2011年9月30日（金）

たっぷりと語りつくす『ゼルダの伝説スカイウォードソード』6時間プレイレポ！

最初からしっくりとくる絶妙な操作感の秘密は!?

　ライター2人が第一のボスを撃破したとの報告を受け、焦りつつもどうにか5時間58分で目標クリア！　なんというギリギリ……。おおよそ6時間ぶっ通しのプレイを終え、一息ついたところで、ふと気がついたのが腕の疲れ具合。あれ、おかしい……全然疲れていない!?

　これだけ長時間プレイを続けたら、パッド操作でも手首や指に疲れがくるというのに、モーション操作であれだけ剣を振るっておきながら疲れていないとは！　ということで、今回のプレイを振り返りつつその理由を考えてみたいと思います。

　……と、その前に、私はWiiのソフトはそこそこ遊んでいるので、Wiiの初期によく言われていた「普段はしない腕の動きをするので疲れる」といったことはもうありません。なので、この先はWiiリモコンの操作に慣れているプレイヤーの感想として受け止めてください。

　まずは、移動について。ヌンチャクのスティックとAボタンを押してのダッシュでスイスイ動けますので、特にこれで腕が疲れるといたことはないでしょう。よじ登り中に上や横へ跳びつく、ロープにつかまって揺らす、綱渡りでバランスとるなどといった場面でリモコンを動かすことになりますが、これが非常に直感的な動きで行えるようになっていて、思うよう動かせずストレスを感じるようなことはありません。

　次に、剣の操作について。Wiiリモコンを振ったモーションがそのまま剣の振りになるのですが、このときもちろん実際に剣を振るうように腕全体を動かしてもいいのですが、手首の動きだけで振ってもしっかりとモーションを拾ってくれます。

　なので、私の場合はイスに座ったまま両肘を太ももの上に置いて、二の腕をほぼ固定した状態でプレイを続けていたのですが、Wiiリモコンの振りを拾ってくれない、思いどおりに剣が振れないといったこともなく、楽な姿勢のままで快適にゲームを楽しむことができました。

　最後に、アイテム使用時の操作について。個人的には、これがとても意外に感じました。というのも、パチンコで狙いをつけるのは、当然Wiiリモコンを画面に向けてポインティングするものだと思っていましたが、これがWiiリモコンの傾きでできるようになっています。また、メニュー画面を開いてアイテムを選んだり、イベントシーンで選択肢を選んだりといった操作も、ポインティングではなく簡単なモーションで行えます。

　改めて自分が行っていた操作を振り返ってみると、非常にコンパクトでムダの少ない動かし方をしていたのがわかります。これはおそらく、自分の動きとリンクの動きにズレが感じられなかったからだと思います。

　ファーストタッチからちゃんと自分が想像したとおりに動いてくれるので「なんか、うまく攻撃が出ないな……。もう少し大きく振ったがいいのか？」といったような試行錯誤の必要がなく、そういったスムーズさが長時間のプレイでも疲れなかった要因になっているのではないでしょうか。