10年に一度のインパクトがここに！ 今夏稼働予定の完全新作『ガンスリンガー ストラトス』では賞金付きゲーム大会を開催

文：電撃オンライン

　スクウェア・エニックスはアーケード用ゲーム『ガンスリンガー ストラトス』の特別内覧会を、本日1月11日に東京の渋谷ベルサールで開催した。

　本作は、“オンラインマルチ対戦型ダブルガンアクションゲーム”と銘打たれた、AC用の完全新作タイトル。多数のアーケードアクションゲームの開発に携わった尾畑心一朗さんがディレクターを務め、ゲームの開発・制作も彼の率いるバイキングが担当する。

　内覧会では、尾畑ディレクターに加えて、門井信樹プロデューサーやキャラクターボイスを担当した声優陣、さらにスペシャルサポーターが登場。ゲームシステムや世界観などをアピールした。

▲最初に登壇したのは、スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏。「アーケード本来のビデオゲームど真ん中で、アドレナリンが出るようなソフトを作れないか」と考え、この開発がスタートしたという。		▲続いて、スクウェア・エニックスの門井プロデューサーが登場。「AC作品に定評のあるバイキングと協力して、夏稼働に向けて作っています」と進ちょく状況を公開した。

　尾畑ディレクターは「銃で撃ち合うことが最高に気持ちいい作品」という、開発コンセプトを紹介。それを実現するべく、専用の筐体を用意したのだという。60インチのモニターは、反応を重視するためにあえてプラズマディスプレイにしたというこだわり。他にも、毎秒60フレームの描写やフルHDなど、これまでのノウハウが作品に詰め込まれていると続けた。

▲2丁のガンコントローラを使い、大画面でプレイする『ガンスリンガー ストラトス』。4対4という白熱のバトルが、大モニターで展開するようだ。

▲オンラインプレイによって、場所や時間を選ばずに協力・対戦プレイが可能。モードには、全国対戦の他にも、1人でプレイする個人ミッション戦や、店内の参加者とCPUを相手にする協力ミッション戦などがある。

　ここで、ステージの1つとして“渋谷”が紹介された。おなじみの街を舞台に、バトルが展開するのが特徴の本作だが、リリースされるころには他にも多数のステージが収録される予定。池袋や道頓堀など、北海道から九州までの誰もが知っている都市で、激しい銃撃戦や空中戦を楽しめるというので、ステージにも期待しておこう。

▲建物が壊れることも、ポイントの1つ。建物ごと敵を倒したり、瓦礫を遮蔽物にして攻撃したりと、ゲーム中の戦略にも組み込めるよう開発しているとのこと。

　操作方法は、左のガンコントローラにあるスティックで移動を、右のガンコントローラにあるボタンでジャンプを行う。武器は3種類装備しており、瞬時に切り替え可能。他に、格闘攻撃もあるようだ。

　ここで、本作ならではの要素としてガンコントローラのドッキングが公開された。分離した状態で構えるとダブルガンスタイルという2丁拳銃に、2丁を横並びに接続するとサイドスタイルに、上下につなげるとタンデムスタイルになり、キャラクターが持つ武器が切り替わる。

▲ガンコントローラの持ち方で、プレイキャラの攻撃方法が変化。サイドスタイルではショットガンやマシンガンに、タンデムスタイルではガトリングガンやビーム砲などになるようだ。

▲タイトーの“NESiCA×Live（ネシカクロスライブ）”と連動することで、武器や衣装、髪型などを変更可能。これらのアイテムはゲームを遊ぶことで手に入るポイントと交換し、追加課金は発生しない。

　公式サイトでは、ユーザーが登録することでグループを作れるシステムを用意する予定。同じグループのユーザーとは、武器を貸し借りしたり、ポイントを使いアイテムを共同購入したりできるなど、メリットが多数存在する。これは“ユーザー同士のつながりで盛り上がってほしい”という開発からのメッセージが込められているという。「ゲームのクオリティだけでなく、長く楽しんでもらえるような仕組みを構築していきたい」と尾畑ディレクターは熱弁した。

次のページで声優陣＆スペシャルサポーターが登場！

(C)2012 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

データ

関連サイト

• 『ガンスリンガー ストラトス』公式サイト