News

2010年1月13日(水)

ポケモン日本一を決める“ポケモンWCS2010”が千葉大会を皮切りに開幕!

文:電撃オンライン

前へ 1 2 3

■“ダークホール”が炸裂! 波乱の決勝戦

 予選ラウンドと決勝トーナメントを勝ち上がってきた強豪プレイヤー同士が激突した決勝戦は、1ターン目から波乱の展開になった。ここでは暫定的に、会場のモニターで観戦できた、向かって手前のプレイヤーを1P側、対戦相手を2P側としてレポートする。試合はまず1ターン目、1P側がミュウツーとメタグロスを繰り出してきたのを見て、2P側が“こだわりスカーフ”を持たせたドーブルで“ダークホール”を使用。1P側のミュウツーがいきなり眠ってしまい、試合は開幕から大きく傾いた。

 2P側は、その後ギラティナの“シャドーダイブ”で1P側のミュウツーを撃破。1P側のユキノオーに変えられた天候も、ドーブルとバンギラスを交換し“すなあらし”に。そのままユキノオーを撃破するが、1P側もディアルガとメタグロスで、2P側のギラティナとバンギラスをそれぞれ倒す。

ポケモンWCS2010
▲試合中盤の様子。この後ディアルガが“りゅうせいぐん”でギラティナを倒すが、バンギラスの“けたぐり”で大ダメージを受ける。今年の対戦環境では重いポケモンをよく見掛けるので、“けたぐり”は有効だ。

 だがここで再び登場した2P側のドーブルが、“ダークホール”で1P側のディアルガとメタグロスを眠らせてしまう。ディアルガがなんとか目を覚ますも、“みがわり”を使っていたパルキアに攻撃が届かず、最後はパルキアのとくせい“プレッシャー”の効果で“りゅうせいぐん”のPPが尽き、チェックメイト。2P側の白鳥健太郎選手が見事優勝を果たした。

ポケモンWCS2010 ポケモンWCS2010
▲昨年に引き続き、“ダークホール”がとにかく凶悪だった。試合を見守るギャラリーからも「ああ……」と悲痛な声があがる。“ねむり”状態への対策は必須だろう。

■大会の締めはゴルゴ所長とのエキシビジョンマッチ!

 トーナメントが終わった後は、大会を見学しにきていた『ポケモンサンデー』のゴルゴ所長と、カテゴリーA(1998年1月1日以降に生まれた人が対象)の優勝者・笠原恵悟選手とのエキシビジョンマッチも行われた。

 笠原選手が繰り出したカイオーガとドクロッグに、ゴルゴ所長はグラードンとホウオウで対抗。ギャラリーから声援を受け奮闘するゴルゴ所長だったが、まったく歯が立たずポケモンを次々と倒されてしまう。最後の1匹になったゴルゴ所長のカイリューが“げきりん”でドクロッグを撃破しギャラリーも沸くが、笠原選手がミュウツーを出し一転して落胆ムードに。大ピンチのゴルゴ所長がこの後どうなったかは、1月31日に放送される『ポケモンサンデー』でチェックしてみてほしい。 

 こうして、温かい拍手とともに千葉大会も終了。大会中も多くのポケモントレーナーたちがモニターを囲んで観戦や対戦を行っており、“ポケモンWCS2010”日本代表決定大会としても熱気あふれるいい幕開けになった。

 なお47都道府県予選は、地方によってはまだ参加を受け付けているところもあるので、興味がある人は“ポケモンWCS日本代表決定大会”公式サイトをよく読んで応募してみよう。

(C)2009 Pokémon.(C)1995-2009 Ninténdo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

関連サイト

前へ 1 2 3