『アルカナハート3』キャラクター紹介の最後を飾るのは主人公・ヴァイス！

「えこといっしょにあそぼーよ！」

　ドレクスラー機関の研究用被検体として捕獲された、極めて高い聖霊力を持つ少女。自分で描いた絵をエーテル体として動かせる、特異な能力を生まれつき有する。天涯孤独の身ではあるが、兄を描いていつも一緒にいるので寂しくない。ヴァイスとシャルラッハロートが“やさしいおねーちゃん”なので大好き。組織がペトラに滅ぼされて保護されてからは、お外にいっぱい遊びに行けて楽しいけど、お外でおにーちゃんを描くと怒られるので困る。

■運のアルカナ“シャーリグラーマ”

　すべてが謎のサイコロを模した古代の機械だが、アルカナと呼ばれている。

■さくらいとおるさんのコメント

　世の中いろいろと低年齢化が進んでいます。アイドルとか特に顕著ですね。そんな低年齢化の波が格闘ゲーム界にも訪れる日が来るとは……。我ら『アルカナハート』開発はあらゆるユーザーの嗜好（しこう）に応えるべく、隙間産業的に聖女を増やし続けてついに幼稚園児に辿り着きました！　どうですか？　喜んでいただけたでしょうか？

　まぁ、そうは言いましてもピュアな女の子を暴力の世界に放り出すワケにもいきませんからね。そこで、自分で描いたらくがきを動かせるえこが、理想のお兄ちゃんで王子様として描き出したカズの登場です。

　えことカズはあまり苦労した憶えがありません。えこはどこまでも無邪気ですし、困ったらカズが何とかしてくれるわけですし。ローゼンベルクのみんなはえこをかわいがってくれますし。収録音声の脚本は、えことカズを合わせて1時間ぐらいで書けたし。「僕は今、お城になる！」は自信作です。

　ちなみにえこの“さくら組”は、えこの設定を書いている時、ちょうどお花見の季節だったからです。私の名前とは無関係です。本当です。