新作旧作問わず、さまざまなミステリー・ホラー・サスペンス系のアドベンチャーゲームを紹介していく“まり蔵探偵事務所”。今回は、11月25日にスパイクから発売される、PSP用推理ゲーム『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(以下、ダンガンロンパ)』のプレイレポートをお届けします! これまでにない、新感覚のゲームを前に、所長のまり蔵と電撃オンラインスタッフのkbjが熱く語っちゃうよ~。うぷぷぷぷぷ。あ、ネタバレはありませんので!
●超高校級のアドベンチャーゲーマーとして認められたいー!
| 超高校級のダメ乙女、まり蔵探偵事務所・所長のまり蔵です。 | |
| 確かにいつまで経ってもダメ乙女だな。いい加減、電撃乙女部を卒業しろよ。 |
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| いきなり横柄なところ申し訳ないんですが、アナタを呼んだ覚えなんかないんですけど。 | |
| あぁ? オレは“超高校級のゲーマー”と認められた男・kbjだぞ! |
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| あっ! 希望ヶ峰学園の入学案内だー。いいなーいいなー、kbjだけずるいなー。わたしも超高校級のアドベンチャーゲーマーって認められたいー。 | |
| くっくっくっ、今日オレがここに来たのは、11月25日に発売されるハイスピード推理アクションゲーム『ダンガンロンパ』を賞賛するためだぜ! |
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| 始めっから「賞賛」って言っちゃったよ、この人……。 | |
| というワケで、早速プレイするといい! さあ、やっちまいな! |
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| 言われなくてもしますけどね……。 | |
■ プロローグ ■
あらゆる分野の超一流高校生を集めて育成するために設立された、政府公認の特権的な学園“私立 希望ヶ峰学園”。この学園を卒業すれば、人生において成功したも同然とまでいわれている名門の伝統校だ。
国の将来を担う“希望”を育て上げるために設立されたこの学園に、これまで平凡な人生をひた歩んできた主人公・苗木誠が入学を許可される。平均的な学生の中から抽選によってただ1名選出された、“超高校級の幸運”を持つ者として。
入学式当日、玄関ホールに足を踏み入れた苗木は、急なめまいに襲われて気絶してしまう。気がついた時には、希望ヶ峰学園の教室と思われる部屋の中にいた。しかし、そこは“希望ヶ峰学園”という名前にはほど遠い、陰鬱(いんうつ)な雰囲気の閉鎖された場所だった。他の生徒たちとともに入学式の会場へ向かった苗木は、そこで“モノクマ”と名乗る希望ヶ峰学園の学園長と出会う。モノクマの口から発せられた内容は、トンでもないものだった。
「これから皆さんには一生ここで暮らしていただきます。学園から卒業したければ仲間を裏切ること、つまり……殺さなくてはなりません」
苗木を含め、この絶望の学園に閉じこめられたのは、全国から集められた超高校級の生徒15人。なんとか脱出を試みようとする彼らだったが、やがて事件が起こる……。はたして黒幕は誰なのか、その真の目論見とは? 目に見えない敵との戦いが、幕を開ける!
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▲突然の事態に戸惑う生徒たち。そんな彼らに殺し合いをさせようと、モノクマは画策する。最初は反発している彼らも、ある出来事を境にギスギスし始める。そしてついに第1の殺人事件が起こってしまう。つぎつぎと殺されていく仲間たち。この惨劇の果てにあるものとは……? |
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| 簡単に言えば、15人の超高校級の高校生による、閉鎖空間でのバトルロイヤルですね。 | |
| ストーリーは章仕立てになってて、“学園生活パート”で殺人事件が起こり、捜査する。捜査が終了すると“学級裁判パート”に突入して、殺人犯を見つけ出すって流れだな。 |
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| 印象としては、学園生活パートがAVG、学級裁判パートがACTって感じかな。学級裁判は、思っていた以上にアクション要素が強くて、ちょっぴり手こずりました。てへっ。 | |
| でもゲームが始まる前に、難易度がシンセツ、ユルヤカ、イジワルの3段階から選択できるだろ? |
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| ええ、もちろん“シンセツ”でやりましたけどね。 | |
| ヘタレって罵倒したいところだが、確かにアクションが苦手な人はシンセツが妥当だな。そこはいい判断だと言っておこう。もちろんオレは“イジワル”でクリアしたがな。 |
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| そんな自慢はどうでもいいです。アクションが苦手な人や、まずは物語を進めたいという人は、シンセツでのプレイをオススメしますよ。 | |
| 一応全部の難易度を試してみたけど、“ユルヤカ”が一番バランスいいと思うので、まり蔵みたいにアクションゲームが壊滅的にダメじゃなければ、ユルヤカをオススメするぜ! |
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| 壊滅的にアクションゲームがダメで悪うござんしたねえ……。 | |
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