探索＆謎解きホラーゲーム『MADiSON』で絶叫しまくり!? アクション要素がないがゆえの恐怖ってあるよね…【電撃インディー#590】

　電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、今回は、アルゼンチンのBLOODIOUS GAMESが手がけたサイコホラーゲーム『MADiSON』を紹介します。

　なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます！

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サイコホラーゲーム『MADiSON』が怖すぎる件

序盤から一気に引き込まれる！

　本作は、一人称視点で展開するサイコホラーアドベンチャーゲームです。

　物語は、記憶を失い、不気味な屋敷の中に閉じ込められた少年ルカを主人公に、誕生日プレゼントとしてもらったインスタントカメラを駆使しながら、謎めいた屋敷を探索していくというもの。

　屋敷は、数十年前に始まったという悲惨な儀式が続いており、その儀式を終わらせることが大きな目的となります。

　物語の冒頭は、わけのわからないまま屋敷に閉じ込められ、状況も目的もわからず、いきなり不安な気分に！　最初から没入度が高く、一気にこの閉鎖的な世界観に惹き込んでくれます。

　探索は、怪しげな場所を調べたり、アイテムを見つけたりしながら進めていくことになるのですが、これがなかなかの難易度です。

　ヒントらしきものがあまりないので、この手のホラーAVGに慣れていないと、難しいかもしれません。その分、謎を解いて先に進めたときの達成感は格別となっています。

インスタントカメラが鍵になる！

　本作のポイントとなるのが、主人公が持っているインスタントカメラ。序盤に手に入るのですが、これがまた、ある人物が持っていたという、曰く付きの代物。

　これで撮影することで、状況に変化が起こり、先に進めるようになることも多いのです。とくに撮影枚数に制限はないところがグッド！　怪しい場所を見かけたらどんなものでも安心して撮影できるので、探索や重要なところも見つけやすそうです。

　ちなみに本作は探索に重点が置かれており、アクション要素はありません。もちろん化け物的な相手は出てくるのですが、主人公は一切攻撃手段を持たないのです。基本逃げ回るしかないのですが、そのことがより恐怖を倍増させてくれます。

　禍々しさを感じるグラフィックはもちろん、不気味なサウンドや不意に鳴るラップ音、要所要所でのジャンプスケアなど、不安を煽る演出も優秀で、ホラー好きなら確実に楽しめます！

　なお、本作は、Steam版とXboxSeries X|S向けに販売中で、PS5/Switch版が7月4日に発売されます。

　こちらのパッケージ版には限定版もあり、ゲームに登場する絵本『BLUE KNEES』や、儀式に必要とされるカードの実物セットなど、ゲームとリンクして楽しめるアイテムが満載！

　より探索に没頭できると思われるので、ぜひこちらにも注目して下さい！

『MADiSON』とは（ストアページより）

　MADiSONは、プレイヤーの心をかき乱すゲームプレイと、人を引き付ける不穏な物語が特徴となっている没入感のある一人称視点のサイコホラーゲーム。

■ストーリー＆ゲームプレイ

　呪われたインスタントカメラを使って、この世とあの世を繋げよう。パズルを解いて周囲を探索し、そして最も重要なことは生き残ること。

　ゲームを進める中で、あなたは邪悪な殺人鬼の幽霊マディソンに付きまとわれることになる。マディソンは、数十年前に始めた惨い儀式を続けようと、卑劣な行為を繰り返すことであなたに儀式を完成させようと強要する。

　あなたはマディソンに抗う力があるだろうか？

　注意するのはマディソンだけではない。マディソンには邪悪な悪霊が複数存在し、そのどの悪霊にもこのメインストーリーに相応しい不穏な背景がある。

　インスタントカメラを駆使してこの拷問から生き延びよう。撮影した写真を自分で現像して真実が隠された恐怖に立ち向かおう。

　様々なアイテムを探して拾い、インタラクトすることで悪霊から生き延びよう。ゲーム中ランダムに発生するイベントや変化するパズルによって、プレイヤーはこの没入感のある恐ろしい体験に夢中になり、より高いリプレイ性を約束する。

　悪霊に気付かれないように一歩一歩注意しながら進むこと。だってあなたは一人ではないのだから…。

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