PCエンジン mini収録作予想マニアック編:『定吉七番』『スプリガン mark2』『ガイアの紋章』『愛・超兄貴』など
- 文
- そみん
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ゲームのセーブはロムカセットにしていた時代、セーブデータ自体を別で管理できた『天の声2』って偉大でしたよね! メガドライブも好きだけど、PCエンジンも死ぬほど遊んだおっさんゲーマーのそみんです。
趣味で行うPCエンジン miniの収録作品予想記事第2弾は、マニアック編と題して、世間的な知名度よりもゲームの完成度の高さや歴史的価値を重視して予想していきます!
なお、予想記事第1弾“王道編”(『天使の詩II』『ときメモ』『リンダキューブ』『天外魔境II』など)、第3弾の“趣味編”(『モトローダーMC』『コズミック・ファンタジー』『エメドラ』など)も公開中です。
チームB(マニアック編)
マニアックと書いたものの、作品クオリティや知名度は一級線のものばかり。普通に収録されていて、おかしくありません。
こうして振り返ると、日本コンピュータシステムと言いますか、メサイヤがPCエンジンで果たした役割って、本当に大きかったと思います。
監督:風の伝説ザナドゥ(1994年)
日本ファルコムのPCエンジンオリジナルシリーズ。PC移植作の『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』も出来がよかったけど、PCエンジンならではといえば、『風ザナ』でしょうね。
投手コーチ:愛・超兄貴(1995年)
PCエンジンが生んだ怪作の1つ。ボディビルダー+シューティングという発想は、なぜ生まれてしまったのか……。
葉山宏治さんの音楽も本作の人気を裏付ける大きなファクターですが、個人的には田丸浩史さんの漫画版にもやられたクチです。
打撃コーチ:サークI・II(1992年)
『イースI・II』が入るなら、日本テレネットというかマイクロキャビン誇るの名作アクションRPGも入れてほしいということで。主人公のラトク・カートも好きでしたが、ライバル的存在のリューン・グリードの存在感も好きでした。
それにしても、PCエンジンで『フレイCD サーク外伝』『サークIII』まで移植したんだから、どうせなら『The Tower of Gazzel ~Xak -ガゼルの塔-』まで出してほしかった……。
1中:定吉七番 秀吉の黄金(1988年)
『定吉七番』と書いて“さだきちセブン”と読む! コミカルなスパイアドベンチャー的作品で、原作小説も面白いのですが、ゲームの出来もよく、隠れた名作と呼ばれることも多い一作です。コマンド選択アドベンチャー枠として、ぜひ!
2右:ダブルダンジョン(1989年)
当時、非常に珍しかった2人用RPG。画面を2分割して、3Dダンジョンを2人それぞれが進むという意欲作。アイデア先行型に思えますが、何度も遊べる3DダンジョンRPGとしても楽しかった記憶があります。
3左:ニュートピアII(1991年)
オーソドックスによくできた、ハドソン製のアクションRPG。いい意味でクセがなく、気持ちよく遊べる良作です。
……個人的にはハドソンのRPG枠は、これか『桃太郎伝説II』の二択です。
4一:ブライII 闇皇帝の逆襲(1992年)
当時、パソコンで好きだった飯島健男作品の中でもダントツで好きな壮大な物語。八玉の勇士と七獣将の因縁と因果が入り混じる衝撃展開は、今遊んでも古くない熱さでちゅ!(マイマイ風)
5三:ガイアの紋章(1988年)
PCエンジンのメサイヤはシミュレーション系の良作が多く、『飛装騎兵カイザード』『ラングリッサー 光輝の末裔』『超時空要塞マクロス 永遠のラヴソング』など、全部収録してほしいくらいですが、歴史的なエポックメイキング性を踏まえると『ガイアの紋章』が妥当じゃないかと。
エルスリード三部作と呼ばれる『エルスリード』『ガイアの紋章』『ガイフレーム』は、『ラングリッサー』とも連なる世界観の共有があって、楽しかったです!
6二:スプラッターハウス(1990年)
ファミコンの『わんぱくグラフィティ』じゃないほう(笑)。ちゃんとホラーでスプラッターな、アーケード版の移植です。
アーケードでノーダメージクリアをするくらいやり込んだ作品です。『2』と『3』はメガドライブで出てます。
『ワンダーモモ』とか『妖怪道中記』とか『超絶倫人ベラボーマン』とか『源平討魔伝』とか、PCエンジンに移植されたナムコのアーケードゲームはどれも好きだったなあ。
7遊:遊々人生(1988年)
いわゆる『人生ゲーム』系のボードゲームで、タカラ公認ということもあり、非常に出来がいい作品でした。
当時はまだコンピュータでのボードゲームが少なく、友だちと一緒に一時期はヘビーローテをしていた記憶があります。
8捕:スプリガン mark2(1992年)
コンロッドぉー! カニンガムさあーん! ぶっちゃけ世間的な知名度は低いと思いますが、遊んだ人は100%高評価をする(そみんの学生時代の友だち調べ)神ゲーです。
基本システムは横スクロールのシューティングですが、ステージ中に起こる事件の密度が濃いこと濃いこと!
衛星レーザーにコロニー落としとスケールの大きな戦いも繰り広げられますが、その根底にあるのは人間ドラマ。メカが好きでも人間が好きでも楽しめる傑作です。
Wiiのバーチャルコンソールで配信されていましたが、2019年1月31日でWiiのVCサービスが終了してしまったのが残念。ぜひPCエンジンminiに収録して、神ゲーを次世代に語り継げる環境を作っていただきたく!
9投:卒業 ~Graduation~(1993年)
教師となって教え子の未来を決めていく育成ゲームの草分け的存在の1つ。いやあ、5人全員と一緒に結婚するハーレムエンドまでやり込んだものですよ!
そもそもの出来がよい作品でもありますが、ドラマCDとかキャラソンとかにガチではまり、僕の人生を狂わせたゲームの1つなんですよね。
余談ですが、僕の好みは、好きな順で新井 聖美、加藤 美夏、志村 まみ、高城 麗子、中本 静で、この指標はたぶん、いまだに僕の中に根付いてます(なんだかんだヤンキーキャラと元気系が好きなのよね)。
収録作品予想第3弾“趣味編”も公開中ですので、あわせてお楽しみください!
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