アプリ『五等分の花嫁』竹達彩奈さん、高森奈津美さんに質問。デートで行きそうな場所や好きなシーンは?

kbj
公開日時

 enishから10月27日に配信予定のiOS/Android用アプリ『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』。そのキャラクターを演じる声優へのインタビューを掲載します。

 本ゲームは、一花・二乃・三玖・四葉・五月の五つ子たちとキズナを深めながら進めていくラブコメパズルゲームです。プレイヤーは、主人公・上杉風太郎になりきり、原作ストーリーはもちろん、『週刊少年マガジン』編集部完全監修の新作ストーリーをフルボイスで体験できます。

 公式生放送の終了後、中野二乃役の竹達彩奈さん、上杉らいは役の高森奈津美さんへのインタビューを実施。アプリを体験した感想やキャラクターを演じる際に心掛けていることなどをお聞きしました。

  • ▲左が竹達さんで、右が高森さん。

アプリとは思えないほどのボイス量に驚く

――ゲームをご覧になられての感想をお願いします。

竹達:収録している時はどういう感じで動くのか、どう進んでいくのか、疑問点もありながら行っていました。

 今回、ゆるゆる動いているキャラクターを見て、それぞれのパーソナルな動きがちゃんとあってカワイらしいと感じました。二乃にも彼女らしい動きがちゃんとあって、堂々としているところを見られてうれしかったです!

高森:五つ子ちゃんはTwitterでそれぞれのモーションを見られたじゃないですか。らいはのモーションは、今日初めて見ました。

 それもゲーム中で見られるとしたら“らいはを探せ”のような感じで、個人的な楽しみになりました(笑)。

――パズルゲームは初心者でも遊べるように見えましたが、遊ばれてみて、いかがでしたか?

竹達:コンボをつなげられるとすごく気持ちいいですね。ただ仕組みが少しわからなかったので、私の中ではそこが課題ですね。でも、らいはちゃんが教えてくれると思うので、それを楽しみにしています。

高森:私も今日さわって、どうしてコンボが起こったのかわかりませんでした。でも、わからないけどコンボが起きる難易度がありがたいことと、コンボを狙えるようになったらすごいスッキリすることを感じました。

 また放送で出てきた以外にも、お助け要素やお邪魔要素は出てくると思うので、配信されてからさわってみたいですね。

――ボイス収録はかなりのボリュームがあったとのことでしたが、そちらの感想は?

竹達:二乃ちゃんって基本的にちょっとローテンション気味で、怒っていることが多いキャラ。怒る時にはどすを利かせる感じになるため、喉に負担がかかる時もあります。ワード数が多いこともあって、喉を温めつつ、どれだけ喉を温存できるのかが課題でした。

 収録は2、3回行いました。喉をケアしつつ、でも芝居は全力で行いたいという葛藤がありつつの収録でした。

――風太郎に優しくなるというか、ちょっとデレるところはありましたか?

竹達:そうですね……生放送でも見られたように、ちょっとカワイらしい部分もあります。ただ、思いっきりデレるのかどうかは、遊んで見てほしいですね。

高森:らいはちゃんは、ストーリー上のセリフではなく、システムの説明パートが多いです。攻略対象ではないのですが、それでも「このセリフ量!?」というほどでした。だから、五つ子さんのボイス量はすごいと思います。

 説明パートがすごく多いのですが、でも小学生なんです(笑)。またらいはの声はデフォルトが高いポジションにあります。

 一定のテンションを保ちながら、小学生としてゲーム内容をわかりやすくお兄ちゃんたちに説明するのは難しかったです。体力をかなり使い、アニメの収録よりも汗をかきましたね。

竹達:でも、風太郎の妹だから、地頭はいいじゃないですか。だから、らいはちゃん的にはそんなに苦ではないんでしょうね。

 もし五つ子が説明するとしたら、「これはよくわからないけど、消えます~」とかになりそう(笑)。

高森:らいはは「これはこうだから、消えるんだよ、すごーい!」というように、褒めて伸ばすタイプなので、厳しくはされません。そこは安心してください。

――ゲーム内ではアニメの物語を追体験できます。1期の中で2人が好きなシーンは?

