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2012年5月23日(水)

『ドラゴンズドグマ』の世界をめぐる! オープンワールドを三日三晩歩き続けたプレイインプレッションを公開【前編】

文:電撃オンライン

 カプコンから、明日5月24日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『ドラゴンズドグマ』のプレイレポートを、電撃オンラインの男塾先輩がお届けする。

 どうも、電撃オンラインのダークエルフこと男塾先輩です! いよいよ『ドラゴンズドグマ』が発売されちゃいます! 広大なオープンワールドでファンタジー世界を冒険できるということで、古くは『ロードス島戦記』などのファンタジーノベルを読みふけっていた者としては、発売がとても楽しみだったわけで。あ、ちなみに先着特典として水野良先生書き下ろしの小説がもらえるとか、高まりますね、これは。

 というわけで、ひと足早く本作をプレイさせていただきましたので、プレイインプレッションをお届けしていきます! といってもまだ発売前なので、序盤に行ける範囲内になるかと……いや、そこは頑張りますけども。なるべく細かいところまで回ってみたいと思っています。



■プロローグで操作方法などをチェック! キメラの山羊が怖いけど頑張るよ!

 早速ゲームスタートすると、いきなりプレイヤーキャラが登場? あれ? エディットできるんじゃなかったっけ? という謎は後々解消されるのですが、とりあえず案内されるがまま洞窟を進んでいくことに。親切に操作方法を教えてくれたりするので、これは最初のチュートリアル的なものかな? と思ってみる。

『ドラゴンズドグマ』
▲なんだか先があやしい雰囲気だけど、とりあえず覚えたての操作で切り抜けようと思うよ。

 アクションの操作感としてはシンプル。それほど難易度の高いことは要求されず、攻撃と防御の切り替えが可能。特殊な攻撃(シールドバッシュやスキルによる技)もできてバリエーションは豊富です。今は職業がファイターなので、他の職業になった時の攻撃方法も気になるところ。ストライダーの弓で遠距離攻撃とか、メイジの魔法攻撃もどんな感じなんだろうか。と、期待に胸を膨らませていると……。

 目の前にいきなり巨大なドラゴンが登場! え、もうですか?

『ドラゴンズドグマ』
▲炎を吐いて飛んでいった……ので、とりあえずセーフ。先へ進む。

 ほどなくしてゴブリンが登場! これがっ! ゴブリンかっ!! ファンタジーノベルや映画などでおなじみのゴブリンのイメージに違わぬゴブリンぶり。その荒ぶるゴブリンに対して、覚えたてのアクションで立ち向かう。リアルにグシャッとなったりドバッとなったりするので、ちょっとかわいそうな気持ちになりつつも、描写がリアルだなーと感心する。それと、ちゃんと1体ごとに「生きてる」感じがするのが、すごい。個々が考えながら行動しているのが見て取れて、これは気が抜けないなぁ。

『ドラゴンズドグマ』
▲仲間が羽交い絞めしたところを攻撃! こういった連携もできるようだ。

 ここで仲間からリムの説明。ここに触れると異界からポーンを呼べるらしいとのことで呼んでみた(実は最初のプレイでここをスルーしたら、散々な目にあったことを報告しておこう)。

『ドラゴンズドグマ』
▲ストライダーとメイジのポーンが仲間に! このポーンがいるといないとで、この先の難易度がかなり変わるので、絶対に忘れないように! 経験者は語るよ!!

 ポーンを仲間にして4人体制になりました。これはかなりバランスのいいパーティではないだろうか。と思っていたら、空からハーピーが! 顔がリアルすぎて怖い! 仲間のメイジが剣に炎属性を付加させてくれたので攻撃するとハーピーが火だるまに。敵の弱点の知識があると、こういったサポートもしてくれるのか。場所によっては、敵の知識のあるサポートポーンを選んで連れていくのがポイントになってくるのかもしれないですね。

『ドラゴンズドグマ』 『ドラゴンズドグマ』
▲上空を飛ぶハーピーに炎属性を付加させた剣で天蓋斬り! 炎に弱いモンスターに対して威力は抜群のようだ。

 ゴブリンやハーピーの群れを倒し、最後に登場したのは、顔は獅子、体は山羊、尾は蛇のキメラ。顔の獅子はまぁ普通に迫力があって怖いし、尾の蛇は毒を吐いてきてやっかいだ。そして背中から首が生えてる山羊が怖すぎる! 目が怖い! これは夢に出るレベルだぜ……。ということで、この山羊を最初にどうにかすべく、アクションの“掴む”を駆使してキメラの背中によじ登り、山羊に攻撃を集中する。ところがこの山羊、魔法を唱えて眠らせてくる……。これは……。

『ドラゴンズドグマ』 『ドラゴンズドグマ』
▲とにかくここで“掴む”を覚えておきたい。場所によって登り方も、攻撃する箇所も違ってくる。

 “掴む”アクションは、掴んだ場所によってちゃんとよじ登り方も異なっていて感心。尾の方からよじ登れば蛇に攻撃できるし、前足の方からよじ登れば山羊や獅子の顔へ攻撃できる。これはきっと、もっと大きなモンスターを相手にした時、楽しいんだろうなぁ。あと、敵の動きを制御する働きもあるみたいで、サポートポーンなども一緒によじ登っていると、敵の動きがにぶっていたように感じた。攻撃だけだと単調になりがちな戦闘が、“掴む”ことで戦略の幅が広がり、そこに考える余地が生まれるのはとてもおもしろい。これはいろいろな職業でアクションを試してみたい。

『ドラゴンズドグマ』 『ドラゴンズドグマ』 『ドラゴンズドグマ』
▲掴んでよじ登って攻撃! 魔法を使う山羊をなんとか黙らせたい。各部位ごとに撃破していく。

 いろいろと掴んだり、よじ登ったり、ポーンと協力して攻撃したりしてキメラを撃破!

『ドラゴンズドグマ』

 あ、ポーンって敵に倒されても覚者が触れば復活するのね。これはアクションが苦手な人でもうれしいですね。特に、戦闘中にいろいろとポーンがサポートしたりアドバイスをくれるので、1人になるとかなり心細い。これはポーンとともに冒険をして、いろいろな発見を楽しむゲームだなと感じたのでした。

『ドラゴンズドグマ』

 そしていよいよ本編になるのかな? プレイヤーキャラのエディットへと進む。

次のページでは、キャラクターエディットに挑戦!

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データ

▼『ドラゴンズドグマ LIMITED EDITION』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS3/Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:2012年5月24日
■希望小売価格:各11,990円(税込)
※イーカプコン専売

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