2009年10月15日(木)
「犬にかまれたことがある人は、他の人より犬を怖がる」というのは、よくある話。恐怖や悲しみなど、強烈な体験をした際に、その記憶が人の心にトラウマとして残る。本タイトルの主人公にも同じことが。もともと一般人だった主人公が、命を危険にさらされ、ダンジョンで力尽きた際の恐怖は、相当なもの。こうして主人公は、敗因となったモノや出来事に対してトラウマを背負うことになる。
こうなってしまうと苦手意識が働いてしまう。たとえばトラウマが特定のモンスターに対してであれば、そのモンスターと戦った際に受けるダメージが増加する。特殊な罠に対してであれば、引っかかる確率があがり、その効果も上昇するといった具合だ。ダンジョンに挑戦する中で、戦闘不能になることもあるだろう。その際には「何がトドメとなって倒れるのか」を意識したほうがいい。
強敵にトドメを刺されたとすれば、次に挑戦して倒すための難易度がさらに上がってしまう。それならば、あえて雑魚キャラにやられたり、意識すれば回避できる罠にかかり、背負い込むトラウマを調整したほうが、デメリットを小さくできる。またトラウマを克服することで、メリットが発生することも……!?
ハリゾー恐怖症:本タイトルではメジャーなモンスターであるハリゾー。ハリゾー恐怖症があると、ハリゾーから受けるダメージが大幅アップしてしまう。 |
鉄球恐怖症:罠で戦闘不能になっても、トラウマに。こんな鉄球につぶされた日には、夢でうなされそうだ。 |
はらぺこ恐怖症:お腹が減りすぎて倒れれば、こんなトラウマになることも。 |
本作は、全編を通じて壮大なラストバトルが描かれていくのは、概要でも説明した通り。戦いの途中で主人公が倒れた場合、“特訓施設”で実力を磨きなおすことになる。主人公が強くなるのに呼応するかのように、ボス戦の演出も変化していくのだという。始まったばかりのボス戦が、古きよきRPGのバトルだったとすれば、特訓するごとに演出が強化され、より洗練されたものになっていく。
序盤のバトルは、どこかで見たような懐かしいドットで描かれるが、ストーリーを進め、特訓を積んでいくに従って、より洗練された演出となり、戦いはより激化していく。 |
→主人公よりもエトランゼたんを着せ替えしたい!? その願い、かなえてやろう!!
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※画像は開発中のもの。