『アルカナハート3』キャラクター紹介第3弾では至高の聖女ペトラ他3人を紹介！

「祓魔の力で皆を護る、そのために私は強くなった」

　魔族が元凶の聖霊事変で家族を失ったことをきっかけに、西欧聖霊庁の戦闘要員となる。少しサバサバとしているが、人あたりがよく一本気な性格をしている。まれにやや天然っぽい失敗をすることも。根がマジメすぎるため、必要以上に自分に厳しく、精神的に浮き沈みが激しい。魔族であるクラリーチェと死闘の果てに、それぞれが生き長らえるため、“罪と罰”を背負うことを条件に“罰のアルカナ カシマール”と契約して不老となってしまう。

■罰のアルカナ“カシマール ”

　“この世の咎（とが）を浄化する”ことを目的として、罪のアルカナ サルヴァーチと対になる存在。生死をさまようエルザと契約し、仮の命を与えた。

■さくらいとおるさんのコメント

　地味だと言われました。押しが弱いと言われました。決め手に欠けると言われました。開発スタッフのみんなに。そのたびに「エルザは稼働してから人気が出るんだよ！」と反論したものです。彼女の魅力は内面的な方向に集中させたわけです。が、今になってこういうのもずるい話ですが、やはり格闘ゲームのキャラとしての魅力は最大限ファーストインプレッションに集中すべきであって、この時の自分に対してもっと他にやりようがあったのではないかと思ったりもします。

　個人的な話はさておき、エルザの話を少々……。キャラの誕生日を決める時は記念日を重要視します。なるべくキャラの個性を強化できるようなものを選び出します。で、前述のように責められて「確かにマジメ一辺倒じゃおもしろくないからツッコミどころを用意しなければ」と思って、考えて、気が付いたら“あんぱんの日”になっていました。自然とプロフィールの好きな物があんぱんになっていました。まさかその後、あんぱんが彼女の重要なファクターになるとはこの時は知る由もありませんでした……。