『ガンダム EXVS. マキシブーストON』機体の操作テクニックを解説。今から始めるプレイヤー必見

あんまさ
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 バンダイナムコエンターテインメントより7月30日に発売されるPS4用ソフト『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON』。その企画記事を掲載します。

 本作は、2016年3月に稼働したアーケード用タイトル『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON』のPS4移植作品。コンシューマの『EXTREME VS.』シリーズとしては、およそ6年ぶりのタイトルで、シリーズ10周年を記念した作品です。

 『EXTREME VS.』シリーズは高い人気を誇っていますが、まだプレイしたことがないという人、これから始めようと思っている人もいることでしょう。本記事では、『マキシブーストON』から『EXTREME VS.』シリーズをプレイしようと思っているプレイヤーに向けて、バトルに役立つテクニックや知識を紹介していきます。

 ルールや立ち回りなど、解説したい要素は多数ありますが、今回は“操作”に絞っています。これを読んで、『EXTREME VS.』シリーズの楽しさ、ハイスピードアクションのおもしろさを堪能していただければ幸いです。

 オンライン先行体験会ではプレイできなかった“ガンダム・バルバトスルプスレクス”といった機体を例に、各要素について解説をしていきます。“ガンダム・バルバトスルプスレクス”は早期購入特典として入手できるプレイアブル機体です。

PS4『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON』企画記事

移動の基本:左スティックとジャンプボタンを使用

 本作の移動操作は、左スティックとジャンプ(×)ボタンを組み合わせて行います。ここで重要なのは、行動や攻撃をするには、“ブーストゲージ”と呼ばれるゲージを消費するところです。

 画面右下にあるのがブーストゲージで、移動や特定の攻撃をした時にゲージを消費。このゲージは地上に着地すると自動で回復されます。

 つまりは“ブーストゲージの消費を伴う行動(移動・回避・攻撃)”→“着地してブーストゲージを回復”の1セットを繰り返していき、敵機の移動や着地の隙を狙って攻撃を差し込んで敵機撃破を狙うのが、基本的なゲームの流れです。

 それでは、この移動や回避を行う操作方法について、解説していきましょう。

ブーストダッシュ(BD)

 ジャンプボタンを素早く2回押すことで、ブーストゲージを消費して、左スティックを入力している方向にダッシュを行う移動の基本テクニック。回避にも使われるだけでなく、攻撃時の硬直中にBDを出して、隙を少なくすることができます。

 まずはBDを素早く連続で出せる練習をしてみましょう。途中でジャンプ入力が入ったり、着地をしたりしないように、同じ高度を維持できればOKです。バルバトスルプスレクスは、最大8回出せるため、安定して7回連続で出せるのが理想です。

 BD時の2回目のボタンを長押しすると、そのままBD状態を継続できます。この最中に左スティックを円を描くようにゆっくり入力すれば、旋回移動を行うことも可能です。

 地上に接地している状態でBDを行うと、少し空中に浮いて高速移動を行います。機体の中には同じ状態でBDをすると地上を走るタイプ、いわゆる“地走機体”がいるので、自身が使いたい機体の挙動を確認しておきましょう。

上昇

 ジャンプボタンを押し続けた分だけ、ブーストゲージを消費しながら上昇移動を行います。横移動だけでなく、上昇や自由落下を使った上下移動での回避は重要になるので覚えておきましょう。

ステップ

 左スティックを同じ方向に2回連続で入力すると、その方向へスライドするように機体が移動。ステップした瞬間は、機体に向かってきている敵の射撃や格闘の誘導を切る、つまりは回避できる効果があります。

 ただ、空中でステップを行うと少しの間、硬直してしまい、何もしないとそのまま落下。大きな隙を生む硬直ですが、各種テクニックでこの硬直を消すことができます。そちらについては後述します。

ガード

 左スティックを素早く↓↑(手前、奥)と入力することで、ターゲットしている方向に防御態勢をとり、正面からの攻撃を防ぎます。一部機体では全方位にシールドを展開する機体がありますが、基本的には側面や後方からの攻撃は防げないため、多用することは危険です。

