News

2011年11月10日(木)

ラ・ギアスの戦いに続編登場! 完全新作『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』が来年1月に発売

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスは、PSP用ソフト『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD(以下、魔装機神II)』を2012年1月12日に発売する。価格はUMD版、ダウンロード版ともに6,280円(税込)。

『魔装機神II』

 本作は、1996年にスーパーファミコンで発売され、2010年にはDSに移植されたS・RPG『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の続編に当たる完全新作。主人公であるマサキ・アンドーと、彼の搭乗機・魔装機神サイバスターをはじめ、オリジナルの登場キャラクターやメカだけで構成された作品となる。多数の新キャラクターや新機体が登場する他、引き続き登場する機体にも新武器が追加されるという。

 シナリオ分岐によるマルチエンディングも健在で、ゲームシステムは近作の『スーパーロボット大戦』にあわせて一部がアレンジされる。また、PSP仕様でリメイクした『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』を同梱した限定版『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神I&II』も同日発売となる。こちらの価格は10,480円(税込)でダウンロード版はなく、UMDが2枚同梱されたパッケージ版のみ販売されるとのことだ。

 また予約することで、戦闘シーンやマップ、インターミッションで流れるBGMを収録した“スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 オリジナルサウンドコレクションCD”が付いてくる。特典が欲しい場合は、店舗に取り扱いを確認した上で予約しよう。

『魔装機神II』 『魔装機神II』
▲限定版のイメージ。▲予約特典のイメージ。

 この記事では、『魔装機神II』のストーリーあらすじやメインキャラクターと機体、戦闘アニメのカットを主に紹介する。限定版に同梱される前作のリメイク版についても、あらすじや登場機体を紹介するので、最後までチェックしてほしい。

→『魔装機神I』の概要を先に知りたい人はこちら

■物語の背景とメインキャラ&機体を紹介

 まずは、『魔装機神II』で展開する物語の背景となるプレストーリーと、メインキャラクターとその搭乗機を紹介する。

<プレストーリー>

 地球内部の異なる位相空間に存在する世界、ラ・ギアス。そこには、地上をもしのぐ永い歴史と文化、高い技術を持った国々が存在していた。

 そのラ・ギアスにおける最大の国家、神聖ラングラン王国で発表された1つの予言が、世界を震撼させる。“世界を滅ぼす魔神の襲来”。信頼性の高いこの予言に対抗するため、ラングランでは人型汎用兵器“魔装機”の開発が進められた。魔装機の中でも高位の精霊との契約に成功した4体は“魔装機神”と呼ばれ、他の魔装機とは一線を画した力を保有していた。

 だがそれ故、魔装機神を操るには大量のプラーナが必要となり、ラ・ギアスの人々には扱いが難しくなってしまう。窮余(きゅうよ)の一策としてラングランは、地上人を操者として召喚することに決定する。その中に、マサキ・アンドーという少年がいた。

 そしてマサキは、風の魔装機神サイバスターの操者に選ばれる。破壊神ヴォルクルスをあがめるヴォルクルス教団との戦い、ラングランに突如侵攻してきたシュテドニアス連合との戦い、ラングラン内部での紛争と、マサキに次々と試練が訪れる。

 それらを解決してもまた、再侵攻するシュテドニアスと、火事場泥棒的参戦をするバゴニア共和国との戦いが始まる。さまざまな思惑の入り交じったこの戦いを契機に、マサキたち魔装機神一行は、国際的な組織、聯盟(れんめい)のもとにアンティラス隊として再出発、すべての国から独立し、世界的危機を防止する任務に就く……。

 

『魔装機神II』

マサキ・アンドー CV:緑川光

 スポーツ万能の熱血漢。直情径行型で極度の方向音痴。感情の起伏が激しいため、プラーナを必要とする魔装機神の操者として選ばれた。黙っていれば2枚目なのだが、お調子者なので3枚目を演じることが多い。浪花節(なにわぶし)に弱く、集団で行動することが苦手。当初は身勝手な行動が目立ったが、戦いの中で成長し、魔装機神操者としての義務に目覚めていく。

サイバスター
『魔装機神II』

 神聖ラングラン王国で開発された人型汎用兵器。風の精霊サイフィスと契約し、その加護を受け、“風の魔装機神”の異名を持つ。操者はマサキ。メイン動力はフルカネルリ式永久機関。そのパワー効率を高めるため、操者(パイロット)のプラーナが必要とされる。プラーナとは“気”や“オーラ”と呼ばれるものと基本的に同じで、操者によって供給される。そのため、パワーは操者の資質に多大な影響を受けてしまう。

 機体の気密性は高く、水中や宇宙空間での行動も可能。内部に自己循環システムがあるため、操者の生理機能は守られ、長時間の行動が可能。また、エーテル(質量を持たず、絶対座標に対して静止しているエネルギー)を魔術的媒体として推進に利用している。装甲材質はオリハルコニウムで、呪符的効果のある数秘学を元にした幾何学模様が金属粒子レベルで封じ込めてあり、魔術的防御も高い。

 メインコンピュータはラプラスデモンタイプで、因果律を計算し、さまざまな事象を予測することができる。ただし、その機能は操者自身の精神と魔力によって著しく左右される。他の魔装機神にない力として、単独でゲート(地上とラ・ギアスをつなぐ道)を開き、行き来できる能力がある。また、ラングランにおける神の鳥“ディシュナス”を模した巡航形態・サイバードへ変形できる。

→他の魔装機神や主な機体、ライバル機を紹介(2ページ目へ)

(C)SRWOG PROJECT

1 2 3 4

データ

▼『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PSP
■ジャンル:S・RPG
■発売日:2012年1月12日
■価格:6,280円(税込)

関連サイト