2010年12月6日(月)
『Voice Colors Series +(プラス) ~想(おもひ)~』は、シリーズ10作目にあたる作品で、2011年2月23日に発売を予定しています。キャストは小野大輔さん。シリーズ2度目の出演で、今回も前回に勝るとも劣らぬチャレンジ精神をもって収録に挑んでいただきました。今回はナレーションを含む、年齢・性格などが異なる10人以上のキャラクターが登場。そしてなんと謎の怪盗も登場して、物語はますます波乱の展開に……? ぜひこの続きは、小野さんへのインタビューおよび試聴で確かめてください。
――収録を終えられた感想をお願いします。
小野さん:前作を演じた時もそうだったんですが、非常に頭も使いますし喉も使いますので……、すごく疲れました(笑)。
――収録で、特に気をつけて演じられたことはありますか?
小野さん:それぞれのキャラクターにアイデンティティがあるので……キャラクターが変わると声が変わったり調子が変わったりっていうのもあるんですが……それをちょっと一声聴いただけでもわかるようにしなくては、と思って演じていました。それぞれの役作りにかなり神経を使いましたね。だから全体的にバランスがしっかりとれていて、なおかつ各キャラクターの人生をそこから感じていただければいいかな、と思っています。
――いろいろなシチュエーション・キャラクターがいますが、印象に残ったキャラクター・エピソードなどありましたら、教えてください。
小野さん:全部。すべてにおいて、ですね。手強かったのが兄弟です。響と徹。
響は、やっぱりやさぐれている感じに……台本では別にそうはなっていないですが(笑)。響は、血気盛んな若者だという感じですんなり入れたんですが、弟の徹のほうが、ピュアで大変でした。最初に用意してきた演技より「幼くかわいくしてください」って指示もあったので。それに1人で演じるってことは両方のキャラが会話したりするので、響と徹が話しているとだんだんと徹が響に引きずられて声が下がっていく、なんてこともありました(笑)。そこは再三気をつけながら演じましたね。大変でした(笑)。
――今回2作目のご登場となりますが、演じてみて前回との違いはありますか?
小野さん:テーマが違うので、まったく違うものでした。前作のテーマは“信頼”で、人と人とのつながりが“横”のつながりだったんです。人と人とが信じて頼り合うっていう姿。今回は1人1人が対象となる主人公の“あなた”を“想う”。その思いがつながっているという感じでした。そこが前作とは違っていて、やっていておもしかったですね。
後日『Voice Colors Series』公式サイトで、小野さんからいただいた他のコメントをご紹介しますので、こちらも要チェックでお願いします!
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