News

2012年8月29日(水)

原作再現度の高さとこだわりにファンも納得! ヒーローのお約束がとことん詰まった『ロストヒーローズ』をキャラ好き視点でレポート

文:タニシ

 バンダイナムコゲームスから9月6日に発売されるPSP/3DS用ソフト『ロストヒーローズ』は、『ウルトラマン』『仮面ライダー』『ガンダム』シリーズから新旧キャラが集結する本格ダンジョンRPG。各作品の垣根を越えた夢の共演、ヒーローならではのド派手な必殺技やスキル演出、さまざまなやり込み要素などの魅力が詰まった作品です。

 幼いころから長らく愛されてきたヒーローたちが集結すると聞き、今なおヒーローに憧れるライター・タニシが、原作ファンとしての“こだわり”の目線で本作の魅力を紹介していきます! この記事はキャラ好き視点のレポートなので、“ダンジョンRPGとしてどうなのか”が気になる人は、8月23日に掲載されたダンジョンRPG好き視点のレポートをチェックしてください。

■巨大ヒーローのお約束が満載! 3視点からキャラを魅せるカメラワークも!!

 3作品の中でも『ウルトラマン』シリーズの最大の魅力と言えば、巨大化ヒーローならではのダイナミックさにあります。巨大怪獣に格闘攻撃を繰り出す姿、多彩な光線技で派手に敵を倒す姿はまさに巨大ヒーローの醍醐味でしょう。本作では、ウルトラマンゼロがHEROスキルを使用した際に地面に着地をするシーンがありましたが、周囲に砂埃が舞い上がったりと、巨大ヒーローであることを強調させる演出がされていたのに感動しました。

『ロストヒーローズ』 『ロストヒーローズ』
▲エネルギーをためる演出は、光の国の住人であるウルトラ戦士だからこそ。そして必殺技を繰り出す際に見せる、体を大きく使ったメリハリの効いたポーズもしっかりと再現されていました。
『ロストヒーローズ』 『ロストヒーローズ』
▲さまざまな光線技で有名な初代ウルトラマン。代表的なスペシウム光線はもちろんのこと、ウルトラアタック光線やウルトラアイスポットなど、原作では登場回数こそ少ないが、ファンにはたまらない技の数々が使用できます!

 そんな『ウルトラマン』たちのHEROスキルには、ヒーローもののお約束である“別アングルからの視点で3回主役を見せる”演出が成されていました。各キャラクターの一番の見せどころをしっかりと押さえている辺りに、開発スタッフの“ヒーローへのこだわり”を強く感じました。

『ロストヒーローズ』 『ロストヒーローズ』
▲ウルトラマンのHEROスキルの1つは、“スペシウム光線”。まずは変身の演出から入る辺りもグッっとくる要素でした! 腕を十字に構えて力をため、スペシウム光線を発射します。まずは横からのカメラワーク!
『ロストヒーローズ』 『ロストヒーローズ』
▲次に上からのカットに切り替わり、最後は後ろから敵に向かってスペシウム光線を放つシーンと特撮のお約束演出が楽しめます! ウルトラマンの特徴である前傾姿勢も再現してあったりと、満足感でいっぱいです!!

→BLACK RXの“地面を叩いてからジャンプする仕草”を完璧に再現(2ページ目へ)

(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 (C)石森プロ・東映 (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS (C)円谷プロ
※画面は3DS版の開発中のもの。

1 2 3

データ

▼『ロストヒーローズ』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PSP(ダウンロード専用)
■ジャンル:RPG
■発売日:2012年9月6日
■価格:6,280円(税込)

関連サイト