【ゲーム雑談紀行】ゲームセンターで好きなところは?

kbj
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 電撃の編集やライター、クリエイターなどなど、いろいろな人とゲームについてゆるく話をしていくコーナー“ゲーム雑談紀行”を掲載します。

 第8回の話題は、引き続きゲームセンターについて。電撃の編集・リュウノスケと語っていきます。

参加者

リュウノスケ

 『電撃アーケードカードゲーム』の発起人の1人。人生でもっともお金を使っているゲームは『WCCF』シリーズ。

kbj

 電撃オンラインの編集。人生でもっともお金を使っているゲームは『機動戦士ガンダム VS.』シリーズ。

魅力的な空間が広がるゲームセンター

リュウノスケ:プレイランドカーニバル(※1)とSPOT21(※2)の閉店が連日続いたので、驚いたし、インパクトがすごかった。やはり最近は厳しいんだろうね。

※1 新宿プレイランドカーニバル:新宿歌舞伎町に展開する、大型のゲームセンター。11月29日をもって閉店することが、11月9日に発表された。

※2 GAME SPOT21:新宿駅西口にある老舗のゲームセンター。2021年1月中旬をもって閉店することが、11月11日に発表された。

kbj:その少し前、11月5日にセガがアミューズメント施設の運営から撤退することが発表され、業界的には激震が続きましたね。実際、売り上げはかなり厳しいみたいですし、つぶれているゲームセンターもありますからね。

リュウノスケ:新型コロナウイルスの影響はすごく大きいんだろうなあ……。

kbj:コロナの影響ももちろんですが、2019年10月に消費税が10%に上がったのが痛かったと聞きます。ゲームセンターって1プレイ100円ですが、それを110円とかにできないですから。

リュウノスケ:そうなのか……寂しい気持ちは当然あるんだけど、ずっとハマっているからこそ、「明日からゲームセンターはなくなります」と言われたら、いっそすがすがしく解放されるのかなとも思っている。

kbj:え! 解放されちゃうんですか?

リュウノスケ:なくなってほしいわけじゃないけど、もしなくなったらスパッと割り切っていきそうかな。

kbj:リュウノスケさんって、そもそもいつからゲーセンに行っているんですか?

リュウノスケ:1、2時間目をさぼって行っていた、高校生の時かな。あんま、こういうことは言わないほうがいい?(笑)

kbj:もう時効ですよ(笑)。

リュウノスケ:大学生の時は、コンシューマゲームをプレイしていたから、行かなくなって……『WCCF(WORLD CLUB Champion Football)』の最初のロケテスト(※3)に参加した時に「これはハマっちゃうから、プレイしたらダメなやつ!」って思ってやらなかったのよ。

 そしたらその1年後に電撃の編集部に来て、西岡さんとレトロにゲーセンに連れていかれて、ハマってしまった(笑)。

※3 ロケテスト:ロケーションテストの略で、リリース前のタイトルをプレイして、ユーザーの動向などを調査するテストのこと。ロケテと略すことも。

kbj:あるある(笑)。自分は友だちの『WCCF』を見て、「これをプレイしたら危険だな」と思って、カードだけもらっていました。そしたら、次に好きな三国志を題材にした『三国志大戦』が出た。ゲーム性がアクティブになっていて、おもしろそうで少しさわったら見事にハマりましたね。

リュウノスケ:その前に出た大型筐体の『Quest of D』とか『アヴァロンの鍵』も新しさがあって、魅力を感じたのね。だけども、ハマるのが怖くてあえてやらなかった……でも『WCCF』でプレイすることになったから、やはり遊んじゃう運命だったんだろうね。

  • ▲『Quest of D』

kbj:それから20年……。

リュウノスケ:え? 20年!? 数字だけを見るとえぐいね(笑)。同じゲームを20年やり続けるってなかなかないよね。『三国志大戦』も15年とか?

kbj:そうですね、『三国志大戦』が15年で、『戦国大戦』から数えると10年です。『三国志大戦』は“6”まで来ていますし、次がどうなるのか、気になりますね。

リュウノスケ:さっきゲームセンターがなくなったらスッパリやめると言ったけど、ある限りはプレイするだろうなあ……むしろ、俺はいつまでやるの?

kbj:いや、「やるの?」と聞かれても(笑)。ゲームセンターってコンシューマと違う楽しさがあるじゃないですか。

リュウノスケ:そうそう! あの空間がいいんだよね。店に入って、「さて、今日は何からやろうかな」って考える瞬間が好き。

kbj:やらないタイトルのコーナーを様子見したり……。

リュウノスケ:ワハハハハハ。

kbj:そういえば、一時期、よく行く店舗でよく見かける人で、自分と同じくらいのレベルを勝手に仮想ライバルにして、「あの人より長くプレイする」とか「先にうまくなる」とか考えていましたね。

リュウノスケ:やったことはないけど、なんかわかる。それまで知らなかった人と繋がるというのは、“ゲームセンターあるある”だよね。

 蒲田に住んでいた時、地元のゲームセンターにプレイ後に飯に行く知り合いがいたのよ。仲はいいんだけど、その人が普段何をしているのかは知らない。

kbj:メチャメチャ話すし、電話番号まで知っているけど、本名は知らないとか。

リュウノスケ:そういうのってどこのゲームセンター、どのゲームコミュニティでも見られる“あるある”だと思う。そういう意味ではオンラインゲームに近い感覚なのかもなあ。

kbj:確かに、つねにオフ会で集まっているみたいなところはありますね(笑)。

リュウノスケ:最近はコミュニティができにくくなっていないのかな? それは俺がおじさんになったから、そう感じているだけ?

kbj:『機動戦士ガンダム 戦場の絆』とか、『ボーダーブレイク』みたいなチームでプレイするタイトルは、コミュニティがちゃんとできていた印象ですね。それこそ『三国志大戦』でも話すようになって仲よくなるとかありますし、まだ普通にあるんじゃないですか。

リュウノスケ:だといいね。先日『戦場の絆II』が発表されたし、新作タイトルには頑張ってほしい! なんか俺の中では、ショッピングモールとかのゲームコーナーと、ゲームセンターで2極化しているイメージなんだけど、実際はどうなのかな。

  • ▲『機動戦士ガンダム 戦場の絆II』

kbj:ただ、そのゲームセンター自体が減っていますからね。山手線の東側はかなり少なくなっています。最近はゲームセンターではなく、複合施設の中にあるゲームコーナーを利用している人とかも多そうですね。

リュウノスケ:そういえばちょっと前に電撃オンラインにあがった、ゲームセンターの方に現状を聴く企画、個人的には好きだったわ。

kbj:施設の企画・運営をセガ エンタテインメントから引き継いだGENDAに話を聞いてみるとかもありかもですね。

リュウノスケ:じゃあ、ちょっとゲームセンターに行ってくるね!

kbj:確かに記事的には「2人は夜の街に消えていった……」というパターンで終わりたかったなあ……。

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