2012年9月19日（水）
アドルの少年時代も判明！ “優しさ”だけじゃない本格アクションの歯ごたえも味わえる『イース セルセタの樹海』プレイレポート
■簡単操作で爽快アクション！ 進化しながらも『イース』らしさは健在
次は、『イース』シリーズの核とも言えるアクション部分について。本作では危険な魔物がうごめく樹海を、アドルたちを操作して探索していきます。その際は攻撃やガード、回避行動などのアクションを駆使して敵と戦うわけですが、これらは基本的に、ボタン1つでOKの簡単操作。移動を含め、どのアクションも非常にスピーディで、爽快感あふれるバトルが楽しめます。
PS Vitaのスペックのおかげで、一度に出現する敵の数は多めなのですが、戦っているのがまったく苦にならないレベル。気がついたら、樹海を回って敵と戦っているだけで2時間以上も経過していましたよ！
攻撃手段は、通常攻撃の他に“溜め攻撃”やスキル、EXTRAスキルがありますが、こちらも操作は簡単。一番複雑なスキルでも、Rボタンと○、×などの4ボタンとの同時押しと、シンプルな操作でアクションが繰り出せます。
スキルの種類もさまざまで、突進攻撃を繰り出す“ソニックスライド”や、敵をスタンさせやすい“スタンレイド”など、状況に合わせて使うことでラクに戦えました。EXTRAスキルは各キャラの必殺技で、使用条件が厳しく乱発こそできませんが、威力はバツグン。ボスなどの強敵相手に頼れる存在です！
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| ▲溜め攻撃はスキルの使用に必要なスキルポイントを、スキルはEXTRAスキルの使用に必要なEXTRAゲージをためる手段でもあり、溜め攻撃→スキル→EXTRAスキルという流れで攻撃するのがセオリー。ボスなどの強敵と戦う時には、このセオリーを守って効率よく相手にダメージを与えるのがポイントです。 | ||||
強敵とのバトルの際に忘れてはいけないのが、防御アクションのフラッシュガードとフラッシュムーブ。前者は敵の攻撃が当たるタイミングに合わせてガード、後者は回避行動を行うことで発動でき、どちらも敵の攻撃を無効化できます。さらに、フラッシュガードなら一定時間攻撃が必ずクリティカルに。フラッシュムーブなら敵の行動が遅くなり、一方的に攻撃可能です。
少々テクニカルなアクションで、無理に使わなくても敵は倒せるのですが、相手の行動パターンを見極めて発動できた時は実に爽快。これらで敵の攻撃を封殺できれば、相手がどんなに強くても勝機はあるわけですから、低レベルクリアなどを目指す場合は積極的に狙いたいですね。
本作には難易度設定もあるので、高難易度でプレイする時はぜひ。極めれば、最高難易度“Nightmare”もクリアできるハズ！ ……と言うか、むしろこれらのアクションをマスターしないと、“Nightmare”をクリアするのは難しいでしょう。
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| ▲敵の攻撃の大半には予備動作があるので、そのタイミングを計れば意外と簡単に防御アクションが可能。フラッシュガードを発動させた後にEXTRAスキルを使うと、連続クリティカルで敵のHPをガンガン削れて超気持ちいい！ | ||
■相手に合わせて操作キャラをチェンジ！ パーティーバトルが勝利のカギに
本作では、最大3人のパーティーで行動できます。操作キャラは3人の中から1人を選択でき、キャラ交代もボタン1つでOKです。アドルたちの攻撃には斬撃・打撃・射撃という3つの属性があり、敵の弱点属性で攻撃すれば、より多くのダメージを与えられます。
操作していないキャラもAIで自動的に敵を攻撃してくれますが、効率よく戦うには、やはり操作キャラで敵の弱点を突くのが最良の戦術。的確なキャラ交代で敵を倒せば、気分も爽快です。
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| ▲斬撃は表皮が柔らかい植物や軟体生物、打撃は表皮が硬い虫やカニ、射撃は飛行している敵にそれぞれ有効。これらの敵に対応できるよう、属性の異なる3人でパーティーを組むのがセオリーです。敵の弱点を突いて倒すと“エクセレントキル”となり、ドロップアイテムの質がよくなるのもポイントです。 | ||||
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| ▲パーティー3人の攻撃属性の組み合わせで、ダメージやレアアイテムドロップ率アップなどの効果が得られるパーティーアビリティが発動。時にはセオリーを無視したパーティー編成を行うのもアリでしょう。 |
これらのアクションを駆使しても苦戦を強いられるのが、ダンジョンの奥地に潜むボスです。ボスは、単純に攻撃力やHPなどのパラメータが高いだけでなく、特定の手順を踏まないとダメージが通りにくい場合が多々あります。
さらに、その攻撃パターンも多彩で、こちらが予想できないような奇抜なアクションも多いです。ボスとの“やるかやられるか！”という緊張感あふれるバトルは、実に楽しいもの。詳細はネタバレになるので控えますが、その楽しさは自信を持って保証します！
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| ▲ボス戦は序盤からド派手に展開！ その巨体に圧倒され、攻撃方法の多彩さに驚かされ、あまりのタフさに困らされます。戦いの中で相手の動きを見極め、勝利をつかみましょう！ |
→地図の作成や拠点の施設など、やり込みにもかかわる要素を紹介（3ページ目へ）
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