2012年10月11日(木)
そみん:ネタバレをしたくないので、あまり深くは語れませんけど、ストーリーやキャラクター、世界観についてはどう感じました?
Mac佐藤:僕はもう、ファミコン時代からの『ファイナルファンタジー』ファンなので、土水火風のクリスタルが出てくる時点で「よし!」と手ごたえを感じました。それに、イメージイラストで飛空艇が出てくるところもグッときましたね。
そういう意味では、『ファイナルファンタジー』っぽさに興味をひかれた感じです。
▲本作のキャラクターデザインは、『ファイナルファンタジー タクティクス』などで知られる吉田明彦さんが担当。 |
YU:私は吉田明彦さんのイラストが気になりました。特にアニエスなんですけど、すごくストレートなファンタジーな感じがして、こういう世界観って、最近は逆に珍しいかなって思いました。だいたい、ちょっとSF要素が入った世界観が多いじゃないですか。
Rusty:かなり前の座談会でも、そんな話題が出たね。なんだかんだ我々って、“剣と魔法のファンタジー”が好きなんだと思う。
そみん:子どものころ、ファミコン時代から慣れ親しんだ、RPGの原点となる味みたいなものですからね。
YU:私はそこまでファミコン時代のゲームへの思い入れはありませんけど、設定が複雑すぎるゲームに比べて、『ブレイブリーデフォルト』の世界観はいい意味でシンプルで、すんなりと入っていけました。
そみん:ちなみに、どのへんまでプレイしました?
YU:10時間くらいプレイして、1章をほぼクリアした感じです。まだまだ序盤だと思いますけど、経験値稼ぎを始めるとみるみる時間がたっていって、ヤバイですね(笑)。
Mac佐藤:僕は基本のジョブがある程度そろってきたくらいです。そう言うと終盤まで来ている気がするんですけど、物語的にはまだまだたくさん謎が残っているんですよね。そみんさん、そのへんはどうなんでしょう?
▲異世界ルクセンダルクを舞台に、風のクリスタルの巫女であるアニエスと、闇によって村を滅ぼされた青年ティズとの冒険が展開する。 |
そみん:ネタバレになるのでノーコメントで(笑)。
Rusty:率直に聞くけど、ストーリー的にはおもしろい?
Mac佐藤:キャラクターの個性が立っていて、おもしろいですよ。なんとなく展開が予想できる王道の部分と、そんな予想をうまく裏切る展開があって、普通に先の展開が気になります。
YU:まだ序盤ですけど、“世界を闇から守るためにクリスタルを解放していく”というメインの目的がわかりやすいから、変に悩まずプレイできるのは大きい気がします。なんと言うか、遊んでいて安心感がある展開ですね、今のところは。
Rusty:そみんのプレイレポートによるとネタバレ満載とのことだった“Dの手帳”はどうだった?
▲記憶喪失のリングアベルが持つ“Dの手帳”。なぜか、未来の出来事についても記されている。 |
Mac佐藤:僕はあえて全部読んでからプレイしましたけど、そこまでネタバレ満載とは思いませんでした。
Rusty:実は自分も同じで、手帳の大半を読んでから遊び始めたけど、それによってストーリーがつまらなくなった感じはしなかったんだよね、せいぜい、次に向かう国の名前がわかるくらいで、そんなにネタバレはなかったと思う。
YU:そうですか? 私はパラパラっと見ただけですけど、挿絵を見るだけでもちょっと物語の展開を予測できそうな部分があったから、ネタバレが怖くて、読むのを止めました(笑)。
そみん:僕と同じパターンですね。勘がいい人には、ヒントが盛り込まれすぎだと思いますよ。
▲最初から大部分を読めるが、本当に大事な部分はゲームの進行に応じて追加されていく。ある程度はネタバレを気にしなくても大丈夫かも? |
Mac佐藤:そうかもしれませんけど、本当にネタバレになる部分は最初は読めず、物語の進行に応じて内容が追加されていく形ですから。
ネタバレになるので詳しくは言えませんけど、手帳を読んで遊ぶと、逆に「あれれ?」と不思議な感覚を味わえる仕掛けも用意されているので、あえて手帳を全部読んでから遊び始めるのもありだと思いますよ。
Rusty:うーん、2人対2人で、読む派と読まない派で意見が分かれたね。
そみん:これについては、ゲームの発売後に読者に聞いてみたい気がしますね。どっち派が多いのか、気になります(笑)。
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