2012年8月1日(水)
『バイオハザード クロニクルズ HDセレクション』は、Wiiで発売された『クロニクルズ』シリーズ2タイトルをHD化し、1つのパッケージに収録した作品だ。ところが『バイオハザード』好きなkbjは、あまり乗り気ではなさそう。忙しくて遊べていなくて、Wiiでプレイしたっきりだからだという。それを聞いたドクターZのメガネの奥の瞳がキラリと光る。
ドクターZ「それは好都合……おっと。いや、私も大した腕ではありませんよ。フェアな対戦です、フェア。それに楽しくプレイするのが、この企画のモットーではないですか」
というもっともらしい理由で、早速『バイオハザード クロニクルズ HDセレクション』をやることに。まずは、『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』を2人でプレイして、新機能や協力プレイの楽しさを確認することとなった。
本作では、エイミング(狙いをつけること)をサポートする“AUTO AIM”機能が追加され、ワイヤレスコントローラでも遊びやすくなっている。ポインティングデバイスであるモーションコントローラ・PlayStation Move(以下、PS Move)にも対応しているが、PS Moveが2つないという場合でも、迫力のガンSTGを一緒に体験できる。
kbj「ゾンビはどうして生きている人を襲ってくるのですかね? 人間じゃなくゾンビの肉を食べていてくれれば、こっちは楽なんですが」
ドクターZ「(何を言い出すんだ、この人は)……さあ!? フレッシュな肉が好きなんじゃないですか?」
という他愛もない会話を挟みつつ、突然飛び出すゾンビに驚きつつ、ついに2人はボス・ヨーンの部屋にたどり着く。
死線をくぐりぬけてきた2人は、クリスとジルのような見事な協力プレイで、ヨーンを撃退。ステージをクリアした。
kbj「さて、では次のゲームにいきますか!」
ドクターZ「なにをおっしゃいますか! 本作には『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』も収録しています。今度は、PS Moveを使い、スコアアタックでバトルです!!」
というわけで、ドクターZのペースのままに、今度は対戦することになった。しかし、ここでkbjの脳裏に1つの疑問が浮かぶ。
kbj「なぜ、ドクターZはこうまでしてこのタイトルにこだわるのか? ガンSTGがそんなに得意なのか? いや、さっきのプレイではそうは見えなかった。わからない、彼の手の内が読めないっ!!」
そんなkbjを余所に、ドクターZは着々とゲームを進める。金塊や武器を逃さず取りつつ、ゾンビを快調に倒していく。おかしい、いつものドクターZではない。……まさか!?
kbj「ドクターZ、貴様、このゲームやりこんでいるなッ!」
ドクターZ「ふっふっふっ、ここは“答える必要はない”とでも答えればいいのかな?」
kbjが「いや、答えろよ!」と問い詰めたところ、本作をよく知るカプコンスタッフからポイントを教えてもらって、対戦前にプレイしていたことを自白。まったくどの口が“フェアな対戦”と言うのやら。
そのカプコンスタッフの教えもあってか、ミスらしいミスをせず、ヒルダを倒したドクターZ。不敵な笑みを浮かべながら、kbjのプレイを見守った。一方のkbjは「Wiiでプレイした時の(経験値的な)貯金があるから、まあなんとかなるだろう……」と相変わらずの楽観的なコメントを披露。はたして、どうなる!?
とある人の教えに従い、ピンチの今こそふてぶてしい態度を取る『逆転裁判』マニアのkbj。先ほどのリザルトで、ドクターZのヘッドショット回数が少なかったのを見て、なるべくヘッドショットで倒すことを心掛ける。
さらにノーダメージクリアによるボーナスも狙っていたというが、道中でダメージを負ってしまってからは、開き直って弾をばらまいていた。こちらも無事にヒルダを倒して、ステージクリア。気になる2人の結果は!?
▲ドクターZ | ▲kbj |
撃退数でSランクを取ったドクターZに対し、kbjはわずか3体足りずAランクに。撃退数のポイントが半分になっていたのを見て、kbjは負けを覚悟するが――。
“ゲームスコア”でリードしたkbjが見事に勝利! 敗北したドクターZは、「もうすぐ生まれる娘のためにも、勝ちたかった! どんな手を使っても……勝ちたかったんだ!!」と床を叩きながら、男泣き。
すべてはヤツから始まった……長きに渡る決着が3ページ目で!?
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