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2012年6月11日(月)

『ROBOTICS;NOTES』体験版がいよいよ明日配信! いち早くプレイした感想をお届け

文:電撃オンライン

 MAGES.のゲームブランド5pb.から、6月28日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』。ソフトの発売に先駆けて、明日6月12日から配信される体験版のレポートを、ライター・たぐがお届けする。

 青い空、青い海、風にそよぐセーラー服。そして、巨大ロボット! この組み合わせで、たぎらない男の子はいるのか? ……いや、いるわけないだろ常考。というわけで、科学アドベンチャーシリーズの第3弾『ROBOTICS;NOTES』がいよいよ登場です!

『ROBOTICS;NOTES』

 この体験版は、冒頭にあたる“PHASE01”が丸ごと遊べてしまうという太っ腹な内容になっています。しかも物語の導入部分だけあって、ボリューム満点、つかみもバッチリ! 「●●●●に●●した●●●が、●●を●●して、さあ次なる展開は!」ってところで終わるので、もう続きが気になってしょうがないわけです。

 あ、いきなり伏せ字だらけになってしまいましたが、ここから先はもちろんネタバレなしで。むしろ、いろいろ気になって発売日まで眠れなくなっちゃうくらいのさじ加減で、体験版のプレイレポートをお届けします。

『ROBOTICS;NOTES』 『ROBOTICS;NOTES』
▲2019年の人々の必需品となっている携帯デバイス“ポケコン”。ギミックとしてだけでなく、演出や、ストーリー展開を左右するアイテムとしても活用される。本作のカギのひとつ。▲世界中で神アニメと賞賛されている劇中アニメ『機動バトラー ガンヴァレル』。このロボットを現実に再現しようという試みが、ロボ部が取り組む“ガンヴァレルをつくろうプロジェクト”だ。

 ちなみに私のステータスは、以下のとおり。
●科学アドベンチャーシリーズの前2作品『CHAOS;HEAD(カオスヘッド)』と『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』はプレイ済み(もちろん全ルート制覇!)
●アドベンチャーゲームは『ポリスノーツ』や『428』あたりの有名どころもプレイ経験あり
●小説とか映画とかストーリーを楽しむもの全般が好き

 なお、アドベンチャーゲームや、ゲームに限らずストーリーものが好きな人で、この後のレビュー記事、『電撃PlayStation』の記事、公式サイトでの情報でひとつでも気になるワードやネタがあったら、そこを入口に遊んでまちがいないと思います。あ、もう結論出ちゃいましたが、ほんといいですよ『ROBOTICS;NOTES』。

 というわけで、『ROBOTICS;NOTES』の世界におじゃりもうせ!

『ROBOTICS;NOTES』
▲作品中であき穂たちが使う「おじゃりもうせ」は、種子島地方の方言で、人を歓迎する時に使う「いらっしゃいませ」の意味。他にも種子島地方ならではの方言がいくつか登場する。

■“ロボットを作る”という異色のジュブナイル――そしてその裏にうごめく陰謀の数々

 アドベンチャーゲームといえば、なにはなくともストーリーが命なわけです。今回はロボットという“科学”が中心のテーマにしつつも、ジュブナイル的な青春熱血ストーリーも楽しめるものになっています。

 それを象徴するのが各イメージイラストで描かれている青空と、ロボ部のメンバーたち。この爽やかさ全開のイメージが、今までのシリーズよりも最初の取っつきにくさを、かなりなくしているのではないでしょうか。

 シリーズファン向けに言っておくと、あくまでも“入口は”です。中身はものすごく科学アドベンチャーしているのでご安心を!

『ROBOTICS;NOTES』

舞台は2019年の種子島。
元気印の熱血女の子、瀬乃宮あき穂が部長を務めるロボット研究部(通称、ロボ部)は、巨大ロボットの建造を目指し、日々奮闘していた。

しかし、そこに思わぬ魔の手が――。

それは教頭による部費の停止と、いきなりの廃部通告!
廃部を免れるには東京で開催されるロボットの大会“ROBO-ONE”で優勝することが条件。しかし、今のロボ部には、優勝を狙えるロボットも、それを動かすオペレーターもいなかった……。

 というのがPHASE01の序盤のストーリーです。ちなみに、教頭がラスボスではありません。あしからず。

『ROBOTICS;NOTES』
▲ロボ部廃部のピンチ! でも本当は、学校側にムチャな要求をしたあき穂にもちょっと責任があったり。
『ROBOTICS;NOTES』
▲日本最強のロボットチャンピオン・ミスタープレアデス。彼を倒さねばROBO-ONE優勝は成し得ない!

 はい。完全に王道をゆく熱血青春ストーリーです。どうもありがとうございました。しかし、それだけではないのが、本作が科学アドベンチャーたる理由。

 ロボ部の奮闘が中心に描かれながらも、あき穂の姉・みさ希が勤める巨大企業エグゾスケルトン社や、9年前に起きた“あねもね号集団失神事件”と謎の“後遺症”、世界の陰謀を暴くという“君島レポート”の存在など、明らかに怪しいキーワードがところどころに顔を出してきます。そして、それらのつながりを匂わせるような、あるキャラクターのセリフも。

 きっとそれらの闇が、あの青空を覆い尽くしてしまうような、普通ではいられない展開が待っているはずです。

次のページで世界観や主人公などをレポート!

(C)MAGES./5pb./Nitroplus

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