 着地する瞬間を狙った攻撃や、追尾性能が高い攻撃が目の前に迫ってきた時の対処方法として、とっさにガードを出せるように練習しておくといいでしょう。

変形

 変形機構を持つ一部の機体が使えるアクションで、ジャンプボタンを押しながら左スティックを同じ方向に2回入れると変形状態に移行。変形中はジャンプボタンを長押し、またはスティックを任意の方向に入力し続けていると、ブーストゲージが続く限り変形状態を維持できます。

 変形中は挙動だけでなく、武装も一変されるので、使い方をチェックしておきましょう。

 左スティックを入力した状態でジャンプボタンを長押しし続けると上昇し、ジャンプボタンを2回連続で押して、2回目を長押しすることで下降します。変形中はBDとステップができなくなる点には注意を。

 ジャンプボタンを押した状態で左スティックを前方向に2回連続で入力すると、ターゲットを正面にとらえるように機体方向を調整できます。変形中、自機の正面にしか飛ばせない攻撃を備えていることがあるので、そういう武装を使う時に活用しましょう。

POINT オーバーヒートに注意!

 ブーストゲージをすべて消費すると、オーバーヒート状態になってしまいます。格闘を除くブーストゲージを消費する行動ができなくなるうえに、一部武装を使用できなくなることも。また、着地時に長い硬直が発生するといった大きなデメリットがあるので、なるべくオーバーヒートになる前に着地することを心がけましょう。

攻撃の基本:各機体が持つ固有武装の使い方を覚えよう

 続いて、攻撃を行うコマンドやコンボ攻撃といった、敵にダメージを与える方法について解説します。まず覚えておいてほしいことが、本作はファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)やサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)のように視点移動で狙いを定めて攻撃するのではなく、対象を射程内にとらえて撃つだけで誘導するようになっています。

 格闘ゲームのように複雑な入力は少なく、左スティックとほかのボタンを組み合わせるだけです。それでは、そのボタン入力で行うコマンドについて紹介していきましょう。

  • ▲機体選択時やCPUを相手に戦うモードをプレイしている時は、コマンドリストを確認することができます。

固有武装とコマンドを出すためのボタン配置

 機体が備えている射撃(メイン射撃)、サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘という4つの固有武装と、“格闘”を使って攻撃します。

 サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘を行うには2つのボタンを同時に押す必要性がありますが、設定でそれらを1ボタンで出すことも可能です。まずはフリーバトルで機体を操作しつつ、自分でやりやすいと思うボタン配置を探してみましょう。

同時押しで発動する3つのコマンド

サブ射撃:射撃ボタン+格闘ボタン
特殊射撃:射撃ボタン+ジャンプボタン
特殊格闘:格闘ボタン+ジャンプボタン

 デフォルトのボタン配置の場合、使用頻度の高い×ボタンのジャンプ操作をしながら、□ボタンの射撃や△ボタンの格闘を同時に操作するのは難度が高いです。

 そこで紹介したいボタン配置の一例が、×ボタンはそのままに、R1ボタンとL1ボタンに射撃と格闘を配置する方法です。特殊射撃と特殊格闘はR2ボタンとL2ボタンに配置し、サブ射撃はR1ボタンとL1ボタンの同時押しで行うといった設定になります。

 デフォルト設定に固執せず、いろいろな設定を試してみるのがオススメです。

POINT 残弾に応じて、どの攻撃をするか考えよう

 画面右下には、機体の武装ごとの残弾数が表示されます。つねに1発ずつ自動でリロードされるものから、撃ち切ることでリロードを開始するものまで、さまざま。まずは複数の武装を使用して、攻撃の手を休めないようにすることを意識してみましょう。

チャージ射撃、チャージ格闘について

 機体によっては、射撃ボタンor格闘ボタンを長押し、チャージすることで繰り出せる攻撃があります。チャージを始めると右下のゲージが徐々にたまっていき、MAX状態の時に対応するボタンを離すと発射。チャージ攻撃は弾数といった概念がなく、チャージできる状態であれば何度でも使用可能です。ただし一部例外もあります。

格闘アクションと左スティックの同時入力について

 格闘ボタンを押すことで、敵機に接近しつつ格闘攻撃を仕掛けます。中には単発のみの格闘もありますが、多くのものは初段がヒットした後、さらに格闘ボタンを押すことで、連続攻撃を繰り出すことが可能。

