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2008年6月20日(金)

逆転に次ぐ逆転の対戦が熱い! 『国盗り頭脳バトル』編集部対抗戦をレポート

文:電撃オンライン

 コーエーから発売されるDS用ソフト『国盗り頭脳バトル 信長の野望』編集部対抗戦が、6月19日にコーエージェミニビルにて開催された。

 6月26日発売の『国盗り頭脳バトル 信長の野望』、戦国時代の大名となって武将(コマ)を操作しながら領地(マス)争いを繰り広げるボードゲーム。空白のマスにコマを進める、もしくはマス上の武将を戦闘で倒せば、そのマスを領土にできるというシンプルなルールでありながら、戦局を左右しうる「特技」や「切り札」、「台風」などのランダムイベントといった要素がプレイを盛り上げてくれるのが特徴だ。また、ワイヤレス通信、ダウンロード通信、Wi-Fiコネクションに対応し、身近な友だち、もしくは全国のプレイヤーと最大4人でのマルチプレイができるのも遊びどころとなっている。

 今回の編集部対抗戦では10媒体が参加し、電撃オンラインからも新人編集・ごえモンが出場して、ワイヤレス通信による対戦でその頭脳と腕を競い合った。以下にその模様を写真とともにお伝えする。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
遠くからも一目でわかる印象的な「太陽と星座の壁画」がデザインされたコーエージェミニビル。この日のため、入り口には家紋入りの幟(のぼり)も立てられていた。

 対抗戦が行われたのは、「つくばエキスプレス」などのシンボルマークを手掛けてきた永井一正氏がデザインを監修したコーエージェミニビル。巨大な壁画「太陽と星座の壁画」をシンボルとしたこのオフィスでは、オンラインゲームやネオロマンス作品などが開発されているという。

■編集部対抗戦開催! ごえモンの頭脳バトルをご覧……あれ?

 開催にあたり、まずは本作プロデューサーの竹田智一氏から挨拶が行われた。竹田氏によれば、同社の看板タイトル『信長の野望』を冠した本作は、『信長の野望』を従来とはまた違った形で送り出し、戦国時代のよさを知ってもらいたいという意味合いが込められているそうだ。さらに対戦が魅力であるという本作の開発は、かつてオンラインゲームにかかわってきたスタッフが務めているという。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
自らも『信長の野望』シリーズが好きなあまりに人生が変わってしまったという竹田氏。コーエーの開発スタッフには、『信長の野望』が好きで戦国時代が好きになった人が多いそうだ。

 また、ここからは本作ディレクターの石川一広氏、メインプランナーの高木真吾氏もアドバイザーとして加わり、本戦に備えた練習が行われた。今日のためにシナリオモードで練習を重ねていたごえモンだったが……大名の次に選択を行う軍団編成について石川氏のアドバイスを受けながら練習プレイをしていた。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
左手前の黒い服に眼鏡をかけたのが我らが期待の星・ごえモン。この時は180人以上(作品には250人ほど収録されている)の武将から、武将の知行(コスト)の合計が最大知行以下になるようピックアップして軍団を編成できるので、そのあたりについてアドバイスを受けていたようだ。

 10媒体で行われた本戦では、テーブルがA、B、Cの3つに分けられた。ルールは、戦乱モードの各地方マップ「近畿」。“織田信長”、“武田信玄”、“上杉謙信”、“毛利元就”の4人から任意の大名を選択し、60万石分のマスを支配下に収めるか、30ターン終了時点で石高(マスに設定されたポイント)のもっとも高い大名が勝ちとなる。なお対戦では、大名を選択する順番はランダムで決まるので、お気に入りの大名を使えるかは運にかかわってくる。ちなみに、「電撃オンラインの竹中半兵衛と呼ばれた僕ですよ? 誰が来ようとフルボッコですよ」と自信を見せていたごえモンは、Aチームに参加した。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
ひっそりと石川氏に見守られながら本戦スタート。「赤ん坊のころからミステリーで頭を使ってきた僕です。頭脳バトルなら任せてください」と立候補して本対抗戦に出場したごえモンだったが……。和気あいあいと行われた対抗戦。「1位を集中攻撃だ!」、「CPUをさっさと潰そう」などリアルチャットで作戦が練られていた。なお、6ターンに1度訪れる「評定」では、他勢力と同盟を行うこともでき、竹田氏いわく「同盟が対戦の重要なポイントです」とのこと。

 ちょっと大口がすぎるんじゃないか、という心配もよそに意気揚々とプレイを始めるごえモンであったが、天狗の鼻は挫かれる運命にあるのか、単に出る杭は打たれるのか、敵である“織田”と“上杉”から2重の猛攻を受けてしまう。甲斐の虎と呼ばれた戦国一の軍略家とも名高い大名を選択したごえモンは、「“信長”しかプレイしたことないんだよー、“武田”なんて無理、終わった!」と泣き言を口にする始末。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
竹田氏にまで、「“武田”ではやったことないんです。“信長”でしかプレイしたことないんです。というかぶっちゃけシナリオモードがクリアできなかったんです」と涙目のごえモン。

