KONAMIから11月19日に発売される世界的TCG『WORLD OF WARCRAFT トレーディングカードゲーム』を遊んでみました！

文：電撃オンライン

■構築済みデッキで実際に対戦！

　スタッフの方に相手をしてもらい、構築済みデッキを使って実際に対戦しました。こちらは、ゴブリン族のローグという職業のデッキ。相手はウォルゲン族のハンターという職業のデッキです。

　ちなみにこのゲームは原作に従い、AllianceとHordeの2つの陣営のいずれかでデッキを組むというルールがあります。Allianceが青、Hordeが赤いカードになっていて、デッキにはどちらか1色のカードしか入れられません。また、ほとんどのキャラクターは10種あるうちのいずれかの職業に就いているのですが、異なる職業のカードは同じデッキに入れられません。とはいえ、セットごとに特定の職業にカードが偏っているようなので、デッキバリエーションが少なくなるということはなさそうです。

　話を戻します。ゴブリンローグは、どうやら小型の仲間を展開して敵をエグゾーストさせながら一気に倒し切る速攻型のデッキ。あちらのウォルゲンハンターは、反撃を受けず一方的に攻撃できる“遠射程”と、ペットによる強力無比な攻撃を得意とするデッキのようでした。

▲ゴブリンローグは、エグゾーストしたキャラクターを攻撃すると攻撃力が上がるものが多く、能力でエグゾーストさせながら前のめりに殴っていくデッキ。プロテクターで防がれない、ステルスという能力も頼りになります。

▲反撃を受けない遠射程は、相手にするとかなりいやらしいです。ペットは自軍に1匹までしか出せないという制約はあるものの、凶悪な性能を持っています。

　先手を取り、さっそくリソースを配置（先手1ターン目ドローはありません）。幸い手札にクエストカードがあったので迷いませんでしたが、ない場合はどれをリソースにするか悩みどころです。

　小型の仲間がいたので、3ターン目ぐらいまではどんどん展開して相手のヒーローを攻撃していきます。さらに、ヒーローは武器を装備しないと反撃できないので、殴り放題。また、武器は1回使うのにエグゾーストが必要で、エグゾーストしていると使用不可。戦闘にはトコトン不向きっぽいです。一気に相手のヒーローに半分ぐらいダメージを与え、「こりゃ余裕だなー」なんて思っていた矢先。向こうに“遠射程”と“回避”を持つ仲間が登場しました。

　遠射程は、戦闘時に反撃を受けない能力。回避は戦闘時にターゲットにされない能力。要するに“戦闘でダメージを受けることはない”って書いてありますね。ひ、ひきょうな……というか、え？　それどうすんの？　能力カードでどうにかするしかないのでしょうけど、手札を見ても対処できるカードがありません。そもそもデッキにあるのでしょうか。お、終わった……。

▲さすが5コストだけあって能力が極悪非道。こちらから殴ることもできず、殴られても反撃できません。なに……これ……。

　コイツが出てきてから、場は一変。こちらの仲間たちがプチプチ潰されていきます。ダメージが蓄積されるゲームなので、体力自慢の仲間でも、2ターンぐらいで破壊されてしまいます。さらに、ヒーローに遠射程の武器が付いて、お手上げ状態。ヒーローへの攻撃も、プロテクターを持つ仲間によって防がれてしまい、ダメージも逆転されます。相手の仲間を能力カードでエグゾーストさせたりして粘り、最後の手段として、味方とヒーローの攻撃力を一気に上げて、かつプロテクターを無効化する能力を付与して8点ほど叩き込んで一気に勝負を決めにいきますが、わずか1点足りず敗北。うーん、残念。

▲速攻デッキは爆発力が魅力です。なんとか射程圏内まで削って、こういったカードで一気に押し切るのがいいでしょう。

→デッキを交換して2戦目！　超強力なカードが飛び出す!?（4ページ目へ）

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データ

関連サイト

• 日本語版『WORLD OF WARCRAFT Trading Card Game』公式サイト