究極の聖女は永遠の10歳！ 『アルカナハート3』キャラクター紹介第2弾

「春日一門当代の名にかけて、お役目、果たしましょう」

　古来より聖霊に関連する事件を解決してきた一族の末裔。四姉妹で協力して繰り出す退魔の術式は、日本国内では最強と評され、聖霊庁御用達にあずかる。普段は四姉妹（長女・鼓音、次女・舞織、三女・小糸、四女・小唄）で仲睦まじく神宮で神職の手伝いをしているが、関東一円の有事の際には時と場所をほとんど選ばず聖霊庁から呼び出されてしまう。舞織自身は家庭的で、遊びたい盛りの双子の妹の世話をいつも焼いている。誰に対しても物腰が柔らかく親切なので、学校でも多くの友人に頼られている。

■土のアルカナ“オホツチ”

　人々の信仰によって高次の存在となった、巨大な土偶。巨大な拳で敵を直接打倒する。春日一門が退魔の役目を負う度に無償で力を貸す。

■さくらいとおるさんのコメント

　巫女って難しいですね（結論）。

　1つは、デザインをあまり遊べないこと。アレンジを加えすぎるとぱっと見で巫女に見えない。もう1つは、キャラクター性も同様にあまり遊べないこと。まぁ、実力不足と言われてしまえばそれまでですが、神職という建前上、いわゆるニュートラルに設定できないと言いましょうか。細かく説明すると長くなるので省きますが……そんなこんなで、彼女は『アルカナハート』の良心として君臨するわけですね。

　最終的に“舞織＝母性”ということに落ち着いたので、あとはせっせとその方向を突き詰めていくと、なんということでしょう……いつの間にか姉と双子の妹がゲーム画面に登場していました。

　そのころ、フラットだったはずの舞織の胸がいきなり大きくなっていましたが、「おっぱいは母性の象徴だ！」という担当デザイナーの言葉に説き伏せられたのもいい思い出です。その言葉、魂に刻みました。