 しかし、ごえモンに転機がおとずれた。“武田”に向かって、“織田”と“上杉”が集中攻撃をしているスキに、“毛利”が一気に勢力を拡大、2大名の矛先が反転したからだ。漁夫の利のさらなる漁夫の利を得て、切り札も使いまくって一気呵成に攻め立てたごえモンは、56万石にまで領地を拡大し、4位から1位へと上りつめる。なお竹田氏によれば、領地が増えてもコマの数が増えない本作では、領地が増えた時の守りが非常に難しいとのことだ。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
あまりの大逆転に、ごえモンから思わず笑顔がこぼれる。「スタッフ同士でもこういった大逆転はよくありますよ」と、竹田氏も対戦プレイならではのおもしろさに笑いを浮かべていた。

 後に「調子に乗りすぎました、スミマセン」と述べたごえモン。彼の失敗はここから始まった。あと石高4で勝利できるからと焦ったごえモンは、コマを分散させて勢力を広げる作戦に出てしまったのだ。敵の手薄な領地を切り取った彼が、自ら手薄な領地を敵にさらす……そのことが待つ結果は自明であり、ごえモンは、かの明智光秀にならったわけでもなく「7ターン天下」で1位から転落してしまう。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
ほんの一時の天下に、がっくりと肩を落とす。「ごえモン7ターン 下天のうちをくらぶれば 夢幻の如く」と脳内で歌っていたそうだ。その後、惜しいところまで盛り返すも、さらなる転落で最終的には3位で終わったごえモン。竹田氏によれば、コマを強化しても広い領地をフォローするのは難しいので、切り札を最後に残しておくといいそうだ。
『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
本戦の後に優勝を争う決勝戦に進出できたのはゲーマガ、ゲームサイド、ニンテンドードリーム、デンゲキニンテンドーDSの4媒体。電撃オンラインは惜しくも……ない! 8位ってなんだよ、ごえモン!

 本戦ではチーム3位、全体8位で終わってしまったごえモンは、チーム1位3名と全体4位1名の計4名で行われる決勝戦には到底進出できず。決勝戦まで10分間のインターバルが置かれたが、彼には対抗戦終了までインターバルが続いた。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
対抗戦の開催されたコーエージェミニビルの屋上テラスは、普段はランチや読書のためのリラックスルームとして使用されている場所。戦いに疲れた武将たちも飲食や歓談でリフレッシュしていた。そして「敗北した負け犬」ことごえモンも、お菓子をいただきながらこの表情。「いやー、頭を使うのは得意ですが、アドベンチャーゲーム以外は苦手なんですよね」って、なに笑ってるのー!!

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』

 以上は、30分ほどで行われたごえモンの対戦の流れを追ったもの。ごえモンが最下位から1位、さらに転落という逆転を2度も味わったように、本作では30分ほどのプレイの中にもめまぐるしく逆転が起こる。本作の対戦では、城をすべて失うと他の大名に従属した形になるのだが、竹田氏の話ではこの従属状態から1位への大逆転もよく起きるのだという。実際この日もBチームではそれが起きていたほどだ。

 「とって、とられて、一発逆転!」というのが本作のポスターにも書かれたキャッチフレーズだが、プレイしたごえモンによれば「まさにそのとおり」とのこと。上記の例にあるように、他のチームでも頻繁に逆転劇は起きていたようで、誰かの悲鳴が起こるたびに盛り上がっていた。なお、対戦でこそ楽しめるその大逆転の一部が味わえる、オンライン対戦対応の体験版が現在公開されている。ぜひ公式サイト内のダウンロードページにアクセスしてほしい。

 また、プレイしたごえモンに本作の感想を聞いてみたところ、「システムがシンプルで、チュートリアルも親切なのでルールが覚えやすいです。なのに戦略の幅が広いので、対戦が本当におもしろかったですね。4人で集まってワイワイプレイするのがオススメです。あと僕は、戦国時代にまったく興味がなかったのですが、シナリオモードの展開が熱くて、武将の名前なども覚えてしまいました。ただ、運の要素も結構かかわってくるので、勝っている時はガックリくることありますね。負けている時には助けられたりしますが(笑)」とのことだった。

 →次のページでは決勝戦をレポ。勝者の戦いとはこうだ!

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データ

▼『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
■メーカー:コーエー
■対応機種:DS
■ジャンル:TBL
■発売日:2008年6月26日
■価格:4,800円(税抜)
 
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