2011年2月1日(火)
こんにちは。洋ゲー紹介所“洋鯨亭”のRONです。プレイしたくて買ったものの、お仕事などの都合で泣く泣く積んでおいたソフトをご紹介する“積みゲ崩し”シリーズ。
今回は、今春にPSP版の発売も控えているディズニー・インタラクティブ・スタジオのRCG『SPLIT SECOND -スプリットセカンド-(以下、スプリットセカンド)』のPS3版をご紹介します。PS3版とPSP版では対戦方法、モードの違いなどはあれど、ゲームの基本的な部分に関してはほぼ同じ内容ですから、PSP版をこれから買おうと思っている方も購入の参考にしてみてください。
▲ストイックな走り方はまったくと言っていいほど要求されない、豪快なゲーム内容が本作のウリ。映画のカースタントシーンを撮影しているかのような、ありえないレース展開が楽しめます。 | ▲こちらは、今春発売予定のPSP版。アドホック通信を使って友達と対戦することができます。 |
タイトルの“スプリットセカンド”とは、このゲームの世界で放映されているという設定の架空のレース番組の名称。そしてプレイヤーは、この番組に参加しているレーサーになります。
ただ、番組に参加と言ってもこの設定はあまり意識する必要はなく、普通のRCGのようにモードを選んで走ればOKです。……ただし、普通じゃないのがこの番組内容。このスプリットセカンドは数億人の視聴者がいる人気番組で、多くのスポンサーが付いているのか、レースの内容が驚くほど豪華になっています。
豪華なのは、ゲストが大物ばかりとか、賞金が多額とか、その程度のことではありません。何しろ値段の高そうな車を何台もスクラップにし、レース場にしている街や工場などの建物、建造中の大型船、はては大型旅客機までも番組内で爆破してしまうのですから。実際にこんな番組を撮影しようと思ったら、いったいいくらかかるんでしょうかねぇ……。この世界は景気がいいなぁ……。
さて、ここまで読んで「レースと爆破に何の関係が?」という疑問を抱いた方、ごもっともです。私も大分前にこのゲームの情報を断片的に知った時にはそう思いましたから。その後、どうやら自分で爆発を起こしてレースの妨害をできるとわかった時に、あぁナルホドと思ったわけです。
ということで、次は爆破を使ったこのゲームの醍醐味をご紹介しましょう。
▲走って楽しいのはもちろんですが、背景がキレイなRCGは個人的に惹かれるポイントの1つ。強い日差しを意識したコントラストが強めの色使いと、市街地にオブジェクトが多く画面密度が高いところは、街並みにリアルさを与えていていいなと思いました。一見ゴチャゴチャしているようで、実はカーブの標識などはちゃんと認識しやすくなっている点もいいですね。 |
→パワープレイで相手を妨害! 爆破でコース変化も!?(2ページ目へ)
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