 始動となる格闘とその後の連続攻撃のアクションは、最初の格闘ボタンを入力する時に、左スティックを同時入力するか否かで内容が変化。自身が使う機体でどんな格闘があるのか、調べておきましょう。

・N格闘(格闘ボタン)

 N(ニュートラル)格闘と呼ばれる攻撃で、左スティックを動かさずに格闘ボタンを押すだけ。他の格闘の連続攻撃よりも、出せるダメージが高い傾向にあります。ただ、最初の格闘が直進的なため、迎撃されやすい点には注意を。

・前格闘(左スティック↑+格闘ボタン)

 BDを行っていない状態で、上記のコマンドを入力すると出る格闘。コマンド入力から格闘が発生するまでの時間が早いものや、前方向に攻撃が出るものが多いです。 

・BD格闘(BD中に左スティック↑+格闘ボタン)

 BD中に行える格闘で、攻撃範囲が広いものや、接近するまでのスピードが速いものが多いです。また、コンボ中に大きく動くものが多いので、敵チームの僚機から妨害されにくいといった特徴もあります。

・横格闘(左スティック←or→+格闘ボタン)

 横から回り込むように仕掛ける格闘。敵の迎撃行動を避けつつ接近できるため、格闘の始動としてよく使われています。

・下格闘(左スティック↓+格闘ボタン)

 特殊なアクションが設定されていることが多い格闘。コンボがない単発攻撃やカウンタ―、武装を投げるアクションを行う機体も存在します。

POINT 連続攻撃中の派生攻撃について

 機体によっては連続攻撃をする時に、格闘ボタン+左スティックの入力や他のボタンを押すことで、通常とは違うアクションを行います。こちらはゲーム内のコマンド表では確認できないので、フリーバトルなどで調べてみましょう。

 バルバトスルプスレクスの場合、N格闘か横格闘からの連続攻撃の途中で左スティック+↑or左スティック+↓or特殊格闘を同時入力すると、違う連続攻撃を行います。一例として特殊格闘の派生攻撃は、太刀で斬り抜けた後に、最後に滑空砲で敵を真上に吹き飛ばします。敵を長時間ダウンさせてもう一方の敵を追いたい時にオススメです。

ターゲット切り替えと敵の状態を表示するロックオンマーカー

 本作は2対2のチームバトルということで、戦況に応じて攻撃する対象を切り替えることが重要になってきます。その時に使われるのが、ターゲット切替え(〇)ボタン。これを押すと、現在ターゲットにしている敵から、別の敵にターゲットを切り替えます。あとはターゲットにしている敵のロックオンマーカー(照準)の色に応じて、その敵との距離が射程内か射程外かを判断しましょう。

  • ▲赤のマーカーは敵を射程内にとらえている状態。この時に射撃した弾は、敵に向かって誘導していきます。
  • ▲緑のマーカーは射程外の状態。この時に射撃をしても、弾は真っすぐにしか飛びません。
  • ▲黄のマーカーは相手がダウンしている状態。起き上がってしばらく無敵で、攻撃してもダメージを与えることができません。

左スティックの入力で攻撃や行動内容が変化するコマンドを確認しよう

 サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘として繰り出す攻撃は、格闘と同様に左スティックの入力でアクションが変化するものがあります。一例として、バルバトスルプスレクスの武装で紹介しましょう。

・サブ射撃(レールガン)

 左スティックを入力しないでサブ射撃を繰り出した場合、攻撃が命中すれば1発で敵をダウンさせます。左スティックを入力した場合は、その方向に少しだけ滑りながら射撃を行います。ただし、左スティックを入力していない場合よりもダメージが少し落ちるうえに、1発でダウンさせる攻撃ではなくなります。

・特殊射撃(ガンダム・グシオンリベイクフルシティ 呼出)

 ガンダム・グシオンリベイクフルシティをその場に呼び出し、攻撃を行わせます。左スティックを入力していない場合は、その場で滑空砲を連射。

 左スティックを入力していると、敵に接近してシザース可変型リアアーマーで捕縛して攻撃を行います。このように、操作する機体とは別の機体を呼び出す武装を、ユーザー間では“アシスト”と呼ぶことが多いので、覚えておきましょう。

・特殊格闘(特殊移動)

