2010年1月27日(水)
今日から始める『アルトネリコ』! シリーズ2作品をわかりやすく解説!
どうも、『アルトネリコ3』応援ページ担当・ゲゲンです! ガストとバンダイナムコゲームスの強力タッグが贈る、話題のPS3用RPG『アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く(以下、アルトネリコ3)』。その発売日である1月28日が、いよいよ近づいてきました! 去年の10月に制作が発表されてからは、いちシリーズファンとして、これを糧に、毎日を生きてきたようなものです!
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▲こちらが、シリーズ初のPS3用タイトルとして開発された『アルトネリコ3』のパッケージです。期待と妄想が膨らみますね! |
本作については、電撃オンラインでもいろいろと情報を追ってきましたし、ニュース記事を読んで、興味を持ってくれた方も多いと信じたいです。信じたいのですが、本作で初めて『アルトネリコ』シリーズを知った方の中には、今までの作品を遊ばないと、『アルトネリコ3』の内容もさっぱりわからないのではと、疑問をお持ちの方もいることでしょう。でも、そこはご安心を。実は本シリーズ、タイトルごとに舞台やメインの登場人物が違うので、どの作品から遊んでも大丈夫なんです!
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▲左が1作目、右が2作目のパッケージ。今ならPlayStation2 the Bestとして、お手ごろ価格で入手可能です。 |
とはいっても、やはりシリーズ作品について少しだけでも知っていた方が、より『アルトネリコ3』を楽しめるのも事実です。そこで今回は、シリーズ1作目『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女(以下、アルトネリコ1)』と、2作目『アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩(アルトネリコ2)』について紹介しようと思います。ここでばっちり予習をして、『アルトネリコ3』を隅から隅まで楽しんじゃってください!
>> 『アルトネリコ1』の紹介を見たい人はこちら
>> 『アルトネリコ2』の紹介を見たい人はこちら
シリーズ共通の世界観をさくっとご紹介!
まず最初に、シリーズで共通の要素について紹介したいと思います。本シリーズは、最新作『アルトネリコ3』も含めて、すべてが“惑星アルシエル”という星での話であり、この惑星の中の3つの地方が、それぞれのタイトルでの舞台となっています。
作品の時系列は『アルトネリコ1』→『アルトネリコ2』→『アルトネリコ3』の順ですが、『アルトネリコ1』から『アルトネリコ3』の期間は、10年も空いていません。
さて、この惑星アルシエルですが、かつては高度なテクノロジーと、少数部族がもつ魔法技術の融合により、非常に繁栄していました。しかし、シリーズ3作品の時代から約700年ほど前に起きた大惨事により、大地は人が住めないほど破壊された上に、上空は“ブラストライン”と呼ばれるプラズマエネルギーの領域に覆われ、地表付近には“死の雲海”という、毒素に満ちた層が発生してしまいます。人々はそんな過酷な環境の中でも、ロストテクノロジーと魔法の結晶で、世界に3本だけ存在する“塔”にしがみつくようにして、懸命に生きてきました。
以上が、舞台となる惑星アルシエルのおおまかな状況です。
そして、本作を語る上で絶対に外せない存在が、音を力に変える能力(=詩魔法)をもち、塔の機能を制御するための言語“ヒュムノス語”を扱える“レーヴァテイル”という人工生命体です。彼女たち(基本的に女性のみ)は、“第一紀”と呼ばれる約700年前の文明が栄えた時代に、“オリジン”と呼ばれる完全な人工生命体である3体が造られて、それから時が経った今では、クローン技術や人間との混血によって数も増え、人類と一緒に暮らすなどしています。しかし、時代や場所によっては、人類に道具のように扱われたり、それに反発して人類と戦争をしたりと、その歴史については、一言で説明できるものではありません。
以上が、シリーズで共通かつ根幹をなす設定です。本当はもっと深くて濃い設定があるのですが、電話帳なみに分厚い資料集をもってしても説明しきれないので、ここでは割愛させていただきます。しかし、これだけでも知っていれば、『アルトネリコ3』からプレイするという人でも、かなりスムーズに作品世界へ入っていけるはずですよ!
作中で使われる音楽と詩にも注目!
作品の設定からは少し離れますが、『アルトネリコ』シリーズを語る上で忘れてはならないのが、“音”や“詩”に対するこだわりの数々です。これらが作品の中で非常に重要なポジションを占めるシリーズとして、そのクオリティの高さには目を見張るものがあります。
中でも、作品世界独自の言語“ヒュムノス語”で詩われる“ヒュムノス”と呼ばれる歌唱曲は、ゲームの中で効果的に使われるだけにとどまらず、曲単体で見ても、非常に独創的かつ挑戦的な、ハイレベルな楽曲となっています。
ヒュムノスは、作中の重要なシーンなどでヒロインが詩うケースが多いのですが、その詩い手には、実力派の人気ボーカリストを惜しみなく起用。志方あきこさん、霜月はるかさんらをはじめとする歌姫たちが、作品にさらなる輝きをもたらすのです。
(C)GUST CO.,LTD. 2006 (C)2006 NBGI
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