『ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー』DIOのトッププレイヤーJKDさんが戦い方や勝つコツを伝授

ハチ
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 バンダイナムコアミューズメントのアーケードゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー』の魅力を紹介する企画記事をお届けします。

 本作は、TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』を題材にしたアーケードゲーム。最大20人のプレイヤーで最後の生き残り“ラストサバイバー”をかけたド派手なスタンドバトルを楽しめるタイトルです。

 今回はDIOのトッププレイヤー・JKDさんにインタビュー。キャラクターの特徴やプレイ時に意識していることなどをお聞きしています。

『ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー』企画記事バックナンバー

DIOのカリスマ性にひかれる!

――『ラストサバイバー』を始めたきっかけを教えてください。

 稼働開始した日に、ゲームセンターの仲のいい店員さんに「お客様にプレイの仕方などを説明したいから、デモプレイしてほしい」とお願いされたことがきっかけです。

 もともと漫画をすべて読破しているくらい『ジョジョの奇妙な冒険』が好きでした。当時、このゲームについては知らなかったのですが、そこからどんどんハマっていきましたね!

――それまで、いわゆる“バトルロイヤル”タイプのゲームは遊ばれていたのでしょうか?

 いや、このように複数のプレイヤーで対戦するゲームは、プレイしたことがなかったです。

――DIOを使うようになったのは、キャラが好きだからですか? それともプレイスタイルがあったからですか?

 ズバリ、好きなキャラクターだからですね! 花京院典明も好きなのですが、自分のプレイスタイルにはDIOが合っていましたね。

――キャラクターとしてのDIOの魅力は?

 やはりカリスマ性です! このゲームであれば、ポージングがキャラクター性を出していて、すごくいいですよね。高いところにあがってそこでポーズをとると、DIOっぽさがかなりあって好きです(笑)。

――DIOで勝つために、どのようなことを考えていますか?

 DIOの最大の特徴は、前方に一定距離、瞬間移動する“力の片鱗”! このスキルで相手との距離を詰めたり、背後に回って死角から攻撃したりできるので、正面からの攻撃も奇襲攻撃も可能なところがDIOの強みになると思います。

 時と場合に応じてそれを使い分けて、有利な立ち位置をとるのが勝つためのポイントだと思いますね!

 あとは、安全地帯である“生存エリア”が小さくなる時に、安全な場所を確保すること。“生存エリア”が確定した時点で移動して、自分が得意な場所を確保できると“ラストサバイバー”になる確率が上がると思います!

――DIOを使う際に、相手にしたくないキャラクターや注意すべき点を教えてください。

 有利なのは同じ近距離タイプでしょうか。“力の片鱗”で距離をつめやすいうえに、2021年3月17日のアップデートで“無駄ラッシュ”の射程距離が伸びたので。

 逆に戦いにくいのはミスタなどの射撃タイプ。範囲外から攻撃されてしまいますし、上手なプレイヤーだと近づくまでに体力を削られてしまうんです。

 そのため、苦手なキャラクターがいた場合には、手を出さずにやりすごしてもいいですね。後半に苦手なキャラを残したくない場合は、走って音が出ないようにしゃがんで隠密行動をして“力の片鱗”を使って近づき倒すのがセオリーです。

 あとは、キャラクターの性能を意識する場合だけでなく、プレイヤーの特徴を意識する場合もありますね。

――1番注意しているポイントはどこですか?

 最大の武器である“力の片鱗”のミスです! 障害物に引っかかったり相手の正面に飛んでしまったりすると、一気に窮地に立たされてしまうので、気を付けています。

――アルティメットスキルの“ザ・ワールド”を使う場面を教えてください。

 やっぱり最後が多いです。ただ、僕は生き残ることを優先しているので、中盤あたりで厳しい場合に直面したら、躊躇なく使います。

 本作の目的は“最後まで生き残ること”なので、途中でやられてしまうくらいであれば、“ザ・ワールド”を使ってでも生き残ることを考えます。

 あとは仗助やジョルノなど終盤に残したくないキャラクターにあえて“ザ・ワールド”を使って、敵にもアルティメットスキルを使わせることもあります。

――まさに「過程や方法などはどうでもいい」というわけですね(笑)。

DIO(最高にハイver.)のポイントは?

――先日、DIO(最高にハイver.)が追加されましたが、DIOとDIO(最高にハイver.)ではどのような違いを感じられましたか?

 1番の違いは“最高にハイ状態”になることですね。再起不能になった敵の血を吸い取り、自分の体力を回復させる“冷酷な吸血”は、回復よりも“ハイ状態”になることを目的に使用するイメージです。

 “ハイ状態”だと最大精神力があがったり、ダッシュ速度があがったりして、積極的に敵の懐に入り込んで倒すことができるので、そこがDIO(最高にハイver.)の強みですね! 