竹達:1期の好きなシーンですか? 気持ちは2期になっているので、ちょっと思い出します……。

高森:1期の収録は2年くらい前になりますよね。

竹達:1期の二乃はつねに当たりが強かったので、「どうやっても嫌われてしまうのでは?」と頭を抱えながらアフレコに挑んでいました。

 初期に二乃が作ったお菓子を風太郎にあげると記憶を失って家に帰ってくるシーンがありました。あの時に、一体なにを盛ったのかを知りたい、印象深いと感じるシーンでした。

高森:らいははつねに兄とともにあったのですが、印象的だったのは兄と離れて、五つ子さんといるお祭りのシーンです。らいはは五月さんにかかわることが多いので、私は五月さんに気持ちをいれてしまいますね。

 らいはは彼女自体に出番がなくても、お兄ちゃんのちょっとした回想のなかで「やったー」と出てくる。そういうところでも兄妹の絆を感じていました。だから、出番がないところも印象に残っています。

――ゲーム内では秋のデートがあるようですが、もし風太郎とキャラが出かけるとしたらどこに行くと思いますか?

竹達:二乃はトレンドにすごく敏感な子というイメージがあるので、秋のスイーツを食べに行ったりとか、秋服を見に行った時に荷物持ちをさせたりするイメージがあります。

高森:お兄ちゃんと出かけるとしたら、遊園地かなと最初は思ったのですが、我が家はお金がないので、お金のかかるところには出かけないかなと。らいはもそれを望まないと思いますし。

 なので、工場見学とかに行きたいですね。お金もかからないし、どちらもメチャクチャ楽しみそうだし、勉強にもなるし、お土産ももらえる。最高!

(一同笑)

嫌われることを覚悟した二乃と100%素直ならいは

――アニメ2期が2021年1月に放送されることが発表されました。演じるキャラクター目線から、見どころをお願いします。

竹達:二乃は成長が目に見えてわかりやすい、風太郎との関係性が大きく変わるキャラクターです。風太郎への気持ちの変化を大事にしながら、どう出していくかを意識しながらアフレコをしています。

 それもありつつ、五つ子たちとのやりとりも心にくるものがあります。バチバチしている時があれば、絆で結ばれている時もある。そういう五つ子ちゃんたちの成長を見守りながら温かく演じています……。ネタバレなしで言うとこのような感じですね。

高森:1期の最後では私とお兄ちゃんだけが歳をとっていました。らいはは高校生になったのですが、改めて小学生に戻って演じるのはなかなかない体験です。

 2期でも相変わらず仲よし家族。お父さんを含めて素朴で幸せ、ハートフルなシーンが増えています。そこにちょっと五月さんがいたりする。らいはは五月さんがいる形を含めて家族だととらえていると思うので、温かな家族感を2期では楽しんでほしいです。

――2年以上、キャラと付き合ってきて、どこが魅力だと感じていますか?

竹達:二乃のいいところは、ひといちばい家族思いなところで、そこが好きです。ただ、すごく不器用な子なので、優しく伝えられなかったり、ストレートに言ってしまったり、変に素直になれなかったり、意地になってしまったり……気持ちを表現できないところを含めて、人間らしくてとてもカワイイと思っています。

 私には兄が2人いて、仲はいいのですが、絵にかいたようにお互いを思いやる兄妹ではありません。少し変な態度をとってしまったり……そういう感じは通じるところがあります。

 2期になると、いろいろな事件が起きたり、困難が待っていたりします。でも、二乃はまっすぐ一生懸命にそれらにぶつかっていく姿が愛おしいですね。

――先ほど「二乃は嫌われそう」とおっしゃられていましたが、アニメ化以降、二乃の人気はかなり上がっていると思うのですが……。

 1期では、嫌われてもしょうがないという覚悟のうえ、全力で演じていました。でもとってもカワイくていい子。アニメを通して二乃の魅力を感じてほしいと思いながら演じていたので、人気が上がったのならそれはうれしいです!

