News

2009年11月28日(土)

【まり探】とコラボも!? サスペンスAVG『AGAIN』プロデューサーインタビュー

文:電撃オンライン

●圧巻のクライマックスは必見! 俳優陣の白熱した演技を見よ

――キャラクターは、実写のビジュアルを採用なさっていますよね。出演者はオーディションで選んだとのことでしたが、選んだ際のポイントやこだわった点を教えてください。

 オーディションは大変でしたね……特に主人公のジェイ(ジョナサン・ウェーバー)とケイト(ケイト・ハサウェイ)の2人は悩みました。なかなかイメージにあった役者さんがいなくて、キャスティング会社さんに何度も追加オーディションをしてもらい、ようやく決めることができました。

――そんなに大変だったんですか……。

 ええ……でもそのおかげで、2人の配役にはとても満足しています。特に、ジェイ役のエリックが持つ、真面目で正義感が強く頑固で、どこかしらかもし出される“鬱”な感じは最高ですね。彼は先日ヴェネチア国際映画祭に出品された塚本監督の映画『TETSUO』でも主役を務めるほどの役者さんですので、演技のほうも申し分なかったです。

【まり蔵探偵事務所】 【まり蔵探偵事務所】
▲山口プロデューサーが絶賛するジェイ(画像左)とケイト(画像右)。2人ともFBIの凄腕捜査官です。

――オーディションや収録で印象的だったエピソードなどはありますか?

 ゲーム終盤のクライマックスのシーンでジェイがある人と対決するんですが、そのシーンの撮影は圧巻でした。『AGAIN』はボイスが入っていませんし、ムービーも断片的な表現になっているので、撮影の際はセリフは用意せず、雰囲気と設定、演技を説明して、カットごとに流れ作業で撮影を行っていました。それで十分雰囲気は出せるんです。

 ところが、最後のシーンでジェイ役のエリックと相手役の役者さんにその流れを説明したところ、「それじゃダメだ。セリフを教えてくれ」との要求が。コレは映画やドラマじゃないので、セリフは入らないし、すべてのセリフをムービーで撮る必要はないと説明しても、「セリフが必要だ」の一点張り。そこで急遽、まだ日本語しかなかった台本を、その場で通訳の方に協力して訳してもらうことになりました。

 そこであがった台本をジェイと相手役に渡すと、2人で読み合わせを始め、がっつりと役に入り込み、そのまま2人で芝居を始めちゃったんです。最後のシーンはその生芝居をすべてカメラに収め、そこから抜粋して構成を行っていますので、最高のクオリティで緊張感を出すことができたと思っています。

――なんかものすごくプレイするのが楽しみになってきました! では、登場人物の中でオススメのキャラクターはいますか?

 女性におススメのキャラクターは、新聞記者のヒューゴですね。表情も個性も豊かで、キュートな感じの超イケメンです。テストプレイでも女性からの人気がダントツのキャラで、ある方面からは、ヒューゴメインのスピンオフ企画を推す声があったりなかったり……。

――ヒューゴメインのスピンオフ! 個人的にもぜひお願いします(笑)。

【まり蔵探偵事務所】
▲クロックフォード・タイムズに勤める新聞記者のヒューゴ・ワッツ。女性からの人気が高いのも納得のイケメンです。まり蔵的には、ジェイも負けてないと思いますよ!

→次のページでは、攻略についてありがたい格言が!?(3ページ目へ)

(C)TECMO,LTD. 2009

データ

▼『AGAIN FBI超心理捜査官』
■メーカー:テクモ
■対応機種:DS
■ジャンル:AVG
■発売日:2009年12月10日
■価格:5,040円(税込)
 
■『AGAIN FBI超心理捜査官』の購入はこちら
Amazon

関連サイト


AVG紹介コーナー“まり蔵探偵事務所”