春休みや長期休暇にオススメするタイトル紹介その2。『デス・ストランディング』『デトロイト』など11本

電撃オンライン
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 電撃オンラインの編集やライターが長期休暇などにオススメする、コンシューマタイトル、アプリタイトルを紹介します。

 オススメするタイトルは、発売されているタイトルや、配信されているアプリ。人気作、話題作だけでなく、渋いタイトルもラインナップされています。

 掲載はタイトルの発売順。あ行、か行のタイトルを紹介する“第1弾”、さ行、た行のタイトルを紹介する“第2弾”、な行以降のタイトルを紹介する“第3弾”となっています。

『三國志14』 文:キャナ☆メン

 ゲームを遊ぶ時間が増えた時は、腰を据えて遊べるSLGに手を出すチャンス! 筆者のおすすめは歴史SLGの『三國志14』です。

 本作の何がおもしろいって、従来からある都市の奪い合いに土地(ヘクス)を奪い合う要素が加わり、戦略が“点の攻防”から“面の攻防”に変化していること。これにより、都市を奪うまでの過程に部隊展開の幅が出るように。

 しかもマップ上にさまざまな罠を建設したり、土地を分断して補給を断ったりできるので、寡兵で大軍を破る熱い展開を戦略的に演出しやすいですね。袁術を攻めている間に、漁夫の利を狙って大軍を送り込んできた劉ヨウ軍を返り討ちにした時は爽快でしたよ、ハハハ!

 一番大きいのは、頻繁なアップデートでバランス改善が随時行われ、ゲームが日々よくなっていること。編集機能やシナリオなど定番の追加要素はDLCで拡張される点も含め、いわゆる“PK待ち”をしなくても十二分に楽しめます。

『シャドー:アウェイクニング』 文:りえぽん

 なかなか外に遊びに行けない今日この頃、おうちでゲーム三昧! そんなりえぽんが見つけて遊んでみておもしろかったのが、2019年1月からPS4版が配信されている『シャドー:アウェイクニング』。

 死者の魂を自分のものにできる“魂の捕食者”となって、捕食した魂を自らのからくりとして、入れ替わりながら戦えるアクションRPGです。

 ゲームシステム的には、よくあるハクスラRPGといった感じですが、魂の捕食者と悪魔のみが行動できる“影の世界”があって、2つの世界を行き来しながら戦ったり、謎解きしたりするのが、他にはないプレイ感でした。

 メインとなるストーリーは、最初に3人の魂からどれを選ぶかで変わり、さらにクエストもクリアの仕方で話が変わったりするので、何回も遊べるのもうれしいポイント。

 派手な作品ではありませんが、ずっしりした雰囲気のアクションRPGが好きな方は、無心でずっと遊べると思いますのでオススメです!

『Stardew Valley(スターデューバレー)』 文:イナヤ マギ

 筆者のオススメは、農場経営シミュレーションゲーム『Stardew Valley』です。主人公の祖父が残した古びた農場を受け継いで、農作物を育てたり、牛やニワトリを飼って世話をしたりして、のんびりと農場ライフを過ごすゲームです。

 ゲーム内は時間や季節があるので、時期に合わせた農作物を作ったり、お祭りなど季節限定のイベントが楽しめます。

 農作業以外にも、道具のクラフトや料理などにチャレンジできます。また洞窟を探検して採掘したり、モンスターと戦うといった冒険者のような過ごし方もできますよ! 近くにあるペリカンタウンの人々と仲よくなることで、キャラクターによっては恋愛することも! 結婚して家族と一緒に農場で暮らすことができます。

 本作はPC(Steam)だけでなく、PS4やNintendo Switchでも配信されています。ドットグラフィックがレトロでかわいく、自分のペースで自由にカントリーライフが過ごせる良作なので、ぜひ遊んでください!

『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』 文:まさん

 “現代将棋ミステリー”という聞きなれない題材ですが、遊び始めると読む手が止まらなくなる良質な作品がコチラ。もともとは、スマートフォンで発売された第1部を加筆修正し、そこに衝撃的な展開が待つ第2部や、オマケシナリオを加えた豪華な内容になっています。

 謎を解いていくミステリーですが、中心となるのは“将棋”と、そこに関わる者たちの熱き想い。少年漫画の対決を見ているような手に汗握る対局シーンや、将棋にまつわる物語が見どころで、読み終わった後の満足度は非常に高い作品だと思います。

 将棋の知識が増える“将棋教室”や“詰将棋”、実在の人物や架空の事件もしっかり分けて教えてくれる“用語集”が用意されているので、将棋をまったく知らなくても安心。むしろ、将棋を知らないほうが主人公の1人である歩未と同じ視点で楽しめますし、遊んだあとは将棋が好きになれますよ。ケムコさんは、他にも『レイジングループ』などの名作AVGを出しているので要チェックです!

『ダライアス コズミックコレクション』 文:栗田親方

 『ダライアス』を主観でまとめると、3画面をスムーズにつなげて見せるイカれたモニター、席中の尻&背中からズンズン身体を振動させてくるボディソニック、実在の水棲生物をモチーフにした巨大宇宙戦艦という3本立て。

 特にロマンの塊のような敵キャラクターは、2時間待ちが苦にならないほど脳を魅了していた。この長い待ち時間には“他人のプレイを見まくれる”というプラス効果もあり、おかけでクジラ以外のボスは比較的カンタン(20~30プレイぐらい)に撃破。クジラだけが当時の私(の財力)では倒し切れなかったのだ……。

 時は流れ、私は本作で34年越しにヤツを倒した。やや大げさだが、子どものころの夢が叶った瞬間である。難易度はそれほどでもなかったが、達成感は格別なものだった。

 1986年のゲーム業界に多大なインパクトを与えた『ダライアス』は、私のゲーム人生の中でも特に“すげえヤツ”。当時プレイしていなかった人も、ビジュアルやサウンドに引き込まれるので、ぜひ体験してほしい!

