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2011年8月18日(木)

DLCと新シナリオ・新キャラも収録! 『魔界戦記ディスガイア3』がPS Vitaに登場

文:電撃オンライン

■『3』の概要を紹介!

 ここからは、『魔界戦記ディスガイア3』をプレイしていない人向けに、ゲーム本編の概要を紹介する。まずは、世界観とメインキャラを掲載。

新入生の皆さまへ ~本校の凶育方針~

『魔界戦記ディスガイア3 Return』

 ようこそ、魔立邪悪学園へ。
 本校は、立派な悪魔を育て上げるために設立された魔界の学校である。これまでに多くの魔王、魔神を輩出した毒々しい実績を持つ。いつできたのか、誰がつくったのか、知る者はいないが、そんなことはたいした問題ではない。

 校舎は何十何百棟にも別れており、日夜増改築が繰り返されている。ジャングルまがいの凶室もあれば、業火に包まれた部屋もある。至るところにトラップが張りめぐらされており、刺激的な学校生活を演出している。

 本校は、1号生、2号生、3号生と凶師、さらには世話をするプリニーによって構成されている。入学したとしても、校舎内で見かけるのはほとんど1号生のみ。いわゆる一般の悪魔である。2号生は上級悪魔。ちらほらと気紛れで姿を見せる。3号生にいたっては、魔神級の力を持つと言われるが、その姿を見た者はいない。

 校則は1行。「校則を守ってはならない」のみ。解釈に困るかもしれないが、まぁ、大概の者は気にしていない。

 それ以外にも、立派な悪魔を育てるために基本的なルールは存在する。
 第4条 いいことをしない。
 第9条 廊下は走ること。
 第13条 カンニングはじっくり見なさい。
 第666条 ヨーグルトのふたの裏はなめること。

 学校に来ない、授業に出ない、遅刻、早退、宿題未提出などなど……サボりが大いに推奨されている。悪魔に相応しい行為をする生徒は優等生と呼ばれる。諸君にも、ぜひ立派な優等生となれるよう励んでもらいたい。

 授業に出たり、あいさつをしたり、ボランティアなど悪魔に相応しくない行動をとる者は、不良生屠とされる。うっかりまじめに登校したら、凶師は説教をしなければならない。そんな面倒をかける生屠にはならないよう、くれぐれも心したまえ。

 最後に――未だかつてこの学園を卒業したものはいない。諸君が、終わりのない学園生活を、存分に楽しんでくれることを願う。

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▲人の世界とは善悪が逆転している魔立邪悪学園。それ自体で1つの魔界と化しており、力こそ正義、混沌こそがルールだ。魔界的(個性的)なストーリーを楽しもう。

魔界戦記ディスガイア3 ~あらすじ~

 魔王城の一室。ホルマリンや剥製(はくせい)などが並べられた研究室のような自室で、マオは一心不乱にマンガを読みふけっていた。超勇者が極悪魔王を打倒するストーリーを読み終え、マオは一大決心をする。

 「我は今日から勇者になるぞ!」

 仮にも魔立邪悪学園の理事長(=魔王)の1人息子が“勇者”になろうとは一大事。しかし、“オヤジを倒す”ことを目標としているマオは、“魔王を倒すのは勇者と相場は決まっている”という論理で、勇者の力を手に入れようと考えたのだ。

 まずは勇者を捕獲して、その力の謎を解き明かそうと行動を開始する。マオが勇者を探して動き出したころ、そのことを知ったラズベリルは“マオが勇者になる=マオが不良デビューする”のではと焦っていた。

 そんなことをされては、彼女の学園一の不良としての立場がない!
 大急ぎで、勇者になることをやめるようにマオを説得しなければ!
 もちろん、不良らしく、この問題も“話し合い”での解決を目指す。暴力反対!

 勇者の居場所を突き止めたマオは、現場に急行する。その途中、ラズベリルが現れ、マオに優等生の道を踏み外さないように忠告を始める。幼なじみにして、親同士が決めた宿命のライバルの2人。お互いに譲らず押し問答になる。その様子を見かけた勇者・アルマースは“少年少女が悪魔に襲われている”と盛大に勘違い。悪魔と戦う力はろくに持ち合わせていないが、勇者たるもの見過ごすことは出来ない! 現場に駆けつけ、マオとラズベリルを助け出そうとする。

 目の前に飛び込んできた獲物(勇者)に、マオは大興奮。ハァハァ言いながらアルマースを捕獲し、“勇者”の称号を強奪してしまう。

 はたしてマオは勇者になって魔王を倒せるのか?
 それともラズベリルの説得が実を結ぶのか?
 称号を奪われたアルマースの運命は?
 波乱に満ちた魔界学園ストーリーが今、始まる――。

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†主人公紹介†

『魔界戦記ディスガイア3 Return』

マオ 1,578歳 CV:平田宏美

 本編の主人公。魔立邪悪学園の理事長の1人息子。邪悪指数180万の頭脳を駆使し、邪悪な研究にいそしむ日々を送っている。他人の迷惑をかえりみず、どんどん強引に悪の覇道をゆく、学園きっての優等生。魔王である父親打倒を目標にかかげており、倒すためには手段を選ばず、一見馬鹿なことも、気の進まないこともあえてやる。研究対象を見つけるとハァハァと興奮する変態気質。

『魔界戦記ディスガイア3 Return』

平田宏美さんからのコメント

 マオ役の平田宏美です。久しぶりに優等生のマオを演じさせていただきましたが……あいからずの上から目線で、特にアルマースを振り回しまくっているトコなど、ノリノリで楽しく演じました(笑)。

 『ディスガイア』はキャラクターがみな個性的でとってもインパクト大なので、いただいた台本はいつも爆笑しまくりです。そんな『ディスガイア』ですが、マオはいつもえらそうなのに、ごくごくたまに“デレる”瞬間があります。わかりにくいかもしれませんが、ソコがめっちゃかわいいんで!! 「もうマオ様ったら」って思うはず!

 ぜひぜひ、『魔界戦記ディスガイア3 Return』、プレイしていただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします!!

→主人公を取り巻くキャラたちやゲームの流れを紹介(3ページ目へ)

(C)2008-2011 Nippon Ichi Software, Inc.
※画面は開発中のもの。

データ

▼『魔界戦記ディスガイア3 Return』ダウンロード版
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:S・RPG
■発売日:2011年
■価格:5,000円(税込)

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