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2011年11月16日(水)

シリーズ最高傑作がついに発売! 『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』のプレイインプレッションをお届け!

文:電撃オンライン

●目標は超国家主義派。シリーズ本来の目的に立ち返るストーリー

 前回のゲーム概要の記事でも触れられていますが、まずは『CodD MW』からストーリーの流れを振り返ってみましょう。3作目まで第二次大戦を題材としていた『CoD』シリーズに対して、シリーズ4作目となった『CoD MW』は、初めて現代戦を扱ったタイトルでした。プレイヤーの敵となるのは、冷戦時代にアメリカと覇を競ったかつての強国の復活をもくろむ“ロシア超国家主義派”。武器商人として力を蓄えてきたイムラン・ザカエフ率いる彼らの野望は、武器商人のころから彼を追ってきた英国特殊部隊SASのプライスと、その部下マクタビッシュ(ソープ)によって粉砕されたかに見えました。

 しかし『CoD MW2』では、ザカエフ亡き後、彼の右腕と目されるウラジミール・マカロフが台頭し、ロシアの世論は超国家主義派に傾きつつありました。マカロフは、アメリカ人に偽装してロシアの空港でテロを実行。その結果、圧倒的な世論の後押しを受けたロシアは、落下した衛星から得た技術で対空監視網を無力化し、アメリカ本土への直接侵攻を開始します。『CoD MW』の戦いでただ1人生還したマクタビッシュは、多国籍部隊“タスクフォース141”へ参加。超国家主義者の陰謀を追う最中、先の戦いで死亡したと思われたプライスと再会します。強力な味方を得たタスクフォース141は、マカロフの行方を示す手がかりを見つけますが、ある出来事によって部隊の大半を失い、プライスとマクタビッシュ他、残されたわずかなメンバーは非合法身分として追われる身となってしまいました。

 ここまで長々と書きましたが、要するに『CoD MW』は、プライス&マクタビッシュと、超国家主義派との戦いの物語でした。『CoD MW3』では、再び彼らの対決に主眼が置かれます。前作で壊滅状態となったタスクフォース141を尻目に新たな計画を実行に移すマカロフ。そして非正規軍となったタスクフォース141を率い、マカロフの計画を阻止しようと動くプライスとマクタビッシュ。その一方で、西ヨーロッパに広がる戦火を食い止めようと奮闘する米デルタフォースとSASの隊員たち。プレイ中は、異なる立場で描かれる物語がどう交わっていくのか非常にワクワクさせられましたし、『CoD MW3』のエンディングを迎えた今は、時間を見つけてシリーズをもう一度最初からプレイしたい気持ちでいっぱいです。

『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』
▲独特のヒゲとブッシュハットの人物がプライス。ストーリー冒頭では、『CoD MW2』のラストからのシーンが挿入されます。
『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』
▲タスクフォース141のミッションでは、ロシアの特殊部隊スペツナズ出身の新キャラ・ユーリを操作してゲームを進めます。

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