歩くことが主体のイベントで、フィールド上にいろいろな商人や武将がやってきて、ミッション形式でお題を出してくれます。そのお題の達成度によって報酬がもらえる仕組みです。

 「ここまで達成したから別の武将のお題に挑戦するか」といった感じで、自分に合ったミッションを選んでやっていくような内容です。

――具申に近いイメージですね。

菊地:そうですね。具申のようなミッションを動的に自分で選び、達成度合いによって報酬が増えていくといった形です。戦闘を主体としたイベントとは違い、マネジメントする遊び方ができると思われます。

――技術はどのように開放していくのがおすすめですか?

菊地:どのルートで開放していくかは、できるだけユーザーさんに悩んで欲しいです。ただ、どういったルートを進んでも時間がかかりそうなのは県や地方ごとの制覇率です。特定の都道府県を一定以上の%制覇するのは大変です。

 自分の生活圏内など、開放しやすいルートに進んで、技術を伸ばしていく方が多くなるのではないかと予測しております。

――2月29日のアップデートでは、技術以外にも追加される要素はありますか?

菊地:新たな列伝イベント“手取川の戦い”を開催します。さらに新たなメインミッション、プレイヤーレベルの上限、民忠の上限開放も2月29日に実施します。

 また、領地が広がっていくのをより楽しんでいただくために、その第1弾の施策として、各地方や市区町村の制圧率をリスト形式で把握できるようにします。達成率によって何か起こるようにしたいなとは考えていますが、その機能の実装はもう少し先になります。

  • ▲今までは地図画面を開かないと確認できなかった制圧率。今後はリストで確認しやすくなる。

過去のイベント限定武将が登用や茶会に登場【信長出陣:インタビュー】

――ほかには何が予定されていますか?

菊地:時期は未定ですが、過去のイベントに登場した一部の限定武将が、常設の登用にも登場するようになります。最初は6~8武将ぐらいの追加を予定しています。

  • ▲“桶狭間の戦い”に登場した【野望の幕開け】織田信長、【瓶割り】柴田勝家などが通常の登用に追加。イベント限定武将の覚醒チャンスが増える。

――登用以外に茶室にも登場するのでしょうか?

菊地:段階的にはなりますが、茶室でも登場するようにしていく予定です。また、3月後半になりますが、登用のシステム自体にも何かしらの調整を入れる予定です。

――そのほか今後のアップデートで注目してほしいイベントを教えてください。

菊地:3月の終わりに開催される攻城戦では、★6の城が登場する予定です。こちらは半周年というよりも攻城戦自体のアップデートのお知らせですね。

 あとはご当地イベントも開催する予定です。2月23日から上野で開催される“SAMURAIフェス2024”とのコラボを行います。さらに3月2日から名古屋で開催される“にっぽん城まつり2024”でもパネルミッションを予定しています。

 ほかにもご当地イベントを開催しますので、こちらは情報がまとまり次第、ご案内させていただきます。

 また、拠点を登録できる上限数をどこかで上げたいと考えています。

『信長出陣』の半周年の先。1周年へ向けての展開と課題【信長出陣:インタビュー】

――半周年では、技術や来訪イベント、ご当地イベントなど、歩く楽しさをより追及していく施策が多いように感じました。

菊地:『信長出陣』では毎週何かしらのイベントを開催していますが、基本コンセプトの歩いて全国統一みたいなところをもっと楽しめるようにしたいですね。
 
 技術に関しては、全国を制覇すればするほどその国力全体が上がるように設計しました。来訪イベントやご当地イベントも同様に、歩くきっかけ作りになっていだだければと思っています。

 ただ、位置情報ゲームとしては少し変わった話ですが、今後もあまり歩かなくてもいいイベントも考えなければいけないと感じているんですよね。

――それは基本コンセプトと真逆の発想ですね。

菊地:イベントごとに歩く条件があり、それを全部やろうとするのは継続してプレイする際に重くなってしまう部分があります。バランスを取る意味でも歩かなくていいイベントも必要になるかもしれないので、歩くイベント歩かないイベントそれぞれに新たな施策を考えています。

――あとは部隊編成ですが、少しテンプレ化しているような印象があります。主に覚醒のしやすさから常設の登用で入手できる武将が多くなり、イベント限定武将は一部を除いてイベント以外であまり使われてない傾向です。