『チームファイト タクティクス:リーグ・オブ・レジェンド ストラテジーゲーム』 文:滑川けいと

 『チームファイト タクティクス』はオンラインバトル『League of Legends』で大人気のモードを単独のアプリにした、デッキを構築して戦うストラテジーバトルです。

 なんと、バトル時の操作は不要! プレイヤーは“チャンピオン(キャラ)”の購入や盤面配置、アイテム装備といった戦闘準備を行います。前戦の戦士というよりは、軍師や指揮官としての遊び方が楽しめます。アクションが苦手な人でも、存分に堪能できるはず。

 本作はプレイヤー同士の8人バトルで、最後の1人が決まるまで1対1のバトルを繰り返し行います。時間は1回のプレイで30分以上。電車移動だと時間が足りないかもしれませんが、家でのんびりしている日や、テレワークのかたわらでプレイするのにぴったりです。

 バトル準備を行ったら手が離せますので、ながらプレイにも向いていますよ。じっくり遊ぶゲームとながらプレイのゲーム、好みやシーンで選択して楽しんでください。

『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』 文:信濃川あずき

 触れた者の時間を奪う“時雨(ときう)”が降り、幽霊のような存在“BT”が現れるようになったことで人々が都市から出られなくなった世界。ポーター(配達人)である主人公サムは、生活必需品や思い出の品を背負って運びます。

 戦闘もありますし、好みで戦いに寄せる遊び方もできますが、サムの目的はあくまで受注した荷物の配達と、切断された都市間のネットワークを繋ぐこと。サムが背負っているのは単なる荷物ではなく、命の綱であり希望です。今、改めてこの作品をプレイすると、発売当初とは違った感覚を得られるかもしれません。

 多くの配達依頼をこなしたり、ひたすらインフラ整備をしたりするなど、多彩なスタイルで長時間遊べます。自宅で過ごす日は、サムになって大自然の中を徒歩やバイクで駆け抜けて配達しませんか。荷物の受取人たちの、感謝の言葉が胸にしみます。

 筆者が自宅にこもっている日に、命の綱である物資を運んでくれるポーターたちに敬意を表します。

『Detroit: Become Human(デトロイト ビカム ヒューマン)』 文:黒船Mk-II(マークツー)

 本作は、アンドロイドがさまざまな作業を行うようになった、2038年のデトロイトが舞台。アンドロイドを操作し、直面したさまざまな事態を打開していくことになります。

 まず挙げたいのは本作のストーリー。選んだ行動で展開が大きく変化します。遊んだ他の人と話すと、自分が知らない流れに驚くことも。

 あとはゲーム操作による没入感も外せません。画面に現れるボタンを入力することで操作できるのですが、自分がその行動を行っているような感覚を味わえます。あとは、ゲーム中に“見えない壁”に阻まれた経験があると思います。本作でプレイヤーが操作するのはアンドロイド。彼らが“先には行けないようにロックされている”という設定もおもしろいですね。

 グラフィックもすばらしいのですが、キャラを形づくるセリフやボイスなど、ローカライズまわりが秀逸。本作を日本語で楽しめることに感謝しました。体験版が配信されているので、まずはさわってみてください!

『トゥームレイダー ディフィニティブエディション』 文:マッスル深澤

 『トゥームレイダー』は女性冒険家であるララ・クラフトの若き日を描いたアクションゲーム。個人的にはフィールドの探索が楽しいです。マップに隠されたアイテムにアクセスして昔の文化を知ったり、隠されたマップに入りチャレンジに挑戦したりと、物語を進めたいのについつい歩き回ってしまいます。

 チャレンジでは謎を解くことになり、理屈はわかっているのに操作が難しくヤキモキすることも。その分、クリアできた際には自分のレベルが上がったような達成感を味わえます。

 いろいろな武器を使うことが可能で、アクションの幅は広め。隠れつつ、遠距離から射撃戦したり、一気に近寄ってなぎはらったり、わかりやすい操作でララになりきれて、気持ちいいのもたまりませんね。

 若いころのララを描いているので、以前のシリーズを知らない人や、映画で少し知っている人でも入りやすいです。きっと楽しめるので、リブートされた3作すべて遊んでいきましょう!

『トロとパズル』 文:てけおん

 てけおんがこのアプリを選んだ理由は、なんと言っても“ほっこりとできる”ところ。普段はRPGだったりアクションだったり、冒険とか胸躍るワクワクな世界観のゲームが好きだし今も普通に遊んでいるんですが、そんな切った張ったばっかりだと、どうしても疲れるんですよね、どんなに好きでも。

 そんな時、心にうるおいをくれるのが『トロとパズル』なわけです。さびれた温泉街を『どこでもいっしょ』シリーズでおなじみのトロたちと発展させていくというストーリーも、現実だったら重めのやつですけど、トロたちにかかるとなんだか心癒される展開になりますし、適度(当社比)な難易度のパズルは気分転換にちょうどいい感じ。

 昨今は、なかなか心休まらないことも多いでしょうが、「精神的に疲れたな~」という時には、このアプリを遊んでリラックスしてみてはいかがでしょうか?

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