2012年7月4日(水)
CJインターネットジャパンとドワンゴは、PC用オンラインACT『LOST SAGA(ロストサーガ)』と動画投稿サイト・ニコニコ動画とのタイアップイベント、“ナマケットGames with ロストサーガ”を実施している。
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“ナマケットGames with ロストサーガ”では、まず6月8~7月8日に予選を実施。ニコニコ生放送で、レギュレーション通りに『ロストサーガ』のプレイ映像を配信したユーザーの中から、成績優秀者を中心に7月13日の本戦出場者を決定する。そして7月21日にはゲストプレイヤーを交えて行う本戦の模様を、ニコニコ生放送で配信する。
予選が佳境を迎える中、タイアップの経緯や予選の様子をお聞きするため、『ロストサーガ』のプロデューサー・成川誠さんと、ナマケットのディレクターである伊予柑さんにインタビューを決行! 気になる本戦のルールや、本選を勝ち抜くためのコツについても伺った。
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▲大会のルールについて解説してくれた成川さん(左)と、タイアップの経緯についてお話してくれた伊予柑さん(右)。(※インタビュー中は敬称略)。 |
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――今回、『ロストサーガ』とタイアップしたナマケットとはどんなイベントなのでしょうか?
伊予柑:ナマケットは、(ニコニコ動画内の)ニコニコ生放送という生放送を配信されている生主(なまぬし)さんに、さまざまなテーマで対決していただこうというオンラインイベントです。具体的には、“おもしろい放送”や“女性生主の魅力”をテーマに生放送を行っていただき、放送を見たユーザーさんからのアンケートなどで、そのテーマでナンバー1の生主を決定するというイベントになります。
ニコニコ大会議や超会議は、ニコニコ動画全体を盛り上げるために、ニコニコダンスマスターは“踊ってみた”というダンス動画を盛り上げるために企画してきたイベントですが、ナマケットはニコニコ生放送を盛り上げために企画したイベントですね。
――ニコニコ生放送の現状についてお聞かせください。
伊予柑:おかげさまでご好評をいただいておりまして、年間で述べ20万人以上のユーザーさんにご利用いただいております。ナマケットもありがたいことに今回で6回目を迎えるのですが、最大規模のイベントとなったナマケット3では100名以上のユーザーさんが同時に生放送をしてくださり、70万名以上の方に放送をご覧いただきました。
――これまでのナマケットは、放送のおもしろさや女性生主の魅力を主軸としたものでしたが、今回テーマにゲームを選ばれたのには、どういった意図があるのでしょうか?
伊予柑:ニコニコ生放送の生主さんは大きく2つのタイプに分けることができると思うんです。ニコニコ生放送をメディアとしてとらえ、ご自身のパフォーマンスでユーザーさんを惹き付けようと考えている方と、ニコニコ生放送を友だちとコミュニケーションの場所として考えている方ですね。
これまでのナマケットでは、前者のような方に注目してイベントを行ってきました。理由は単純で、やはりそういう方の放送は、パッと見てすぐにおもしろさが伝わりますので、ニコニコ生放送という存在をアピールするのに適していると考えたからです。
でも、実際は後者のような方も多くて、最近はスウェーデンのインディーズゲーム開発会社・Mojang AB社の『Minecraft(マインクラフト)』の生放送を中心に、コミュニケーションツールとして友だちとゲームを遊んでいる様子を配信しているユーザーさんが増えていきているんです。
『マインクラフト』は、ドットで描かれた木や石のブロックを積み上げながら世界を作っていくゲームなのですが、わりと簡単に始められて、自分のワールドに別のプレイヤーを招待することもできるので、コミュニケーションツールとしては最適なんですよね。実際、ニコニコ生放送をオンラインゲームで言うところのロビーとして使っているユーザーさんも多くて、生主のプレイを見ていた視聴者が生主のゲームに参加するなどということも行われています。
ニコニコ生放送の約4割がゲームの実況だということもあり、今回はコミュニケーションの場としてのニコニコ生放送をアピールするためにゲームというテーマを選ばせていだたきました。
――タイアップするゲームとして、『ロストサーガ』を選ばれた理由を教えてください。
伊予柑:ゲームとタイアップを行うなら、やはりネットを介してコミュニケーションを楽しめるオンラインゲームで、プレイ時間が結果に大きく影響しすぎず、誰でもすぐに始められるものがよいだろうということで、いろいろとタイアップ先を検討した結果、『ロストサーガ』とタイアップさせていただくこととなりました。
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▲多彩なキャラクターと、誰でも気軽に楽しめるゲーム性が魅力の『ロストサーガ』。ニコニコ動画のユーザーにも受け入れられやすい作品とのことで、今回のタイアップ先として選ばれた。 |
――成川さんはタイアップのお話を聞いてどう思われましたか?
成川:最初は正直、驚きました。実は私たちも、『ロストサーガ』というゲームそのものに関しては自信を持ってサービスしておりましたが、ネームバリューが弱いことは自覚しており、新しい形でこのゲームを広めていけないかと模索しているところでした。
実際に伊予柑さんとお会いし、ゲームを使ったコミュニケーションを促進するための作品として『ロストサーガ』を選んでいただいたとのお話を聞いた時は本当にうれしく思いました。私たちとしてもユーザーさん同士の交流が活発化してくれればと考えておりましたので、「ぜひやらせてください」と、逆にこちらからお願いさせていただいたぐらいです。
伊予柑:実際にタイアップを行うにあたり、成川さんにはゲームの内容自体も調整していただいたりと、本当にお世話になりました。
成川:「プレイ時間が影響しすぎないように」とのことでしたので、今回のタイアップで『ロストサーガ』を始めていただいたユーザーさんにも、いきなり予選の舞台となるデスタワー(Normal)に挑戦できるよう調整いたしました。
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