菊地:まずは先ほど申し上げた常設の登用や茶室で過去のイベント限定武将を追加します。ほかにも共闘イベント第4期の登用のようにピックアップ武将を1名にしたり、敵襲イベント第4期のように初期威名850武将を2名ピックアップで天井を100回にしたりするなど、イベント限定武将を覚醒しやすくなるような施策を今後も行っていきたいと思います。

――ほかにも技術で追加される“湯治場”を使えば、目当ての武将を覚醒しやすくなりますね。

菊地:とはいえ“湯治場”で友好度が貯まるのはほんの少しずつです。基本は登用や茶室で有効度を集めつつ、少し足りない分を“湯治場”で集められるといいですよね。

――ちなみに武将の追加ペースは、現状と同じぐらいの間隔で続けていく感じでしょうか?

菊地:ダブルピックアップになって狙った武将が取りにくいという状況を避けるために、ピックアップ武将を1名に統一していく可能性はありますが、現状では大きな変化はありません。

――SRやRの武将も増えてくれると編成の幅が広がりますよね?

菊地:それに関してはどこかのタイミングでやるかもしれませんが、今は調整中です。

――敵でしか登場してない武将や、追加の名城武将&ご当地武将の実装の予定はありますか?

菊地:こちらは1周年のバージョンアップに向けて追加していきたいですね。名城武将に関してはさらに追加していきたいと思っており、ご当地武将に関しても少しながら追加していければと考えています。

――名城や名所の追加もあるんでしょうか?

菊地:『信長出陣』は実際に現地を訪問する楽しさも魅力の作品なので、そこにもアップデートを重ねていきたいです。まだ開発段階ですが、全国のとある場所を対象とした名所を用意して、お出かけする楽しさをより深められるようにします。

 また、歴史紀行もアップデートしていきたいです。

――ほかのスマホゲームでは、コラボイベントだとキャラクター追加などありますが、『信長出陣』ではそのようなコラボは予定されていますか?

菊地:コラボキャラクターを武将として登場させるのかどうかは、とても慎重にやっています。そもそもまだ実装できていない武将が多いので、段階的にはこちらを優先していますが、コラボ自体はまったくやらないという考えではありません。将来的には何かしらやるかもしれませんね。

――今までのコラボではアイコンやフレームなど、見た目が変わるものだけだったので、今後を期待します。
 
菊地:見た目でいうと、将来的にはフィールド上を歩くプレイヤーのアバターのカスタマイズを考えています。検討段階ですが、ほかの人に見せたくなる要素の追加はしていきたいですね。

――半周年記念のインタビューですが、すでに1周年に向けてもいろいろと動いているみたいですね。

菊地:『信長出陣』では3カ月ぐらいごとにマイルストーンを置いており、2月の半周年に続いて、5月、そして1周年となる8月に向けて新規アップデートをしたいと考えています。

――1周年だと、そろそろ武将の友好度が余ってきているので別の使い道が増えると嬉しいですね。

菊地:現状だと覚醒ランクが5になった武将の友好度は交流Ptに変えるしか使い道がありません。交流Ptが大量に貯まっている方もいて、変換する必要性がないというご意見もいただいております。

 その状況だと、せっかく登用でSSR武将を引いたのに、残念な感覚を与えてしまうので、新たな使い道を用意できればと考えています。

――その場合、すでにSSR武将の友好度を交流Ptに変換してしまっている方はどうなるのでしょうか?

菊地:すでに交流Ptに変換している方も一定数いらっしゃることを確認しています。そこを考慮したうえで新たなシステムを検討しなくてはいけないと考えています。

――最後に『信長出陣』のファンにメッセージをお願いします。

菊地:リリース当初からずっとプレイしていただいてる方も多数いて、本当に多くのみなさまに支えられてここまで来れました。半周年を迎えましたが、まだまだやりたいことや課題が多いです。

 半周年はもちろん、1周年に向けてさらに楽しくなるようなイベントや機能の拡張を用意していくので、引き続きプレイしてもらえるとありがたいです。

 また、サービス開始時にプレイしたけど、途中で飽きてお休みしている方も、バージョンアップで要素が増えて遊びやすくなりました。ぜひまた遊んでいただければ幸いです。

 現在プレイしてくださっている方、少しお休みされている方を含め、より多くのユーザーさんと一緒に『信長出陣』を育てていけるといいなと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。

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