高森:らいはは、皆の理想の家族の1人であるところが素敵なところだと思います。

 お兄ちゃんに一番近いところで見ているのはらいはだし、食の管理をしているのもらいは。面倒を見てもらって世話をしてもらっていながら、一番面倒を見ている。

 一方で、お兄ちゃんを一番叱るのはらいは。お姉ちゃんやお母さんのポジションも彼女が担っています。

 風太郎の帰るところであるといいと、つねに思っています。演じる際には、つねに寄り添っているところが出たらいいと思いながらやっています。

 でも、お兄ちゃんの周りにこれだけカワイらしい五つ子の女性が突然現れて、妹としてヤキモチはないのかと思ったのですが、まったくない。むしろお姉ちゃんに遊んでもらっているというような、100%素直で善の塊。これからもそのままで、素直な大人になってほしいです。

――アプリ配信に際してのメッセージと、アニメ2期についてのメッセージをお願いします。

竹達:アプリのリリース日が10月27日に決まりました。楽しみにしてくださっている方はたくさんいらっしゃると思います。パズルだけでなく、衣装集めや写真撮影などもあって、ゲームオリジナルの魅力があると思うので、ゲームをたくさん楽しんでください。五つ子ちゃんをカワイがっていただければうれしいです。

 アニメ2期は1月から放送され、皆が力をあわせて作っているところ。個人的に、2期はテンポがいいと感じています。

 皆さんに楽しんでいただける作品になっていると思います。二乃が好きな方にとっては、とてもカワイらしいシーンが盛りだくさんなので、期待してください。

高森:ゲームはやればやるほど、いろいろな要素が解放されて広がっていくタイトルだと思うのです。少しさわっただけでも、豪華な作りであることが伝わってきて、“パズルゲーム”の一言で表してしまっていいのかと思うほど。楽しみ方はそれぞれで、撮影の“はいチーズ!”に力をいれていただいても、ストーリーを追ってキャラクターのいろいろな面が見てもいいです。

 少しつまずいた際には、らいはが何を言っていたのかを思い出してもらうことで、確実に攻略できるはず。らいははいつだってお兄ちゃんを応援しております!

 アニメは、私の役のポジションは変わらず、いつでもお兄ちゃんを応援しています。2期ではキャラクターが増えて、謎も増えて、見どころが増えています。「そういう見せ方になるんだ」というような驚きもありました。

 五つ子がどう動いて、どのように距離を接近させていくのか、演じながらも見ていて「フフフ」となります。1期に比べて恋愛要素がより強まっているので、ドキドキハラハラするかと。2期も素晴らしいものになっているので、ぜひ楽しんでください。

『ごとぱず』企画記事

TVアニメ『五等分の花嫁∬』放送情報

TBS・サンテレビ・BS11にて2021年1月放送

スタッフ
原作:春場ねぎ「五等分の花嫁」(講談社「週刊少年マガジン」)
監督:かおり
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン・総作画監督:勝又聖人
美術監督:扇山秋仁
色彩設計:松山愛子
撮影監督:千葉大輔
編集:武宮むつみ
音響監督:髙桑一
音楽:中村巴奈重、櫻井美希
音楽制作:日音
音響制作:ダックスプロダクション
アニメーション制作:バイブリーアニメーションスタジオ

キャスト
上杉風太郎:松岡禎丞
中野一花:花澤香菜
中野二乃:竹達彩奈
中野三玖:伊藤美来
中野四葉:佐倉綾音
中野五月:水瀬いのり

(C)春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁∬」製作委員会 (C)G Holdings Co., Ltd. (C)enish,inc.
(C)春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁∬」製作委員会

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』

  • メーカー:enish
  • 対応端末:iOS/Android
  • ジャンル:パズル
  • 配信日:2020年10月27日予定
  • 価格:基本無料/アイテム課金

関連する記事一覧はこちら