【ハピネットゲームフェス】“オホーツクに消ゆ スペシャルステージ”をレポート。堀井雄二さんからのサプライズメッセージ動画も【電撃インディー#576】

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 3月16日に秋葉原で開催されたインディーゲームイベント“ハピネットゲームフェス!~2024春の陣”より、ステージイベント“オホーツクに消ゆ スペシャルステージ”をレポートします。

 電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

“ハピネットゲームフェス!~2024春の陣”

 ハピネットゲームフェスは、入場無料のゲームフェスで、ゲームの試遊のほか、展示・物販・ステージイベントなど、ゲームに関するさまざまな楽しさを満喫できる、ハッピィなフェスです。

 毎年お馴染みではありますが、今年の春は、会場でしか味わえない、スペシャルな4つのステージイベントも開催されました。

 本記事では、ステージで開催された“オホーツクに消ゆ スペシャルステージ”について紹介します。

“オホーツクに消ゆ スペシャルステージ”

名作AVGを現代のクオリティでリメイク

 本作『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙の二ポポ人形』は、80年代に発売された推理アドベンチャーゲームの名作『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』のリメイク版となります。

 今回のイベントでは、ゲストにファミコン芸人のフジタさんも登場し、まずはゲームの内容と、今回のリメイクに参加したレジェンド級のクリエイターさんたちが紹介されました。フジタさんは3本の箱付きFC版ソフトを持って登場。どれだけ好きかをしっかりアピールしていました!

 また、本作でこだわったポイントなども発表。とくにアイヌ衣装のデザインについては、かなりこだわりを持って作ったそうです。

実機でゲームを紹介

 そして、実際のゲーム機を使って、冒頭シーンから実際にプレイしていくことに。最初の展開はオリジナル版と同じで、いきなり事件から始まります。

 グッと綺麗になった背景やキャラクターに感嘆しつつも、よどみなくコマンドを進め、ゲームを進めていくフジタさん。

 本編はコマンドや進め方もオリジナル版に準拠しているようで、子供の頃に何度もプレイしたというフジタさんはまったく迷うことなくプレイ。東京での事件から、北海道に移ってシュンの登場まで、サクサクとプレイしていました。

 さらに、オリジナル版ではシュンが強すぎるとされたミニゲームのブラックジャックもプレイし、華麗に勝利してみせます。どうやらリメイク版では、ブラックジャックの難易度がマイルドになっているようで安心しました!

堀井雄二氏監修の新シナリオが搭載

 本編のリメイク版だけでなく、なんと堀井雄二氏監修による新作ストーリーも追加予定であることも発表されました。

 リメイク版と新ストーリーの関係性や、どのような形で搭載されるのかは不明ですが、オリジナル版のファンにとっては、より楽しみが増えたというもの。30年以上を経て語られる、オリジナルストーリーがどうなるか、とても気になりますね!

堀井雄二さんのメッセージも

 さらにサプライズもあり、なんとシナリオを担当したあの堀井雄二さんからのメッセージ動画が公開されました。本作の魅力や気になるポイントなどを語ってくれましたが、その内容は、イベントに来た人だけに向けたものということで、ここでは伏せておきます。

懐かしくも新しいゲーム!

 37年前の作品で、当時は少し大人向けな場面もあり、怖かった思い出のある人も多いこの作品。リメイク版の実機の画面は、当時の雰囲気を残したまま、現代風にクオリティアップされており、懐かしさと新しさを同時に感じられるものでした!

 対象年齢はちょっと大人向けになるようですが、昔を懐かしみたい人だけでなく、未経験の若い人にも、ぜひ遊んでもらいたいです!


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