『FF7リメイク』ミッドガルをゆる~く歩こう! 【神羅カンパニー編】

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 4月10日にPS4で発売された『ファイナルファンタジーVII リメイク(以下FFVIIR)』。本作はBlu-ray2枚組の大ボリュームで、1997年に発売された『FFVII(以下原作版)』のミッドガル脱出までのエピソードを、オリジナル要素を加えた形で描いた作品です。

 電撃オンラインでは『FFVIIR』をロケーションで掘り下げる“ミッドガルをゆる~く歩こう!”と題した企画を連載中。第4回目はリメイクされるにあたり探索可能になった、プレート上の市街地(七番街、八番街)のエリアを紹介しました。その企画のラストとなる第5回目は、魔晄都市ミッドガルの心臓部であり、クラウドたちの物語に大きな影響を与える神羅カンパニーに注目します。

※本記事には一部ストーリー後半のネタバレも含まれます。

ミッドガルをゆる~く歩こう! 連載企画はコチラから!
■第1回目:七番街スラム編
■第2回目:伍番街スラム編
■第3回目:六番街スラム編
■第4回目:上層プレート編

【神羅カンパニー】ミッドガルの中心に本社を構える世界を牛耳る巨大企業

 神羅カンパニーとは魔晄炉都市ミッドガルを、魔晄エネルギーの独占により世界を掌握した大企業です。大きな事業はミッドガルの各区画に設置された、八基の魔晄炉によるエネルギー供給で、安定的なエネルギー供給の実現により、ミッドガルは発展を遂げてきました。

 そのため、ここの住人たちは神羅に関連する仕事に就いている者が多く、一般社員たちは“神羅の本当の目的”などは露知らず、愛社精神バリバリに仕事に励んでいます。本社ビルはミッドガルの中心にそびえる70階建ての超高層ビルで、神羅の中枢機能が終結しています。


  • ▲上層プレートに向かう列車内で、アバランチのテロ行為に抗議の声を挙げている社員たち。それを聞いたバレットの威圧にも負けずに言い返し、彼らもまた信念をもって勤めていることがわかります。

 なお、神羅カンパニーについてあらためて簡単にまとめると、もともとは小さな兵器開発会社でしかなかった会社で、社長のプレジデント神羅が一代で世界を支配する大企業へと発展させました。経営はいわゆるトップダウン型で、各部門制を取っていますが社長のプレジデント神羅がすべての決定権を持ちます。

  • ▲部門の統括との会議も形式的で、彼が一度行うと判断したらその決定は揺るぎません。

 神羅カンパニーの副社長は、息子のルーファス神羅。プライドが高く、父に対して強い反発心を抱いています。

  • ▲軍用犬ダークネイションを従え、特別仕様のショットガンを操るルーファス神羅。神羅ビルの屋上ではクラウドと互角に戦うなど、知だけでなく武の腕もたしかです!!

<<神羅カンパニーの組織概要>>

 神羅カンパニーはエネルギー事業だけでなく、その資金力を下支えにさまざまな部門が設立されています。以下は神羅カンパニーの主要部門です。今や会社の屋台骨として欠かせない存在になっています。

  • ▲本社ビル60階にあるメモリアルフロアでは、神羅カンパニーの紹介映像が流れ、そこでは各部門の統括たちも紹介されています。

●治安維持部門

 ハイデッカーが統括を務める部門で、神羅カンパニー内でも最大勢力を誇ります。名前こそ治安維持ですが、先のウータイ戦では戦線を受け持つなど“神羅軍”とも呼べる存在です。なお、エアバスターやハンドレッドガンナーなどの巨大兵器が配備されており、クラウドたちの行く手を阻みます。

●科学部門

 部門の統括は宝条で、倫理や常識にとらわれない発想で、さまざまな生物兵器を開発しています。ソルジャーや生物兵器を研究して生み出すなど、神羅カンパニーの“闇”ともいえる部門でしょう。

●兵器開発部門

 統括はスカーレットで、鋭いヒールシューズと真っ赤なドレスが印象的な女性です。この部門は先の大戦で斬新かつ高性能の兵器を次々と生みだし、会社に多大な利益をもたらしました。

●都市開発部門

 魔晄炉をはじめ、プレートや支柱、市街地や鉄道といったミッドガル全体を管理、メンテナンスを担当している部門です。統括はリーブ・トゥエスティ。現在はプレート上に高速道路を建設中とのこと。

●宇宙開発部門

 最先端の技術を集結して作られた部門だったが、ロケットの打ち上げ失敗を境に現在は凍結されています。統括は「うひょひょ」と独特な笑いが特徴的なパルマー。

●総務部調査室(タークス)

 5つの部門以外にも総務部調査室があります。通称“タークス”と呼ばれ、特殊任務を専門とする少数精鋭部隊で、ソルジャー候補のスカウトや要人の警護、諜報活動や暗殺までこなします。タークスの主任はツォンで、彼以外にレノとルードが登場します。