 一方で、終盤になると再起不能になっている敵がいないので、自動回復スキル“吸血鬼の治癒”を持っているDIOの方がゲームメイクはしやすいと感じています。

 もしDIOとDIO(最高にハイver.)が戦う場合、射程距離が伸びたので、正面から殴り合うのであればDIOが有利かと。攻撃力400と450の違いはそこまで感じないですね。

――DIO(最高にハイver.)で勝つためのポイントを教えてください。

 “ハイ状態”になって相手を翻弄して距離を詰めていくのがいいかと思います。ブチャラティなど逃げるのが得意なキャラクターが終盤に残っていると、アルティメットスキルの“ロードローラー”が決まりにくいので、“ハイ状態”になりやすい中盤に倒しておきたいですね。

 先ほどもいいましたが、終盤は吸血できる再起不能のキャラクターが少なくなるので注意したほうがいいのかなと。

――ペア戦でDIOやDIO(最高にハイver.)が組みやすいキャラクターなどはいますか?

 正直、組みやすいキャラクターや組みにくいキャラクターはあまりないですね。

 近距離タイプなら一緒に戦えますし、射撃タイプであれば敵をけん制して周辺を守れるので、どんなキャラクターにも合わせることができます。

 オンラインでのペア戦は少し難しいですが、定型文チャットでコミュニケーションを取りながらプレイすると、初心者の人でも楽しめると思います!

勝つために意識していることや初心者へのアドバイスは?

――JKDさんはうまくなるために、どのようなことを考えていますか?

 どうやったら自分が“ラストサバイバー”をとれるのか、ビジョンを持ってプレイすることですね。

 具体的には、“序盤はレベルを上げたりシールドを集めたりしよう”、“中盤は敵と戦わないようにしよう”、そして“終盤は自分の得意な位置をキープしよう”。このように、自分がやりたいことのタイムラインを決めておきます。

 あとは先ほどもあげたように、終盤に残したくないキャラを中盤でしっかりつぶしたり、残っていた場合はどうやって勝つかを考えたりでしょうか。

――ゲームを始めたばかりの初心者は、どのようなことを意識すると、勝ちやすいと思いますか。

 このゲームで大事なのは“位置取り”だと思います。

 僕は他のトッププレイヤーと比べて正面からの戦いがうまいわけではないんです。どうすれば自分が生き残れるのか、確率の高そうな行動を考えたり、自分が有利な位置取りをすることを考えたりしながら、ゲームメイクするようにしています。

 DIOの場合は、“力の片鱗”で移動できる屋根の上。最後に下で戦っている人を眺めつつ“ザ・ワールド”を使って上から奇襲攻撃をするのがオススメです。僕はなるべく楽して勝ちたいタイプなので(笑)。

 自分が有利に戦える場所を意識して動けば初心者の方やアクションが苦手な人でも、“ラストサバイバー”になれる確率は上がると思います!

 あと、初心者の方は敵に追いかけられた時に、安全地帯の端のほうに逃げてしまって追い詰められてしまう人が多いと思います。画面右下にあるミニマップを見て、“生存エリア”の範囲を意識して逃げるだけでも生存確率はアップすると思いますよ。

 他には、上手なプレイヤーの動画を見ると、戦う場所や敵との距離などを把握できて、勉強になると思います!

――2020年に開催されたオフィシャル大会に出場して決勝までいきましたが、いかがでしたか?

 すごく緊張しましたけど、楽しかったですね。調子に乗って写真に写り込んだりしていました(笑)。

――4月17日に行われる公式大会 全国決勝“LAST SURVIVOR CHAMPIONSHIP 2021”への意気込みをお願いします。

 楽しむことが僕のプレイスタイルなので、とにかく楽しみつくしながら勝ちたいです! もちろん大会独自の緊張感もあると思うんですが、屋根の上を取ってポージングでもして楽しみながら戦いたいですね。

――何か開発に伝えたいこと、言いたいことはありますか?

 あまりないですよ(笑)。僕はこのゲームを楽しんでプレイしているので、プレイ人口が増えるとうれしい。話題になるようなプロモーション施策などを頑張ってください!

 そういう意味では、本作は対戦ゲームであると同時に、キャラクターゲームであると思っています。前回、新キャラクターが発表された時に新たなバージョンの“DIO”を喜んでいる人と、残念がっている人がいました。

 もちろん、予算などの開発事情があると思うのですが、いろいろなバリエーションのキャラクターが出ることで話題になり、プレイしていない人の目にも止まる機会が増えると思うので、お願いしたいです!

――最後に『ラスサバ』の魅力をお願いします。

 対戦して生き残る楽しさもありますが、自分の好きなキャラクターを自由に動かせるのが1番の魅力だと思います! プレイ中に特徴的なポーズをとれて、名台詞も聞ける!

 僕は勝ち負けよりもそれらを楽しみにプレイしているので、これからも一層楽しんでいこうと思います!

『ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー』企画記事バックナンバー

©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 SC 製作委員会
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 DU 製作委員会
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 GW 製作委員会
©BANDAI NAMCO Amusement Inc.

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ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー

  • メーカー: バンダイナムコアミューズメント
  • 対応機種: AC
  • ジャンル: アクション
  • 稼動日: 2019年12月18日
  • 料金: オープン

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