「福岡の夜は7時」に熱く盛り上がる!?　『アイマス』4周年ライブレポ＠福岡

文：電撃オンライン

　バンダイナムコゲームスは『アイドルマスター（以下、アイマス）』シリーズ4周年記念ライブイベント“THE IDOLM＠STER 4th ANNIVERSARY PARTY SPECIAL DREAM TOUR’S!!”を開催。先日こちらでお伝えした名古屋公演からスタートしたこのライブツアーだが、この記事では5月24日に福岡LOGOSで行われた福岡公演の模様を、写真とともにお届けする。

▲福岡といえば、太宰府天満宮。食べ物では写真の博多ラーメン、モツ鍋など、夜の出店グルメが美味。

　新型インフルエンザの影響により大阪公演が延期となってしまい、ツアー2会場目となった福岡公演。名古屋に引き続き初のライブとなった福岡での、公演の参加声優陣は以下の通り。

▲今回もおなじみダンス審査員・軽口哲也、自称・カルテツがライブ開始前の諸注意を担当。カメラの持ち込みはNGだが、彼の大好きな豚骨ラーメンならば特別に持ち込みがOKだったらしい……。が、替え玉には対応できないとのこと。また、盛り上がりすぎて“右踵落とし～奈落払い～風神拳”の『鉄拳』コンボで騒ぐのもご法度とのこと！

　ダンス審査員のトークで温まった（？）会場に流れた1曲目のイントロは、名古屋と同じく『THE IDOLM＠STER GAME Ver.』。出演声優陣全員がそろっての登場となり、プロデューサーたちは大歓声で彼女たちを出迎えた。

▲「ゆりしー！」「ぬーぬー！」「神ー！」といったニックネームで、会場のプロデューサーたちは彼女たちを歓迎。

　「福岡のみなさーん、はじめまして！」という声優陣のあいさつでイベントスタート！　名古屋と同じく、今回も“はじめまして！”をテーマにイベントが進行していった。最初の自己紹介では、「ローソン名誉店長の秋月律子役、若林直美です」と若林さんがあいさつをすると、プロデューサーたちはその快挙を祝福。さらに、5月22日は亜美・真美の誕生日だったということで「一昨日誕生日を迎えたよ！　（12歳から）12歳になりました！」と下田さんが自己紹介をすると、「おめでとー！」の声が会場を埋め尽くした。

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　この日もパーフェクトコミュニケーションを目指し、最初のスケジュール“はじめての挨拶”が始まった。初めてアイドルと会った時のあいさつをイメージし、会場のプロデューサーから募集した“アイドルをよく知るための質問”に、声優陣が答えていくこのコーナー。進行役＆特別審査員を名司会の若林さんが担当し、例題で「旅先での驚きのエピソードは？」という質問を声優陣に向けた。この質問に対して、最初に指名された落合さんは「……えっと、忘れました……」、下田さんは「旅……マタタビ……」と、最初からフリーダム・フルスロットルなトークを展開。プロデューサーを爆笑の渦に巻き込んだ。

▲名古屋と同じ“はじめての挨拶”のコーナーだが、出演者も違えば参加しているプロデューサーも異なる。必然的に違った魅力が生まれるのが、今回のライブツアーの楽しみの1つ。

　続いては、会場からの「皆さんの地元のオススメの品を教えてください」という質問。これに指名された長谷川さんは、「この件については、ぬーぬーが答えてくれます！」とスルーパス！　そのパスをキャッチした神奈川出身の沼倉さんは、「最近知ったんですが、地元の海老名はイチゴの産地らしいです。実家でもイチゴを作っています！」と、実家もちゃっかり宣伝するというナイスアピール！　続いて指名された下田さんは、「私の実家のある鳥取県は、梨だとか……梨だとか……が有名なんですけど、なんといっても若林直美さんというステキな人が生まれた土地です！」と同郷の若林さんを大プッシュ。下田さん＆若林さんのコンビによる、鳥取県アピールがなぜか福岡で実現してしまった!!

　お次は「皆さんの好きな“女の子のタイプ”を教えてください」というちょっと変わった質問。ラジオやイベントでのトークによって、『アイマス』ファンからは“麻男（あさお）さん”の愛称でも知られる下田さんが、この質問に「（嫁の）明子です」と答えて長谷川さんとのラブラブ（!?）な関係をアピール。「ごちそうさま！」としか言えない雰囲気が会場を包んだ。

　そして、会場が一番沸いたのが4問目「九州入りして食べた、おいしいモノを教えてください」という質問。一見、ノーマルな質問だと思われたが、落合さんが「お水です……。私、本当に昨日から何も食べてないんですよ」という驚きのアピールで、会場はもちろん、ステージ上の声優陣たちからも心配のツッコミを受けていた。また、長谷川さんからは「昨晩食べた、出し巻き卵の中にノリで巻かれた明太子の入っている料理がおいしかったです」というアピールが。最後は「水もおいしい、空気もおいしい、福岡はみんなあったかい！」という若林さんのアピールで、この質問を締めくくった。自己アピールというよりは、福岡のアピールタイムとなったこの質問であった。

▲質問役の若林さん。会場から「他の皆さんは、若林さんにも答えてもらいたいと思いませんか!?」という質問を向けられても「そういうのは事務所を通してくださ～い」とうまく切り返した。さすが若林神、というシーン。

　この後「今日のライブはビジュアル、ボーカル、ダンス、どれを見てほしいですか？」「帰りは何を食べて帰りたいですか？」などに続き、「いい意味でのライバルは誰ですか？」という質問が。これに対して長谷川さんは、バストサイズの差から美希にとっては響＆貴音がライバルといい、「ちょっとどうなってるの～？」と沼倉さんの胸に手を伸ばすも、下田さんらから制止されて未遂に終わった。また、落合さんは「ライバルは雪歩です。たたずまいや、可憐なところは、私から見ても見習いたいと思います」と完ペキな答えを返し、会場からの喝采（かっさい）を浴びていた。

　そして迎えた、アピール度の審査タイム。名古屋では今井麻美さんがトップに選ばれたが、福岡では「お水だけしか飲んでいない」＆「ライバルは雪歩！」で会場を沸かせた落合さんが満場一致でトップに選ばれた。落合さんには特別アピールタイムとして“最も得意なモノマネを披露する時間”が贈られ、「にゃあああぉ」というネコの鳴き真似を披露。会場からは「カワイイ！」という歓声と大きな拍手が贈られた。

→ここからは“TV出演”コーナーの写真が満載!!（2ページ目へ）

(C)窪岡俊之 (C)2002-2009 NBGI
PROJECT IM＠S

■セットリスト（カッコ内は歌手名、敬称略）
　01.『THE IDOLM＠STER GAME Ver.』（落合・若林・下田・長谷川・沼倉）
　02.オープニングトーク
　03.スケジュール：はじめての挨拶
　04.『ALRIGHT＊』（落合）
　05.『スタ→トスタ→』（下田）
　06.『ふるふるフューチャー☆』（長谷川）
　07.トーク（落合・下田・長谷川）
　08.『ショッキングな彼』（長谷川）
　09.『Kosmos,Cosmos』（落合）
　10.『黎明スターライン』（下田）
　11.『いっぱいいっぱい』（若林）
　12.『太陽のジェラシー』（沼倉）
　13.『livE』（若林）
　14.『Next Life』（沼倉）
　15.『おはよう!!朝ご飯』（若林・沼倉）
　16.トーク（若林・沼倉）
　17.『涙のハリケーン』（長谷川）
　18.『夏空グラフィティ』（下田）
　19.『好きになって、よかった』（落合）
　20.『Is This Love』（沼倉）
　21.『東京は夜の7時』（若林）
　22.エンディングトーク
　23.アンコール『L・O・B・M』（落合・若林・下田・長谷川・沼倉）

▼『アイドルマスター ディアリースターズ』

■メーカー：バンダイナムコゲームス

■対応機種：DS

■ジャンル：AVG

■発売日：2009年秋予定

■価格：未定

• 『アイドルマスター』シリーズ公式サイト