【神羅ビルの見どころ①】地下駐車場

 クラウドたちが潜入を試みた場所で、神羅ビルに搬入される資材などが定期的にトラックで運ばれています。現在は七番街プレート落下事故への緊急対応が行われており、入口付近は治安維持部門により厳重な警備が敷かれています。

  • ▲資材がいたるところにむき出しで積まれ、広さのわりに意外と窮屈な印象の地下駐車場。主要な通路は軍用車で通行止めとなっています。

【神羅ビルの見どころ②】エントランスフロア

 神羅カンパニーの顔ともいえるエントランスフロア。正面には大型モニターがあり、奥には神羅がこれまで手掛けてきた商品や、神羅の歴史がわかるような展示物が置かれています。列車の動輪までもが展示されています。

  • ▲はじめて訪れた人ならば息を飲むであろう見事な吹き抜け構造。冷暖房を考えると機能的ではなさそうですが、神羅という企業の力を感じさせられますね。

 3階のエレベーターホールにはカフェテリアがあり、右手には神羅製品のショールームがあります。

  • ▲クラウドが乗るハーディ=デイトナ。階段を昇って神羅のロゴが大きく掲げられたスペースにあります。

 なお、劇中では59階のスカイフロアに向かうルートとしてエレベーターを使うか、避難用通路の階段で昇るかを選択可能です。エレベーターの場合は10階の総務部オフィス、20階の化学部門オフィスに停止し、そこで警備兵とのバトルが発生します。

 階段の場合はバトルはありませんが、延々と階段を昇り続けるハメに。目的の回数に近づくと聴こえる音楽がだんだんと変な曲調になり、クラウドたちは息も絶え絶えに。ぜひこちらは動画でご覧ください。なお、昇るときのコツはオプションで“カメラ進行方向補正”を無効にすると、カメラが動画のように動かなくなり、酔いにくいです。

●神羅ビルの59階まで階段を昇ってみた

◆原作版CHECK!>>

  • ▲じつは正面から堂々と神羅ビルに乗り込んでいたクラウドたち。冷静に考えると無謀すぎですね(笑)。

  • ▲非常階段を昇るか、エレベーターを使うか選べるのはリメイク版でも同じです。エレベーターで昇った場合は途中で暴走し、ボタンを押して止まったのが59階という流れでした。

【神羅ビルの見どころ③】スカイフロア(59階)

 神羅カンパニーを訪問した人たちが待ち合わせ場所に使ったり、社員たちの憩いの場所となるスカイフロア。ここはクラウドたちが手に入れたゲスト用のカードキーで入場できる階で、その後は見学ツアーパスにID情報を更新すると移動可能エリアが広がります。

  • ▲スカイフロアは全面がガラスになっており眺望は最高。神羅を憎むバレットも思わず驚いてしまうほどの絶景が広がります。

【神羅ビルの見どころ④】メモリアルフロア(60階)

 神羅カンパニーの本社見学ツアー用のフロアで、ここではプレジデントの歩みや、神羅カンパニーが展開する数々の事業、魔晄都市ミッドガルと魔晄エネルギーについて、3つのブースにわけて解説しています。

  • ▲ブースに足を踏み入れたクラウドたちがギョっとするほど、インパクト抜群の金のプレジデント像。権力者あるあるのモニュメントですね(笑)。
  • ▲神羅カンパニーの前身である“神羅製作所”時代の写真もパネル展示中。そのほかにも、プレジデントの愛用する葉巻や黄金銃も観ることができます。
  • ▲各部門の紹介ブースでは、統括のホログラムを調べると各部門の事業内容が説明されます。ただし、きちんと説明が聴けるのは宇宙開発部門と都市開発部門だけです。

◆原作版CHECK!>>

  • ▲各部門がどんな仕事をしているのかは、62階にある資料室のテキストでのみ知ることができました。

  • ▲最奥のブースには、1万分の1のスケールで制作された魔晄都市ミッドガルの模型が展示されています。魔晄炉が煙を上げて光るなどの細かいギミックもあり!

◆原作版CHECK!>>

  • ▲ミッドガルの模型は原作版にもありました。模型のパーツをすべてはめると、上の階に進めるカードキーが手に入りました。

【神羅ビルの見どころ⑤】ヴィジュアルフロア(61階)

 最新テクノロジーを使って製作された、古代種について語る映像を見ることができるフロアです。ここではマテリアの誕生の歴史や、“約束の地”についての情報を知ることができます。

  • ▲バレットが「子どもが見たら泣いちまうだろう」とぼやくほど、映像のデキはかなりのもの。

【神羅ビルの見どころ⑥】ライブラリフロア(62階)

 ライブラリフロアは表向きは資料室ですが、ミッドガルのドミノ市長が追いやられているフロアでもあります。市長はアバランチの協力者であり、市長室内に設置された監視モニターでクラウドたちの潜入をサポートしてくれていたことがわかります。

  • ▲64階に進むための協力者を紹介してくれますが、あまりの冷遇に怒り心頭に発したのか、その合言葉は己を称えるというものでした(苦笑)。
  • ▲圧倒的な蔵書の数のライブラリフロア。周囲には司書ロボがあるのですが、近づくとリメイク版で使われなかった合言葉を聞くことができるんです。

