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2021年の節分(恵方巻)は2月2日。その理由は? 2022年以降はどうなるの?

そみん
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 もうすぐ2020年も終わりますね。年が明けると七草粥とか鏡開きとか成人式とか、いつもの年中行事が次々とやってきますが……ちょっと注意しいたのが、2月3日の節分です。

 「鬼は外、福は内」の厄除けでもおなじみですが、最近は恵方を向いて恵方巻きをもくもくとほおばることも定番となってきました。

 そんな節分ですが、2021年は2月3日ではなく、2月2日になるんですよね。なぜだか、知ってましたか? ちょっとwikipedia国立天文台暦計算室の発表情報を調べてみました!

 節分だけに、豆知識ということでいかが?(しーん)

2021年の節分が2月2日になる理由

 節分は、その名の通り、季節の分かれ目。立春の日の前日となるので、そこがずれると節分もずれるわけです。

 では、なぜ立春の日がずれるかというと、ざっくり言うと閏年(うるうどし)と同じ感覚。1年間を二十四節気に当てはめて定期的な運用をしようとすると、1年に少しずつ誤差が出てきて、ずれが生じるわけです。その調整と言いますか、ずれた結果、2021年は2月3日が立春にあたるわけですね。

 ゲームやマンガでの架空世界の設定にはユニークなものが多いのですが、現実の世界でもワクワクするような設定ってあるものですね。ある意味、事実は小説より奇なりな気持ちです。

 ちなみに立春の日が2月3日=節分が2月2日になるのは、明治30年(1897)2月2日以来124年ぶりとのこと。うーん。100年単位で常識だと思っていたものがあっさりズレることって、あるんですねー。

 そして、約37年前の1984年(昭和59年)は逆に立春の日が2月5日で節分が2月4日だったそうですが……まったく記憶にございません(苦笑)。

で、2022年以降はどうなるの?

 2022年以降は立春の日が2月4日に戻り、節分も2月3日に戻ります。

 ただし、来年以降は閏年の翌年の立春の日が2月3日となる=節分が2月2日になるとのこと。次は2024年や2028年の翌年、つまり2025年や2029年の節分が2月2日になるわけですね。覚えるのがラクなような面倒なような……。

 あと、例外的に2057年と2058年は2年連続で2月2日になるなど、今世紀末にかけて節分が2月2日になる頻度が高まる傾向にあるそうです。なんだか、こういう知識を得ると妄想が膨らんでいって物語を考えたくなっちゃうのって、筆者だけでしょうか?

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そんな2021年の恵方はどっちだ!?

 今年(2020年/令和2年)恵方は、西南西やや西でした。

 では、来年(2021年/令和3年)がどうかというと……南南東やや南。

 ちなみに恵方は六十干支によって定まっているので、辛丑(かのと・うし)に当たる2021年は、丙の方角(165度・南南東やや南)となるわけです。

 恵方を調べる際は、最近だとアプリを使うのも便利です。年が変わると2021年の恵方に対応したアプリが増えてくるので、早めに恵方を知っておくと、節分の日にドタバタせずに済むはずですよ!

  • ▲恵方は年によって異なるので、ご注意ください!

●『【2020年】恵方巻きコンパス』のDLはこちら

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