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インテリアとしてのアーケード筐体に可能性を感じたエレキコミック今立の自腹上等レポ 第3回【E3 2019】

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 えー、E3の2日目です。そして私イマダチ(エレキコミック・今立進)のアメリカ最終日でもあり、記事の最終回となります。

 振り返れば過去2回、近年希に見るゲーム記事のなさでしたが、私自身は過去にないくらい充実したE3となりました(それを書け)。

 大まかに今回のE3で感じたことを書くと、PlayStation(SIE)とマイクロソフトの2大巨頭の出展がないことで明らかに来場者数は減少しました。こんなにスイスイに通路を歩けるE3は初めてだったので、快適すぎて悲しいという特殊な感情が湧いてきましたよ。

 ブースの空きも目立ち、これが平常と言わんばかりにベンチが置かれてたのも哀愁を誘います(泣)。

 しかし! そこを孤軍奮闘で盛り上げていたのが、我らが任天堂。任天堂タイトルをプレイするための列は閉館まで連日大人気。マリオさんがソニックさんとスポーツに汗を流す中、今回はルイージさんも事故物件芸人並みの霊との遭遇で冷や汗かきながらアワワワ言っておりました。

 もちろん、『ポケモン』、『ゼルダ』、『どうぶつの森』と名だたるソフト陣に支えられ終始長蛇の列。個人的に一番にぎわっていたかと思います。

 さて、マイナー的な要素として個人的に大注目の某アイテムがあったんですが、電撃さんでは載せられない内容なんで一言「こりゃヤベーブツだ!」とだけお伝えしときます(ロードが速い)。

 そして去年はなかった流れとして、「インテリアとしてのアーケード筐体ブームが密かに来てるのでは?」と思いました。

 ファミコンクラシックミニやメガドラミニ、今回発表されたPCエンジンミニなんかの流れに似ているんですが、売られているのは昔懐かしの海外筐体。“アーケード1up”のブースでは往年のゲームセンターさながらに筐体が置かれ、当時のゲーセン好きな私は2日間入り浸ってしまいました。

 日本でも『パックマン』や『スペースインベーダー』、『ギャラクシアン』などは売られており、価格は5万8,104円(Amazon調べ)。これを高いと見るか安いと見るかはゲーマーの度合いにより異なるでしょう。

 お年玉でコンパネ(コントロールパネル)『コンボAV』を4~5万で買おうとしてた私からしたら、モニターに筐体もついてこの値段は破格の安さ! しかもカッコいい!


 カプコンの筐体には『ファイナルファイト』、『魔界村』、『1944』、『ストライダー飛竜』が内蔵されてるというお得仕様。

 他にも壁掛け筐体、『ストリートファイター』を向かい合ってやれるテーブル筐体、KONAMIの『T.M.N.T.』を4人でできる筐体があったりと、去年より確実に種類が増えていました。


 悲しいかな、これ置けるスペースの家に住んでる日本人は少ないかと思いますが(イマダチ含む)、国内で流行ることを期待しつつ、2019年のE3閉めさせていただきます!

 また来年お会いしましょう!(はたしてあるのか?)

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