 攻撃ではなく、素早い慣性移動を繰り出す行動で、左スティックを入力した方向に移動。横方向に入力すると、横から敵に回り込むように接近することができます。

BDキャンセルによるコンボ攻撃

 “BDキャンセル”は、攻撃した直後にBDを行い、さらに次の攻撃を繰り出すテクニック。コンボの種類は機体によって多彩に存在するのですが、まずは高いダメージを与えつつ、敵をダウンさせられるコンボを見つけてみましょう。

・メイン射撃→BDキャンセル→メイン射撃→BDキャンセル→メイン射撃

 ビーム・ライフルなどの、3発命中するとダウンさせられる“メイン射撃”を使った基本コンボ。1発目が命中しても、2発目や3発目の射撃を出すのに手間取ってしまうと、回避行動をとられてしまいます。連続BDと同様に、一連の動作をスムーズにできるよう練習してみましょう。

・メイン射撃→格闘


 “メイン射撃”が命中した後、各種格闘で追撃するコンボ。こちらも一部機体を除けば、ほとんどの機体で使える攻撃手段です。

POINT ダウン値について

 連続攻撃を与えた時に敵がダウンするのですが、これはゲーム的な仕様になります。細かく話すと難しくなってしまうので、簡単におさえておいてください。

・ダウン値

 攻撃ごとに設定されている値。攻撃を命中させ続けた時にこの値が蓄積されていき、一定までいくと敵がダウンします。

 ダウン値は、攻撃を受けてから一定時間経過するか、ダウンすることでリセットされます。まずは、敵を手早くダウンさせる手段を探してみましょう。

格闘ステップキャンセルを使った格闘コンボ

 格闘はBDだけでなく、ステップでも行動をキャンセルすることが可能です。これを使うことで、他の機体からの攻撃を避けつつ、素早く追撃を繰り出せるというメリットがあります。格闘コンボ以外では、横格闘→ステップ→横格闘→ステップといった、格闘の振り合いでも使われるので、ぜひお試しあれ。

・バルバトスルプスレクスを使った高火力コンボの一例

 横格闘を2段入れた後に、前派生(左スティック+格闘ボタン)をします。横格闘の初段はレクスネイルで2回切り裂く攻撃なので、その次の爪を振り上げる攻撃後が、前派生のタイミングです。

 前派生の滅多斬りを最後まで出しきらず、自機と敵機が離れたタイミングを見てステップをしましょう。

 N格闘を3段(超大型メイスで3回攻撃)入れた後に、前派生を行います。その後は攻撃を出し切るだけで、300ダメージ以上を与えるコンボの完成です。

攻撃から別の攻撃にそのまま繋げるキャンセルルート

 メイン射撃からサブ射撃といったコマンドを連続入力することで、BDやステップを挟まずに連続攻撃が可能なものがあります。総じて“キャンセルルート”と呼ばれているもので、機体によって可能なキャンセルルートはさまざま。手早く敵をダウンさせたい時やブーストゲージの消費を抑えたい時、オーバーヒートになってしまった時のあがきとして使いましょう。

 注意点としてはダメージが下がるところです。キャンセルルートで出した攻撃の中には、本来のダメージよりも低くなってしまうものがあります。微量な差にはなりますが、ダメージを出したい時はBDをはさみ、同様のコンボをするのがいいでしょう。

 バルバトスルプスレクスの特殊格闘(特殊移動)は、特殊格闘以外のほぼすべての攻撃からキャンセルルートとして出すことができます。さらに、特殊移動中に行うメイン射撃or前格闘or特殊射撃(残弾0時)は、本来のコマンドとは違った攻撃を行うところも特徴的です。こういった派生攻撃にも注目して機体を操作してみましょう。

POINT 赤ロック保存について

 キャンセルルートを行うメリットの1つとして、赤ロック保存があります。これは最初の射撃を射程内(ロックオンマーカーの色が赤)で撃った後、キャンセルルートで出した次の射撃が射程外(ロックオンマーカーの色が緑)になっていた場合でも、2発目以降にキャンセルルートで出した弾はすべて誘導を行います。

 逆に最初の射撃を射程外で撃った場合、キャンセルルートを行った時に敵を射程内にとらえていても、弾が誘導せずに直進的に飛んでしまうので気をつけましょう。

回避テクニック:敵の攻撃を避けるためのテクニック

 バトルでは、攻撃を当てることは重要ですが、敵の攻撃を避けること・さばくことはそれよりも重要です。ブーストゲージの使い方を間違えると無駄な被弾が多くなり、撃墜されやすい状況が生まれやすくなっていきます。

