『超古代兵器ホリー』レビュー＆攻略：アクション性が強いローグライクダンジョンゲーム。ヒトゾクへの復讐を目指す物語にも引き込まれる【電撃インディー#564】

　電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は3月8日に発売するアクワイアとアニプレックスとの販売協業タイトル『超古代兵器ホリー（Ancient Weapon Holly）』のSteam版のレビュー＆攻略を紹介します。

　なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます！

悲しき宿命を背負うホリーの復讐劇【超古代兵器ホリー】

　遥か昔、人がまだ高度な文明を発展させていたころ、世界を巻き込んだ戦争が勃発。そこで生み出された、少女の姿をした自律型兵器“ホリー”。人間はホリーの力を恐れ、地中奥深くに封印してしまいます。

　数万年の時を経て、深く暗い魔法遺跡の底で眠りから覚めたホリーは、人間への抑えきれない恨みを持ち、復讐を始めます。

　ホリーの封印された場所は、人間が用意した敵がうろつく地下深くにあります。復讐を始めるためには、これらを殲滅しなければなりません。

　ホリーは自身の触媒となる祭壇を守りながら、地上へと階層を進めることになります。プレイヤーはホリーを操作して、ヒトゾクへの復讐を目指しましょう。

　本作は、挑戦するたびにダンジョンが変わるローグライクダンジョンゲーム。敵が出現してくるゲートをすべて破壊すると階層クリアとなり、ホリーのライフか本拠地である祭壇のライフが0になるとゲームオーバーとなり、1つ下の階層からリスタートとなります。

　ホリーの行動は、移動、ジャンプ、近距離or遠距離攻撃、床の破壊＆埋め潰し、テレポートが可能。敵にも一定のライフが存在し、何度か攻撃しないと倒せませんが、床を破壊して敵を落とし穴にハメたあと、ホリーの魔法ブロックで埋め潰せば
敵を一撃で倒すことができます。

　攻撃で敵を殲滅するか、床を使って確実に敵を沈めていくか。どう戦っていくかは、プレイヤー次第です。

　長い封印によって力は抑えられたホリーは、道中で拾える強化石を蓄えることにより、かつての兵器としての能力を取り戻していきます。

　能力は、スキルツリーの形で解放していく必要があります。攻撃力アップ、最大ライフアップといった基礎能力のほか、祭壇へ瞬間移動できる装置を設置するテレポート、祭壇を攻撃する敵の可視化など、さまざまな効果が存在するので、お好みで解放していきましょう。

　ホリーの物語は、道中で手に入る“ホリーの記憶”を集めていくことで、全貌が明らかになっていきます。ホリーの復讐の物語を、その手で明らかにしていきましょう！

　前述したように床の穴ハメ＆埋め潰しを上手く使うと、敵を一撃で倒すことが可能。本作を遊ぶうえで、かならず覚えておきたい要素です。

　床を破壊すると、その場所に落とし穴が生まれます。ホリーが落ちた場合はジャンプで抜け出すことが可能です。ただ、トラップが設置されていたり、床範囲で攻撃されたりすると、落とし穴を作れないので注意！

　敵の中には、後方支援を行う厄介な敵が存在します。集団戦を行う時は、優先的に倒しましょう。

　近接攻撃をする敵は誘導しやすく、攻撃中は動きません。そのため、近接攻撃を仕掛けてくる敵はある程度無視して、最初に厄介な後方支援の敵を処理しておけば、その後の行動が楽になります。前述した床の穴ハメ＆埋め潰しを使えば、一撃で倒せるのでオススメです。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります