2009年10月15日(木)
前回紹介したように、パーツの装備やコーディネートは、本作をプレイする上でしっかりとマスターしたい要素。マップの状況や敵のタイプに柔軟に戦いを変えるための戦術となっている。
パーツを付け替えると、見た目にも反映される。装備するパーツには、さまざまな見た目が存在し、コーディネートを楽しむことも。 | 空を飛べたり、トゲの上を歩けるようになったり、パーツにはマップを攻略するのに役立つ機能が備わっていることも。 | 魔法や技巧を凝らした攻撃は、武器パーツの力を借りて使用する。闘う相手にあわせて使いわけよう。 |
このパーツの装備に加え、本タイトルには戦術の外側にある、戦略レベルで戦いを有利に運ぶためのシステム【人体改造システム】が搭載されている。
これまでに出た多くのダンジョンRPGは「いかに、その状況を乗り切るか」を考えるところにゲームのおもしろさがあった。本作ではそのおもしろさに加えて、戦いに挑む前に準備を行い、策を練るという戦略的要素によって、従来のダンジョンRPGにはない驚きと興奮を感じられるようになっている。ここでは、人体改造を利用するメリットについて紹介していく。
●ステータスを底上げできる
レベルアップだけでは補えない主人公の平凡さを、人体改造という要素でカバーできる。人体改造でボーナスをつけていればレベルアップ時のステータスの伸びも大きく変わる。
●便利なスキルを付加できる
装備パーツの効果の場合、その装備を外すと解除されるが、人体改造の効果は自分でリセットしない限り継続する。
“人体改造”は、ヒーローもののお約束としてたびたび登場する要素。『絶対ヒーロー改造計画』に存在する人体改造システムは、主人公の体に見立てた人体図を改造することによって、主人公のパワーアップをはかるシステムだ。レベルアップ時の成長や、着せ替えといったシステムの前提となる主人公のステータスに影響を与えることで、全体の底上げが可能となる。
人型に広がるエリアの床には、主人公の肉体に影響をおよぼすパネルが広がっている。この床パネルを“装備パーツ”で埋め立てることで、主人公のステータスにさまざまなボーナスが付与される。それが人体改造の第一目的となっている。埋め立てに使うアイテムの性能や属性によって、主人公に与える影響は変化。優秀なパーツを使って埋め立てれば、ステータスへのボーナスも大きいようだ。
人体改造の結果、体力自慢になれば“スタミナ主人公”、魔法攻撃が強くなれば“インテリ主人公”など、基本ステータスの状態によってバリエーション豊富な称号が付く。改造後には、どんな称号になったのかをチェックするといいだろう。
レベルと装備が同じでも、人体改造を利用すると攻撃力に大きな差が出る! |
防御を固めれば、キツい一発だって耐え切れる。 |
人体改造で埋め立てたパネル上には、改造装置を設置することができる。パネル上に装置を置くと、その装置固有の特殊効果が主人公に追加される。埋め立てた後のパネルでないと追加されないようなので、事前にしっかり土台を作っておくことが重要だ。
各装置には、設置に必要な床の面積・形状が設定されている。某有名落ちモノPZGのパーツを思い浮かべると手っ取り早いだろう。特殊効果ばかりを気にして無計画に装置を並べてると、デットスペースができてしまうので、装置をエリア上にうまく詰め込むパズルのセンスも必要かもしれない。
装置は、得られる効果が大きいアイテムほど、必要な床面積が広くて、その形も複雑。利用するには全体の配置をイメージしておくのが大切だろう。ご利用は計画的に! |
通常の状態では、ダンジョンで力尽きればレベルやアイテムなどを失ってしまう。しかし、人体改造を利用すれば戦闘不能になった際のリスクを軽減することも可能だ。アイテムを保存して置ける装置を設置すれば、アイテムを安全に保存しておけるサービスを利用できる。 |
ダンジョン内で持ち歩けるアイテムの総数は、最初はあまり多くない。しかし、“コンテナ”を設置すると、その最大枠を増やすことができる。回復アイテムや食料ももちろん重要だが、装備パーツをたくさん持ち込めるようになるのが大きい。 |
ダンジョンに潜る時にあると一番うれしい保険は“復活できること”! 力尽きた際に失うアイテムやダンジョンに再トライする時間のロスを考えると、その場で立ち上がって戦い続けられることのメリットはとてつもなく大きい。問題があるとするなら、設置条件が厄介なこと。効果が絶大な分、必要な床面積と床の形がすごい。 |
→ヒーローだって涙が出ちゃう! だってトラウマがあるんだもん!
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