 ここからは、敵の攻撃を避けるための手段“回避テクニック”を中心に、覚えておきたい動きを紹介していきます。

受け身

 格闘などの攻撃で吹き飛ばされた時、強制ダウンをするほどにダウン値がたまっていない状態であれば、ボタンや左スティックを入力することで受け身を取れます。受け身の瞬間は攻撃の誘導を切れる他、ブーストゲージが回復するため、反撃に転じることも可能です。

 ただし、強制ダウン状態でなくても、受け身が取れない状態を付与する攻撃も存在します。機体がグルグル回りながら吹き飛んでいたり、砂埃をあげながら吹き飛んでいたりする状態を見たら、受け身は取れないと判断して大丈夫です。

 受け身を取ると宙返りのようなアクションをします。受け身を取らない場合は、そのまま地上に落ちてダウン。地上にダウンした後も、ボタンや左スティックを入力することで、受け身を取りながら起き上がらせることが可能です。

慣性ジャンプ

 ブーストダッシュの慣性を保ったままジャンプを行い、移動と回避を伴ったアクションを行うテクニック。BDを連続して行うよりもブーストゲージの消費量を抑えられて、攻めにも逃げにも使える動きになっています。

 では、一連の流れを紹介していきましょう。

・その1……ブーストダッシュをした後、ジャンプボタンを入力

 BDをした後、すぐにジャンプボタンを押します。ジャンプするタイミングとしては、最速でBDを2回連続した時の、2回目のBDをジャンプに置き換える感覚です。その時、ジャンプをする前に左スティックを入力していた場合は、ニュートラルの状態に戻してください。

・その2……ジャンプ入力と同時orほんの少し遅れたぐらいのタイミングで、進行方向と同じ方に左スティックを倒す。

 BDの慣性を引き継いだまま、上昇移動ができていれば成功となります。ジャンプボタンを長く押すほど高く飛び、遠くへ移動することができますが、基本的にはジャンプボタンを押したらすぐに離すか、上昇移動を見たらジャンプボタンを離すぐらいの感じで大丈夫です。

POINT(1) ジャンプのタイミングが遅れると、ブーストゲージを大きく消費する

 経験者も知らぬ間にやっているミスの1つで、慣性ジャンプ時のジャンプボタンを押すタイミングが遅れてしまうと、ブーストゲージを大きく消費してしまいます。BD後のジャンプボタンはなるべく早く押せるように練習しましょう。

  • ▲成功時のブーストゲージ。
  • ▲失敗時のブーストゲージ。

POINT(2) 左スティック入力した状態の慣性ジャンプ

 慣性ジャンプ時に左スティックを1度戻す方法を紹介しましたが、左スティックを入力した状態でも慣性ジャンプをすることが可能。ただし、その方法でやった場合は慣性ジャンプの挙動が変化します。

 左スティックを入力したまま慣性ジャンプの要領でジャンプボタンを押すと、上の画像のように少しだけためる様なアクションとなります。

 その後は小さなジャンプを行い、即座に着地します。先ほど紹介した慣性ジャンプと比べると、通常の慣性ジャンプよりも移動距離は短くなります。

POINT(3) 慣性ジャンプで振り向き撃ちをしないようにする方法

 こちらを解説する前に、振り向き撃ちについて少し解説しておきましょう。

 主に足を止めずに撃てる射撃武装を使った時に起こる現象で、敵に背を向けた状態でその武装を使用した場合、その場で足を止めて攻撃をしてしまいます。背を向けて敵から逃げている最中、射撃で迎撃しようとするとよく起こってしまうアクションです。

 振り向き撃ちをしてしまうとブーストゲージを大きく消費してしまうのも、大きなデメリットになります。

 マシンガン系の武装で振り向き撃ちをしてしまうと、連射している間、ずっと足を止めてしまうため、大きな隙を晒すことになります。

 そこで覚えておきたいのが、慣性ジャンプ時にジャンプボタンを長押ししたまま、左スティックを前方向に倒すテクニック。これを使うと上昇中に機体が正面を向くので、振り向き撃ちにならずに迎撃射撃をすることができます。逃げ時の慣性ジャンプと併用して使うといいかと。