◆原作版CHECK!>>

  • ▲同フロアにある資料室の謎を解き、ドミノ市長に適切なキーワードを間違えずに告げるとご褒美がもらえました。

【神羅ビルの見どころ⑦】リフレッシュフロア(63階)

 神羅社員たちの休憩スペースがあるフロアですが、通路からは七番街プレートの崩落事故対応に追われる残業中の社員たちの姿を確認できます。

  • ▲ティファが思わず「なんだか少しだけホッとする」とつぶやいた光景。ここだけを見ると、神羅の社員もスラムの住人も懸命に生きていることに変わりありません……。
  • ▲リフレッシュフロアは吹き抜けの2層構造と、仕事を忘れてくつろぐのに最適な空間です。居心地があまりにもいいためか、寝ている社員の姿も。
  • ▲フロアの2階には“神羅バトルシミュレーター”があります。なお、クリア後に開放されるHARDモードでここを訪れると、特別なバトルにチャレンジ可能です(CHAPTER17の66階にあるシミュレータも同じく追加)。

◆原作版CHECK!>>

  • ▲中央には緑が植えられ、いやしの空間となっていました。リメイク版でもこの大樹はフロアのシンボルとして確認できます。

【神羅ビルの見どころ⑧】ミーティングフロア(64階)

 この階はミーティング用の会議室があるエリアで、中央には大会議室、周囲に小会議室があるフロア構成です。また、リフレッシュするスペースや、商談にも使えそうなオープンスペースも用意されています。

  • ▲中央の会議室は豪華な造りですが、モニタの数からも各部門の統括とプレジデント神羅の会議専用部屋というわけではなさそうです。
  • ▲ちなみに会議室を覗くために入るトイレは、温水便座でとても清潔。間接照明があしらわれているなど、デザインもオシャレです。

◆原作版CHECK!>>

  • ▲ミーティングフロアは66階にありました。なお、トイレのダクトから潜入するのは変わらずです。

【神羅ビルの見どころ⑨】宝条研究室(65~68階)

 科学部門の宝条の研究室は65階から66階にあり、怪しげな手術台や培養液が満たされた実験用ポッドが確認できます。科学部門のオフィスは20階にあるので、ここは限られた者しか入れないような、特別な場所なのかもしれません。

  • ▲宝条が逃げる際にポッドから解き放った怪物。その名も“サンプル:H0512”。戦闘中も進化を続け、異常な能力と再生能力を発揮します。
  • ▲65階には、過去に宝条に捕らわれたエアリスと実母のイファルナが閉じ込められていた部屋も。

◆原作版CHECK!>>

  • ▲エアリスとレッドXIIIをサンプルとして、同じ檻に閉じ込めていた宝条。バレットの機転で2人を助け出すことに成功し、レッドXIIIがここでパーティイン!

【神羅ビルの見どころ⑩】特秘研究施設

 68階から落下した謎のエリアで、全部で9層構造になっている宝条の特秘研施設です。クラウドたちは68階から分断されてここに落下し、宝条の誘いにあえて乗る形で最上層を目指すことに。各層にはモンスターの合成室や改良を行う研究室、それら実験体の試験場があるなど、神羅の“闇”を垣間見ることができます。

  • ▲第一層はサンプル培養地区。実験用ポッドが所狭しと並べられ、青白く反射するガラス窓がなんとも言えない不気味さを感じさせますね……。
  • ▲壁に収納されていた実験用ポッドは恰好の足場に。なお、道中ではレッドXIIIの華麗な跳躍に助けられる場面もあります。

【神羅ビルの見どころ⑪】プレジデントフロア(70階)

 プレジデント神羅の社長室がある最上階。ここには社長専用のヘリポートも備え付けられ、非常時にも素早く対応できるようになっています。社長1人に対してかなりの広さを誇りますが、企業規模で考えればこれくらいは当たり前!?

  • ▲プレジデント神羅がどんな男であるか、その真髄に触れることができる一連のエピソード。彼が構えている黄金の銃は、60階のメモリアルフロアに飾られていたものですね。

◆原作版CHECK!>>

  • ▲クラウドたちが到着したとき、原作では息絶えていたプレジデント神羅。

 さて、全5回にわたりお届けした『FFVIIR』をロケーションで掘り下げる“ミッドガルをゆる~く歩こう!”、いかがでしたでしょうか。周回プレイをすればするとほど「ここまで作り込まれているのか!」と驚かされるネタが満載の本作。この企画でミッドガルの再訪をあと押しできたら幸いです。

(C) 1997, 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA/ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION: (C) 1997 YOSHITAKA AMANO
※本作は1997年に発売された『FINAL FANTASY VII』(原作)のリメイク作品です。ミッドガル脱出までの原作を元にオリジナルの要素を加えた作品となり、複数作で展開予定の第1作目です。

FINAL FANTASY VII REMAKE(ファイナルファンタジーVII リメイク)

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