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2012年8月20日(月)

gamescom会場で『ヒットマン アブソリューション』を先行プレイ! 新モードについて開発ディレクターを直撃

文:電撃オンライン

 スクウェア・エニックスから発売される暗殺アクション『HITMAN ABSOLUTION(ヒットマン アブソリューション)』のプレイインプレッションと、ディレクター・Tore Blystad氏へのインタビューを掲載する。

 『ヒットマン アブソリューション』は、暗殺者・エージェント47を主人公とするステルスアクション『ヒットマン』シリーズの最新作。47の最も親しい友人でもあるシリーズおなじみのオペーレーター・ダイアナの暗殺依頼から物語が始まり、ダイアナの最期の依頼を果たし真実を明らかにするため、暗殺組織を離れて戦いを始める47が描かれる。

『ヒットマン アブソリューション』

 先日行われたイベントでは、新システムが紹介されした。今回は、最新バージョンをプレイしたインプレッションと、開発スタッフへのインタビューを掲載する。

■周囲の状況からさまざまなテクニックを模索するのが楽しい“Constracs”モード

 試遊できたのは新モードの“Constracs”。人があふれかえっている中国の小さな街の中で、誰にも気付かれずにターゲット2名を暗殺し、街から脱出するというのが今回のミッションだ。ターゲットまで近づくのは容易だが、マップの中には一般住人や巡回の警察官などがいるので、銃を出して歩きまわるわけにもいかない。そんなことをすれば怪しまれて、すぐに警官が寄ってくる。そこで銃を収めて、暗殺用のロープを武器に選択。身を潜めながら、最初のターゲットである警察官の様子を荷物越しに探る。人のいないところに歩いて行くのを見たら、すかさず後ろから近づき、首をロープで……。

『ヒットマン アブソリューション』

 ボタンの対応さえ覚えておけば操作方法で困ることはほとんどない。ただ、周囲の様子をしっかり視認して、どの位置に何があるのか、誰がいるのかををしっかり把握することが重要だ。1人に不信感を与えてしまうだけで、その後の暗殺は非常に困難になってしまう。

 警察官を殺害したら、警察官の服装を拝借し、死体を見つかりにくいところまで引っ張っておく。焦りは禁物だ。警察官の服を着ることで、周囲に不信感を与えることなく、次のターゲットの位置まで移動することができる。とはいえ、過信は禁物。警察官が目立つのは間違いないので、行動には注意しなければいけない。

 次のターゲットはジャージ姿の若い男。しかし、男の位置まで移動するには、通路に座り込む警察官の前を通らなければいけない。『ヒットマン』では、街にあるさまざまなギミックを使うことで、NPCの行動を誘導できる。どこかで不審な音がすれば、警察官はそこに向かうし、身の危険を感じればターゲットも行動を起こす。これらをうまく利用して、誰にも見られない状況を作り出し、ターゲットを倒すのだ。

『ヒットマン アブソリューション』

 ……と、カッコイイことを言っているが、私は暗殺の才能に乏しいらしく、2人目のターゲットを倒すことに失敗しまくり、クリアには至らなかった。暗殺には、せん細な行動が必要らしく、大雑把な自分自身が恨めしい。

 ということで、ここは暗殺のプロフェッショナル、もとい、暗殺ゲームのプロフェッショナルに話をうかがうことにした。

次のページでディレクターへインタビュー!

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