▲慣性ジャンプ中に機体がクルッと回りつつ正面を向ければ成功です。

ステキャン・フワキャン

 ステップした後、すぐにジャンプをすることで、ステップの時に起こる硬直を消しながら上昇移動へと移行するテクニック。立ち位置をあまり変えたくない時や、機体を正面に向かせつつ小さい動きで回避や迎撃行動をしたい時に使うのがオススメです。

 着地時に上空から攻撃が迫っていたら、バックステップからジャンプをしてみましょう。敵を正面にとらえつつ、少し後方に回避することができます。

降りテク・落下技(アシストメインキャンセルなど)

 一部の機体で可能な、素早く地上へと落下するテクニック。足を止める武装を使用した後、キャンセルルートで足を止めない武装を使用した時に、自由落下を起こすものが存在します。例としてはユニコーンガンダムやデルタプラスの特殊射撃→メイン射撃や、クスィーガンダムやリボーンズガンダムの振り向き撃ちメイン射撃→サブ射撃などがあります。

 最初の武装を撃つ前にステップをしておくと、相手の攻撃の誘導を切りつつ移動時の慣性を持ったまま滑るように落下することが可能。ただし、落下中は誘導切り効果がない点と、機体が正面を向いていないと自由落下が発生しないキャンセルルートがある点にはご注意を。

 ユニコーンガンダムは特殊射撃で“ジェガンD型 呼出”を行います。機体を呼び出した時に自動で正面を向く特性があるため、そのままメイン射撃の“ビーム・マグナム”を撃って落下しましょう。なるべく低空で降りテクを繰り出したほうが、着地までの時間が短くなって被弾を抑えられるので練習してみましょう。

 バルバトスルプスレクスのチャージ射撃(テイルブレード【射出】)も、格闘や足を止める武装を使用している最中に撃つと、落下を行う特性があります。大きく動くBD格闘や特殊移動と合わせて使うと、移動の素早い慣性を保ちつつ、自由落下とテイルブレードによる攻撃で敵を翻ろうできるのでオススメです。

ステップBD(BDステップ)

 ここで紹介するのは、基本操作に慣れてきてから練習してほしいテクニックです。誤操作を引き起こしてしまう可能性があるので、“こんなテクニックもある”程度の知識で頭に入れておくぐらいでOKです。

 ステップBDは、ステップ後にすぐBDをするというアクション。ステップによる誘導切り効果を発生させつつ、BDの移動速度を維持したまま次の行動へと移ることができるのがポイント。

 主にBDで避けきれないような射撃の誘導を切りたい時や、視界に映らない敵機から何かしら攻撃が飛んできているときなど、あらゆる攻撃を回避できる手段なので非常に便利です。ただし、これら一連の行動はブーストゲージを大きく消費するため、逆にオーバーヒートを引き起こす原因にもなるので注意です。

 ちなみに、BDをした後、即座にステップをすることも可能です。ステップ後は再度BDを行うか、先ほど紹介した降りテクを使ってステップ後の硬直をケアしましょう。

 まずは基本操作と敵の攻撃を避けるテクニックを練習してみましょう。そのうえで、自分が使いたい機体の特性を知り、どういった攻撃が敵の脅威となるのかを理解できれば、勝利に一歩近づくことができると思います。

 まだまだ紹介したいテクニックはいくつもあるので、次は基本ルールや覚醒、立ち回りなどを解説していきます。

PS4『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON』企画記事

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機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: 2on2 チームバトルアクション
  • 発売日: 2020年7月30日
  • 希望小売価格: 8,200円+税

機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON(ダウンロード版)

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: 2on2 チームバトルアクション
  • 配信日: 2020年7月30日
  • 価格: 8,200円+税

機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON プレミアムサウンドエディション

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: 2on2 チームバトルアクション
  • 発売日: 2020年7月30日
  • 希望小売価格: 11,200円+税

機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON プレミアムサウンドエディション(ダウンロード版)

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: 2on2 チームバトルアクション
  • 配信日: 2020年7月30日
  • 価格: 11,200円+税

機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON コレクターズエディション

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: 2on2 チームバトルアクション
  • 発売日: 2020年7月30日
  • 希望小売価格: 14,500円+税

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