今回の“電撃オンライン VS. CAPCOM”は『バイオ HDセレクション』『ストクロ』『アイルーでパズルー』！ そして企画にまさかの展開が!?

文：電撃オンライン

■休憩のはずがトークコーナーに!?

　バトルが続いたので、ちょっと休憩を挟もうとしたkbj＆カネキングだったが、そうはMIZUが下ろさぬ。

MIZU「おおっと、『ストリートファイター X 鉄拳』といえばだね、iOSのアプリがこの夏に出るんだよ！　これでどこでも『ストリートファイター X 鉄拳』を楽しめるってわけさ」

「iOSのアプリとはいえ、まったく手を抜いていないよ。もちろん、うちのクオリティは、『ストリートファイターIV VOLT』を見ればわかるだろ？」

「僕はアメリカで育ったんだけどね、そこで『ストリートファイター』を遊びまくっていたんだ。その後、『ストII』が大ブレイクした。この『ストリートファイター X 鉄拳』があるのは、あの時、僕が遊んでいたからだろうね」

kbj「あの、MIZUさん、MIZUさん」

MIZU「なんだよ、今、僕と『ストリートファイター』の歴史を話して、盛り上がっているところだったのに。この後、ゲームの紹介になるから、もうちょっといい子でいてね」

kbj「その話前にもしていましたよね。それで思い出したんですけど、MIZUさんって今エレガントマッスルMIZUって名乗っているじゃないですか」

MIZU「そうだね」

kbj「でも初期のころはビッグマスクMIZUだったり、双子の弟設定があったり、いつの間にかエレガントマスクMIZUになっていたり、かと思えばエレガントマッスルMIZUになっていたり、もう設定がややこしすぎてついていけないんですよ！　今、あなたは誰なんですか？」

MIZU「えっ!?　エレファントマッスル……MIZUかな？」

kbj「誰だよ！　その場その場で設定を適当に考え過ぎなんだよ！　どこにエレファント要素があるんだよ！」

MIZU「うるさいよ！　僕にキャラ付けをしているのは原稿を書いている君じゃないか！　僕はある意味この企画の犠牲者だよ！　僕は一体誰なんだ！　こっちが聞きたいよ！」

MIZU「僕は一体誰なんだろう……」

MIZU「1つ思ったんだけど、僕はマスクを変えてもMIZUだと思うんだ」

kbj「そうですね」

MIZU「つまり、僕はエレガントでもマッスルでもエレファントでも、MIZUはMIZUなんだ」

kbj「そうですね」

MIZU「だから僕はMIZUであり、MIZUなんだ」

kbj「そうですね」

MIZU「ていうか、僕の設定とかぶっちゃけ読者にとってどうでもよくないかな？　そんなに重要な情報かな？」

kbj「いえ、『ストリートファイター X 鉄拳』の方が重要だと思います」

MIZU「だよね」

　だんだん投げやりになってきたMIZU。最終回なので、設定の適当っぷりには目をつむってほしい。MIZUはMIZU。それ以上でも、それ以下でもないのだ。

MIZU「じゃあ続けるよ。このアプリは、手軽さと遊びやすさを両立させるために、オリジナルのよさを残しつつ、独自のシステムを入れているのさ。それが、2人で1つの体力ゲージを使うということさ。どうしても、小さいモニターでプレイすることになるし、スペック的な問題もあるからね。でも、これによって、視覚的にもわかりやすくなっているし、ライトなユーザーはいいと思うんだ」

「あとは、ゲーム中に特定の攻撃をヒットさせると、抽選で選ばれたジェムでキャラが強化されるよ。サブキャラクターとの交代には、パートナーゲージが関係するんだ。これがない時に攻撃をくらうとメインキャラと交代させられちゃうので、注意してくれよ！」

「もちろん、通信対戦にも対応。Wi-FiとBluetoothで対戦できるから……ふん、ふん！」

「説明していたのに……ふん、ふん、おう、はぁ！　せい！　はぁはぁ……思わずプレイしちゃうよ！」

カネキング「終わりましたか!?　じゃあそろそろ次のゲームにいきま……」

MIZU「しょうがないな、じゃあ次のゲームだ。iOS用ACT『フミンズナイト』を紹介しよう」

カネキング「え？　そういう意味？　MIZUさんが説明する次のゲームじゃなくて、次に対戦するゲームっていう意味だったんですが」

MIZU「細かいこというなよ、カネキング。同じ日本人だろ」

　いや、日本人って……せめて同郷とか、クラスメイトとか、そういう共通のもので親近感を出してくれ、MIZU。

MIZU「なんか、2人とも黙っちゃったけど、僕の筋肉はまだ止まらないよ。この『フミンズナイト』は、フリックとタップだけで遊べる直感的な操作性になっているのさ！」

「主人公のニックの家に、毎晩いろいろな訪問者が来るのさ。普通だったら「人気者だね」で済むんだけど、ゾンビとか宇宙人だから、笑えないよね。マッスススススル！（笑）　それで。彼らの進入を防ぐために、窓やドアにバリケードを作成して、朝まで部屋を守り抜けばゲームクリアになるっていう寸法さ」

「これがシンプルだけど、なかなか熱いゲームになっていてだね……説明していたのに……トントン、トントン、ガチャガチャ、おわっ？　落ち着け！　落ち着けって!!　はぁはぁ……思わずプレイしちゃうくらいに、楽しめるんだ。しかも、1プレイは長くないから、ちょっとしたブランク時間で遊べるのもいいね。今後もカプコンは、おもしろくて高品質なアプリを配信していくと思うから、コンシューマだけではなくて、こちらにも注目してくれ！」

　どうやら、やっと満足したようだ。というわけで、『ストリートファイター X 鉄拳』は今夏に配信予定で、『フミンズナイト』は配信中。寝苦しい夜は、横になりながらアプリですっきり爽快な気分になってみては？

おまたせしました。5ページ目で最後のバトルです！

(C)CAPCOM U.S.A., INC. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)2012 NAMCO BANDAI Games Inc.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.

データ

関連サイト

• “カプコンオフィシャルショップ イーカプコンお台場出張所”
• カプコン